江戸のクラスアクション(集団訴訟)(2)
先日の記事、徳川19世紀の二つのボーダーレス化において、「文政六年一千七ヶ村国訴」について触れた。同時期の別の事例を知ったので、江戸がいかに訴訟社会であったかを知る手がかりとして紹介しておこう。
①1778(安永7)年、甲府町方大工は、冥加金を出さない在方大工(つまり村在住の大工)が、安い賃金で府内の大工仕事を請負うため渡世に困るので、在方大工の府中入り込みを禁止してほしいと甲府勤番に訴えた。
②1779(安永8)年、在方総代の下山定右衛門以下三人が、町方に①の対抗訴訟を起こす
→ 在方勝訴。
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