2018年の抱負(ver.6 20180205リンク追記)

  今年の抱負は、本を読むことではなく、本を書くことです。以下、その備忘録。

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2018年2月19日 (月)

DLT( Distributed Ledger Technology )と華厳思想

 従来、ブロックチェーンと言われてきた技術は、近時、「分散型台帳技術 Distributed Ledger Technology ( DLT )」と呼ばれるようになってきています。その本質が、所有権データを分散型で管理する、というものだからです。

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2018年2月16日 (金)

コンメンタール 尾藤正英「尊王攘夷思想」1977年

本ブログ記事の、

「ひとつの徳川国家思想史」(1)~(12結)

を、PDF化しました。ご利用頂ければ、幸甚です。

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2018年2月14日 (水)

記事のPDF化をしてみました

 本ブログ内の記事で、長編のものを試験的に幾つかPDF化してみました。下記です。

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2018年2月 5日 (月)

古代中国の環境破壊

 浅野裕一著『古代中国の文明観 ―儒家・墨家・道家の論争―』2005年岩波新書
の、PP.2-3、にこうあります。

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2018年2月 1日 (木)

赤い月を見た

 1月31日の水曜日、夜10時半頃。赤い月を見ました。多分、生まれて初めて?

box4

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2018年1月27日 (土)

地球温暖化のメカニズム

 頭の整理のために、今自分が持っている知識で地球温暖化の機構を箇条書きにしてみました。もし、間違い、事実誤認等ありましたら、ご指摘頂けますと非常に助かります。

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2018年1月23日 (火)

西部邁への断章

 西部邁氏が1月21日、亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

 私、西部邁と昼飯を食べる寸前までいったことがあります。(笑)

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2018年1月16日 (火)

越中女房一揆

 表題を見て、何のことかと首を捻る方が多いのではないでしょうか。これは、1918(大正7)年夏、富山県の魚津町から始まった、米騒動のニュースを取り上げたある新聞の見出しです。その全体像は下記の表をご覧ください。

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2018年1月15日 (月)

日本銀行のバランスシート

 下記は、2017年5月現在の日本銀行のバランスシートです。すぐわかることは以下のようなことです。

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2018年1月 3日 (水)

山口昌男と二人の王

 この1973年の夏私はイギリス社会人類学協会(ASA)創立十周年記念大会の後もオックスフォードのウォートン・カレッジに止宿して、読書、本蒐め、ディアギレフ関係の資料集め(モシュレアム美術館)に行って、暇があるとバムブリー通りの社会人類学研究所で、オックスフォード人類学の創始者マレットの寄贈になるマレット蔵書などの本を読んでいた。

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2017年12月31日 (日)

マスコットと苦難の神義論(Theodizee des Leidens)

マスコット( mascot [en]/mascotte [fr])
英語圏には,フランスの作曲家オードランEdmond Audran(1840-1901)のオペラ《 La Mascotte 》の公演(1880)を機に知られるところとなった語。

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2017年12月30日 (土)

北海道のマンモスはなぜ絶滅したか?

 大相撲の初場所は真冬に行われます。某国営放送の中継をみると解説している親方は室内とはいえ大抵半袖シャツ姿です。周囲に体のサイズが大きい方がいれば気付くと思いますが、彼らは大抵汗っかきで、夏場なら常時ハンカチやタオルを握りしめています。それはなぜでしょうか?

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2017年12月21日 (木)

奈良朝びとの古墳破壊とパーセプション・ギャップ

 弊記事で掲げた表に奇妙な部分があることに今頃気付きました。築造年順の7番目、市庭(いちにわ)古墳です。

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2017年12月19日 (火)

古墳は《お墓》ではない?(3/結)

 下記は、前回記事で引用した松木武彦氏の表を少し加工してみたものです。

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2017年12月18日 (月)

古墳は《お墓》ではない?(2)

 (1)の続きです。

 (1)では、なんのために古墳が築造されたのか、ということで、故人の事績を顕彰するというより、築造そのものが目的だったと考えました。そう考えた場合のアイデアを幾つか列挙しました。

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2017年12月13日 (水)

古墳は《お墓》ではない?(1)

 表題は意図的に書いてみました。というのも、《お墓》なら、古墳、とりわけ大王あるいは天皇クラスとみなされる全長数百メートルに及ぶ巨大な前方後円墳で、被葬者がいま一つわからん、なんてことが起きる訳がない、と思うのですね。

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2017年12月11日 (月)

古代弥生人の名前

 縄文、弥生、古墳等の日本古代は無文字社会なので、基本的に人名は残りません。ま、残りようがない訳です。名は当然あったでしょうが、それを記録保存する文字がないからです。

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2017年12月10日 (日)

日本列島の地域別人口分布の歴史的推移

 資本主義の歴史的膨張は、ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京等の巨大都市へ諸資源(人口、マネー、知識など)の集中の過程と相即しています。その再検討の材料として地域別人口の概要は必須知識です。

 下記に大変有益な図表がありましたので、参考までにご紹介します。

図録▽地域別人口分布の超長期推移(縄文時代から1995年まで)

社会実情データ図録」様、毎度、貴重な図表をありがとうございます。

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2017年12月 8日 (金)

一つの H.G.Wells 評

 今からウン十年前に読んで、記憶の底に仕舞い込まれていました。ふと甦ったので、備忘として残すことにします。

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2017年12月 3日 (日)

幕末に列島の植民地化危機はない(2)

 本件に関して、同時代の証言、それも当事者に近い立場の人間の言を一つ引いておきます。

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2017年12月 2日 (土)

貴種流離譚

光源氏須磨流竄の原因は、犯すことが、あつたのである。其故、天上に近い生活から、自ら去つて、流離することになったとしてゐる。其犯しの種類は違ふが、竹取の赫耶姫も、愈、昇天する前になつて、翁に語つた所では、天上の者だが、聊か犯しがあつて、人界に住むことになつたと言ふのである。

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2017年12月 1日 (金)

Max Weber権力理論に対する Otto Brunner からの批判(1)

 ドイツ国制史の泰斗から、Weber権力論に関してこんな批判があったというのは今まで気付かなかった。ブルンナーの本を何年間も積読にしておく私が阿保なのだが・・・。

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2017年11月26日 (日)

高校の図書館にまつわる回想

 高校では割と図書館に入り浸っていた。帰宅部だったこともあるし、図書館司書のお姉さんの魅力に惹かれたこともある。

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2017年11月24日 (金)

文字無き世界(3/結)

 弥生時代から古墳時代、ヤマト王権への変遷は、プリミティブな無文字社会に、漢文でいうところの《文明(暗いところを文字という光が照らし出す)》が浸透する過程そのものです。これは列島の文明史上最大のドラマと言ってよいと思います。

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2017年11月19日 (日)

文字無き世界(2)

 さて、face to face のコミュニケーション形式で成立していた、小規模かつ単純な無文字社会が、何らかの原因で、その範囲を広げたとします。すると、その規模に対して既存のコミュニケーション形式の処理能力は過少であるわけですから、全体的な意思疎通がなかなか成立しないだろうと予想されます。

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2017年11月17日 (金)

文字無き世界(1)

 文字の無い、あるいは文字が使われない社会を人類学では無文字社会とか、前文字社会とか言ったりします。この言葉を聞いて思いつくのは、例えば、アマゾンやボルネオ島奥地の密林で小さな集団(共同体)を作って暮らす、部族社会の人々でしょう。彼らはしばしば「現代において石器時代の生活を送る」といった形容がなされたりします。

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2017年11月 4日 (土)

前方後円墳は、どっちが「前」?

 文字通り、「方」(四角形)が手前で、「円」が奥だと思っていた。
 ところが、この「前方後円墳」の命名は、近代の学術用語ではないということをつい最近知った。

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2017年10月29日 (日)

凝固点降下と文明史(5/結)

理科的な整理

 自然界の物質は大抵、化合物である。純物質はほとんどない。したがって、《鉄 Fe》の原料である鉄鉱石も、基本的に《酸化鉄》である。酸化鉄(赤鉄鉱Fe2O3、磁鉄鉱Fe3O4)を《鉄 Fe》にする反応は、酸化反応の逆の過程、還元反応である。

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2017年10月27日 (金)

村上淳一氏を巡る雑感

 私は、故村上淳一氏の良い読者ではない。精々、つまみ食い程度。したがって、以下は思いつくままをつれづれに書いてみる。

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2017年10月26日 (木)

訃報 村上淳一氏

 法史学者村上淳一氏が亡くなられた。10月24日、84歳。肺炎とのこと。著作で存じ上げているだけだが、知的な恩義を感じている身なので、弊ブログにて一言。

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2017年10月23日 (月)

凝固点降下と文明史(4)

 これまでの議論での隠れたポイントは、木炭である。

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凝固点降下と文明史(3)

 《製鉄》のプロセスは、二段階に分けられる。

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2017年10月19日 (木)

凝固点降下と文明史(2)

 自然科学という分野の(個人的に)嬉しい点の一つは、一見全く異なった現象を同じ原理で統一的に理解できることだ。なぜ嬉しいのか。私は記憶力が悪い。一つの原理で二つの現象を理解できる(一石二鳥)なら、記憶する手間が一つ確実に減る。これが嬉しい。

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2017年10月18日 (水)

凝固点降下と文明史(1)

 いま、「日本全史」的なものを執筆中で、ちとばかり、弊ブログへのポストが滞りがちになっている。人生何が起きるかわからない。いま冥界へ旅立つことになったら、残せるものは悔いだけだと愕然とし、図書館に残るものを書こう、と思い立った次第。ブログ記事に残しただけではブログ主が死んじゃったら、結局のこらないもんね。
 日本列島の縄文から20世紀までを通史として書く予定で、いまようやく古代から律令制にとりかかり中。出版にこぎつけたら、無論このブログでもアナウンスしますので、買ってね。

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2017年9月20日 (水)

calypso と《哲学》

 クワイン(Quine)の論文集"From a Logical Point of View ",1980, 2nd ed, revisedのはしがきにこうある。

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2017年8月30日 (水)

大正時代の可能性

 丸山真男は、大正3年生(1914)だ。彼は、1945年、31歳で大日本帝国の断末魔を目撃する。似たキャリアの人物に、服部正也という人物がいる。

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2017年8月28日 (月)

言葉は意味を孕んでいる

 言葉は意味やイメージを孕んでいる(Language conceives meanings and images.)。

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2017年8月25日 (金)

心に棲む鬼

あわれあわれ電(でん)のごとくにひらめきてわが子等すらをにくむことあり
斎藤茂吉

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2017年8月17日 (木)

九鬼周造の「因果的偶然」

 表題の語彙を以下の文から知った。

古川雄嗣「「自然支配」と「自然随順」のあいだ」,下記のPP.148-163に所収
『現代思想』総特集「九鬼周造 偶然・いき・時間」2017年/1月臨時増刊号

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2017年8月16日 (水)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(2)

 本書の理解に役立ちそうなものに気付いたので、2つ付け加えておくことにする。私は、その言説にどこまで同意するかは別として、東浩紀が志のある言論人であると諒解した。

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2017年8月15日 (火)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(1)

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』2017年4月

 表題の本を読了したのだが、どう言うべきなのか読後感を書きあぐねている。とりあえず、書き綴ってみることにする。

 私にとり最も興味深かったのは、第2章「政治とその外部」、第5章「家族」なので、そこらへんからやってみよう。

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2017年7月21日 (金)

ダフネ・デュ・モーリア Daphne du Maurier

 小説家(1907-1989)。ヒッチコック監督によって映画化された『レベッカ』(1940年)の原作者。同じく『鳥』の原作者でもある。かなりの美人。いわゆる閨秀作家。

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2017年7月16日 (日)

1兆トンの氷の塊

 暑気払いに涼しい話題を。
 南極の沿岸から1兆トンの氷塊が分離した、と7月12日ニュースが流れた。

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2017年7月 7日 (金)

《おかま》と鎌倉景政 (続)

 今から十数年前、《おかま》と鎌倉景政、なる記事を書いた。たまたま、別件で関連する知見を得たので忘れないうちに記事とする。

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2017年7月 3日 (月)

明治日本の《米国化》

 明治九年二月、昭憲皇太后(明治皇后)は先にその開校式に行啓した「東京女子師範学校」に、以下の歌を下した。

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2017年6月24日 (土)

慶長三年のGDP

 国力を数量(数値)化し、それを国力増進の糧にしようとするのは、主権国家が並存、競合、角逐していた近世西欧人の特徴的思考法だ。代表例が政治算術(political arithmetic)と呼ばれた一群の人々、ペティやグラントといった17世紀人である。

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2017年6月23日 (金)

「American way of life」の起源(2)

 前回の続き。

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2017年6月22日 (木)

「American way of life」の起源(1)

 いわゆる、American way of life が、米国で「完成」したのは、戦後、それも朝鮮戦争後の1950年代である。

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2017年6月17日 (土)

空海と辰砂(=水銀)〔1〕

玉川の水
高野山の上にある。この水は毒があり呑めない〔小さな流水である〕。傍らに石碑を立てて毒のあることを示す。
〔風雅〕忘れても汲みやしつらん旅人の高野の奥の玉川の水(弘法大師)
和漢三才図会〈13〉 (東洋文庫)、巻76、紀伊、P.267

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2017年6月14日 (水)

「詩人は世界の非公認の立法者」

「詩人は世界の非公認の立法者なのだ。」
“Poets are the unacknowledged legislators of the World.”
Percy Bysshe Shelley, Defence of Poetry (1821)
シェリー「詩の擁護」〔所収シェリー詩集 (新潮文庫)

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2017年6月 5日 (月)

呉座勇一『応仁の乱』中公新書(2016年10月) 感想Ⅰ

 表題の本を読んだ。(端折ったので)完読とは言えないため、書評ではなく感想。
以下に連想したことを備忘録としておく。

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2017年5月29日 (月)

「朕の新儀は未来の先例」

 表題は、今から七百年前の帝王の言である(後醍醐天皇)。一瞬「未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ」をつい想起してしまう。

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2017年5月27日 (土)

入り婿はきかずに抜いて叱られる

 表題は、『誹風末摘花』からのもので、これは徳川十八世紀後半から十九世紀初めに成立した四巻のエロ狂句集である。

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2017年5月19日 (金)

鎌倉時代に「鎌倉《幕府》」は存在しない

 「江戸《幕府》」や「徳川《幕府》」なる語彙が当事者たちの自称ではないことは勿論、当時の第三者からの呼称でもなく、徳川19世紀中頃における政治的意図が込められたものであったことは、弊blogでも幾度か記事化した。すると当然、「鎌倉《幕府》」なる語彙を使った鎌倉時代人たちも皆無であろうと容易に推測できる。以下はそれに関連する evidence の二例。

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2017年5月15日 (月)

Wahlverwandtschaften and Double Contingency

Talcott Parsons の Double Contingency の議論...

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2017年5月 7日 (日)

テロリズムのエートス

以下、国史大辞典(吉川弘文館)の「原市之進」の項にこうある。

「文久元年(一八六一)五月東禅寺事件が起って幕府の攘夷派への圧力が強まると、大橋訥庵らとともに老中安藤信正の要撃を謀議した。」

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2017年5月 5日 (金)

幕末維新最大の謎

戦前日本の国家神学と言えるものは、《水戸学》である。戦前の日本人をその一言で黙らせた《国体》というマジックワードも、会沢正志斎『新論』が発明したものだ。したがって、私たちは一つ謎に逢着する。

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明治維新批判本の盛況と日本史家の反応

 『週刊エコノミスト』2017年5月9日号の書評欄(P.66)に、中世史家今谷明氏が下記の寄稿をされている。

書評 歴史書の棚 「維新批判の著作ブームに 問われる歴史学者の役割」今谷明

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Donella H. Meadows (1941-2001 USA)

 1972年にローマ・クラブが発表した「人類の危機」レポート、『成長の限界 The Limits to Growth 』。その主筆がメドウズ女史(Donella H. Meadows)だが、2001年に59歳で亡くなっていた。偶然彼女の言葉に出会い、感銘を受けたのでご報告しておく次第。生憎出典は不明。

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2017年5月 4日 (木)

空気は暖められても「軽く」ならない

時折、考えては不思議に思うことがある。よく、一般向け解説や、中学生向け理科解説書で、下記のような文を見かけるのだが・・・。

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2017年4月19日 (水)

尼将軍の檄

 時は承久三年(1221)五月十四日、京で逼塞させられ、虎視眈々と機会を窺っていた上皇、後鳥羽院は、ついに鎌倉への反攻の挙兵に出た。翌日には、北条義時追討の宣旨・院宣を発する。

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2017年4月18日 (火)

Neurath's Ship

Quine, Willard van Orman
From a Logical Point of View : Nine Logical Philosophical Essays
Second Editon, Revised
1980
Harvard UP
PP.78 - 79

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2017年3月27日 (月)

「東京物語」と国学

映画「東京物語」とかけて、国学ととく、その心は、・・・。

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2017年3月17日 (金)

石井紫郎「近世の国制における『武家』と『武士』」1974年

本論文は、比較国制史研究における日本を代表する業績であり、日本における《近世 early modern》の持つ人類史的意味を知るための必読文献でもある。

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2017年3月15日 (水)

比較エリート論

日本における東大文Iエリートは、何だかんだ言っても知的に優秀です。それは、EnglandのOxbridge、米国のIvy league、仏のGrandes Ecoles の連中と同質なものです。

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2017年3月 3日 (金)

国民詩人って誰?

昔、評論家のS氏が「日本には国民文学、国民詩人と称すべきものがいない。」と、私的な会合で弁じていた。

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2017年3月 1日 (水)

with cool heads but warm hearts

'with cool heads but warm hearts',
Alfred Marshall,
"The Present Position of Economics",
An Inaugural Lecture, P.57
London : Macmillan and co.
1885

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2017年2月28日 (火)

関良基『赤松小三郎ともう一つの明治維新』作品社(2016年)

一書を全編書き下ろすことは、尋常ではない精力を必要とするだろう。著者は森林生態政策学者である。つまり、本書の内容は著者の専門の畑と異なり、その要求されるエネルギーも倍加する。

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2017年2月15日 (水)

日本語語彙はア行からサ行が半分

ふと気になったので、表題の件の簡単な調査をしてみた。
以下は、とりあえず手元にある何種類かの辞典に当たった結果だ。

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2017年2月12日 (日)

ASKA「止まった時計」(1990年)

いい曲だと思う。歌もASKA節が効いてて聴かせる。
変調するところもオシャレ。曲名、詞もいい。隠れた名曲ではないか。

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2017年1月31日 (火)

財産権、労働生産性そして成長経済(property, labor productivity and growth economy)

人間は己の局所的な local 事柄にしか視界や考え、感情が及ばない。したがって、それが善事でも悪事でも、局所的なことにであれば、猛烈な関心と行動を見せるが、大局的 global なことにはどうも二の足を踏む。

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2017年1月24日 (火)

無から有は生まれない

無から有は生まれない。

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2017年1月23日 (月)

ブリコラージュと資源論(Bricolage and theory of resources)

おとぎ話の魔法使いや旧約聖書の創世記とは異なり、我々が暮らすこの世界で《無》から《有》を捻り出すこと(create)はできない。

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2017年1月16日 (月)

「寄生地主」とジェントルマン

「寄生地主」という言葉に違和感が前々からある。

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2017年1月 4日 (水)

人間の偉大さと健気さについて

なにか、二千年前の哲人の書のタイトルみたいになって、少し気分がいい。
ま、私が書くのだからそんなたいした内容ではない。

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2017年1月 1日 (日)

12年目のつぶやき

弊ブログも悦ばしい(?)ことに12年目を迎えた。

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2016年12月31日 (土)

I Only Want To Be With You (2)

前編を書いたのが2006年11月なので、今を去ること十年前ということになる。寒い季節になると頭部が格段に冷え込むのもなるほど、と頷かざるを得ない。

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Je crois entendre encore (Les Pêcheurs de perles, Georges Bizet, 1863)

男性歌手の歌う曲で、自然に涙が出てしまったのは、この曲が生まれて初めてなような気がする。

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2016年12月22日 (木)

自分の人生に自分が関わること(3)

本記事(1)への貴重なコメントがあり、ご教示を頂いた。深謝。
そのうえ、関連する事柄も思い出したので、記事とする。

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2016年12月12日 (月)

英作文教育は無駄である

私はまともに操れる外国語は一つとしてない。だから、生粋の日本語話者として考えてみる。

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2016年12月 7日 (水)

自分の人生に自分が関わること(2)

現代資本主義は、次々とサイズの膨張を求める。
「規模の経済」「労働生産性の向上」「新しい市場」「技術革新(Innovation)」「経済成長」。それと相即するメンタリティーが「数字のロマンティシズム(Zahlenromantik)」(Max Weber)だ。

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2016年12月 6日 (火)

自分の人生に自分が関わること(1)

去る12月4日(日)、イタリアにおいて、首相の権限強化を目指す憲法改正をめぐって、国民投票が行われ、政府案は否決され、翌月曜日レンツィ首相は辞意を表明した。

この機運をリードしたのが、イタリア五つ星運動だが、国内外の大手メディアではネガティブな報道が目立ち、いま一つその内実がわからない。そこで、当方が閲覧しているMLにて恰好の動画を教えて頂いたので早速ご紹介。

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2016年12月 5日 (月)

ヒトはモノとコミュニケートできるか?

電子レンジは、出来上がると「チン!」と知らせくれる。洗濯機も洗い終わるとブザーで教えてくれる。乗用車のナビは運転者に「明けましておめでとうございます」とか言ったりする。まるで機械が話しかけてくれているかのように感じる。これはモノとのコミュニケーションなのだろうか。

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2016年11月30日 (水)

庵野秀明「シン・ゴジラ」2016年

日曜日、立川のシネマシティにて、庵野秀明の「シン・ゴジラ」を観る。
120分間、そこそこ楽しんだ。石原さとみの芝居がどんくさかっただけが唯一の欠点。

エンターテイメントとして成功していることは、興行収入80億円、観客動員数500万人、という数字が物語っている。だから、映画にも、庵野秀明というクリエーターにも、特に詳らかにしない私が、この映画の面白さに関してはコメントする必要もなかろう。従って、感じたことを雑録風に記す。

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2016年11月19日 (土)

我々は過去へと関わるが、過去は我々に関わらない

表題からして意味が不明か。私が言わんとすることはこうだ。
我々はプラトンを知るが、プラトンは我々を知らない。

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2016年11月18日 (金)

映像歳時記 鳥居をくぐり抜けて風(2016年)

本日、久方ぶりに映画館(ユジク阿佐ヶ谷)で映画を見た。

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2016年11月16日 (水)

Schmitt, Voegelin & Strauss

関曠野の六月に出た本の、弊ブログでの書評が前編で頓挫して二ヶ月過ぎてしまった。論点は定まっている。関曠野と梅棹忠夫という、思想的に全く異質な二人の論者の、異なるアプローチによる帰結が一致していることだ。

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2016年11月 3日 (木)

インターフェースとしての言葉( Language as an interface )

今日、地球上に各地に見られる、ヒト以外の多様な生物種は、自然の選択圧のscreeningを受け、fitnessの高い身体(表現型)の生物種へと置換(=進化)して、その生物相を構成している。

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2016年10月18日 (火)

聖アウグスティヌスはアフリカ人である(Saint Augustine is an African.)

西洋古代最大の思想家、アウグスティヌス。
その思想の影響はとくにヨーロッパの思想史において際立ったものがあり、ときには近代思想の先駆者とさえ言われる。ただし、彼はアフリカ人である。

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2016年10月13日 (木)

人は言葉の外に出られない

カントは、空間と時間が人間の直観の形式であると述べた。そして感性的直観の対象を「現象」とし、我々の感性に現象と映じるものがあるなら、その奥に現象するものがなければおかしいと考え、それを「物自体 Ding an sich 」とした。

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2016年10月10日 (月)

言葉ともの(language and object)

我々は多種多様のもの(object)の巨大な群れに囲まれて生活している。

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2016年9月26日 (月)

新カテゴリー「フェミニズム・ジェンダー」

新しいカテゴリー「フェミニズム・ジェンダー」を追加しました。

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2016年9月20日 (火)

出来事と帰責

「豊洲問題」はこのところ、マスコミの好餌となっている。

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2016年9月19日 (月)

関曠野『なぜヨーロッパで資本主義が生まれたか』(2016年)〔前編〕

■思想史家関曠野について
関曠野はアイデアの塊である。早口なのも頭の中に言いたいことが詰まっているせいだろう。

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2016年9月 4日 (日)

尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書〔要約とコメント〕(PDFファイルを添付20180213)〕

以下は、下記の書の全編にわたる章・節毎の要約である。閲覧される方のご参考になれば幸甚。

尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書
第1章日本文化の源流
第2章古代国家の形成と日本神話
第3書仏教の受容とその発展
第4章漢風文化から国風文化へ
第5章平安時代の仏教
第6章鎌倉仏教の成立
第7章内乱期の文化
第8章国民的宗教の成立
第9章近世国家の成立と歴史思想
第10章元禄文化
第11章儒学の日本的展開
第12章国学と洋学
第13章明治維新における公論尊重の理念
第14章近代日本における西洋化と伝統文化
参考文献
あとがき

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2016年8月31日 (水)

ラテン系は怠け者か

ここで一つのデータを見よう。

OECD(経済協力開発機構)『学習到達度調査』(2012年調査)

数学  日本7位 スペイン33位(65カ国中)
読解力 日本4位 スペイン31位
科学  日本4位 スペイン29位

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2016年8月17日 (水)

日本社会の構造転換(4)

ヒルネスキー様の、日本社会の構造転換(3)に頂いたコメントに10か月ぶりに応答します。

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2016年8月13日 (土)

印刷博物館探訪(1)

東京都文京区にある印刷博物館を訪ねた。

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