弊ブログの取扱説明書/ Instruction manual for our blog

 弊ブログには、2021年03月現在、約1700件の記事(essays)が公開されています。*In addition, please refer to the English version of this article.(Instruction manual for our blog: 本に溺れたい

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2021年9月20日 (月)

寄生獣〔岩明均:1988-95/アニメ2014-15〕③

 しつこくて誠に恐縮ですが、amazonレビューに拙文を投稿しました。まもなく公開されると思います。
※ご参照 amazonプロフィール/レビュー(renqing、こと上田悟司)

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2021年9月18日 (土)

寄生獣〔岩明均:1988-95/アニメ2014-15〕②

 小説、映画、アニメ等の創作物は、つまるところ、「気に入る」、「気に入らない」の世界です。従いまして、自分が気に入ったものが、ほかの人にも気に入ってもらえると嬉しい、という単純な動機でを書きました。

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2021年9月17日 (金)

寄生獣〔岩明均:1988-95/アニメ2014-15〕①

◆漫画作品について1
 漫画としての本書は、傑作として評価の定まった作品と言ってよいでしょう。それは、先年93歳で没した鶴見俊輔が、『寄生獣8 完全版』(2003年6月23日刊)に下記の一文を寄せているのをみても諒解できます。

※ご参照 寄生獣〔岩明均:1988-95/アニメ2014-15〕②: 本に溺れたい

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2021年9月14日 (火)

小説「ジョゼと虎と魚たち」(田辺聖子/1984年)②

 amazonレビュー、をこちらにも再掲。〔①はこちら

「隠花植物の恋」

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2021年9月10日 (金)

小説「ジョゼと虎と魚たち」(田辺聖子/1984年)①

 この短編小説を知ったのは、2020年に劇場公開されたアニメ「ジョゼと虎と魚たち」(監督:タムラコータロー)を通じてです。
続編(②)を投稿しました。

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2021年9月 6日 (月)

20年前に予告されていた西部邁の入水自殺

共同討議 伝統・国家・資本主義--保守主義の理路を問う / 西部邁 ; 浅田彰 ; 福田和也;柄谷行人(1997.10.9)
太田出版 1998.1 批評空間 II-16
対談記事はpp.6~30、下記の西部発言はpp.28~29

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2021年9月 3日 (金)

半世紀の時の篩に耐える第一級の思想史事典

新版 社会思想史事典 新明正道編著 創元社(1961年)

 本書(新版)の発行年は、昭和36(1961)年で、今を遡ること、60年前です。従いまして、1960年前後(と言うより戦前の)の思想史研究を前提に執筆されています。もしこれが数学辞典や理化学辞典なら、懐古趣味でもない限り、座右に置く意味はないのでしょうが、人文系の学問となるとそうでもないようです。本書は、半世紀の時の篩に耐えるコンテンツを擁している、と言ってよいからです。

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2021年8月14日 (土)

「水害」、明日は我が身

 お盆休みにようやく入り、一息つきつつ、あと数日で仕事再開のため、その準備に追われています。

 少し気になる記事を見ましたので情報共有ということで投稿します。下記。

この夏、異常な「ゲリラ豪雨」が日本を襲っているワケ(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

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2021年8月 1日 (日)

ワクチン(新型コロナウイルス)〔2回目〕を接種しました

 本日、8月1日午前11時15分に、2回目のファイザー社製「コミナティ筋注」を地元自治体の集団接種会場にて打ちました。

1回目の経過詳細は、過去記事 「ワクチン(新型コロナウイルス)を接種しました」をご参照ください。

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オリンピックと枕草子/ The Olympics and The Pillow Book of Sei Shōnagon

 このコロナ禍の東京。オリンピックが見切り発車されると、政治家たちの思惑を別にして、身体の極限を追求したアスリートたちの姿には、思わず引き込まれます。ひとはスペクタクル spectacle を欲する、あるいは「パン」が満たされれば「サーカス」を求める生き物なのだと自覚してしまいます。

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2021年7月22日 (木)

トクヴィル史観から内藤〔湖南〕史観へ/ From the Tocqueville view of history to the Naito view of history

 内藤湖南〔1866(慶応2)年‐1934(昭和9)年〕は、トクヴィル(Alexis de Tocqueville)〔1805(文化2)年‐1859(安政6)年〕が没して7年後に生まれています。強いて共通点がある様にも思えなかったのですが、彼等は人類史の modernity の特徴づけに関しては、ほぼ同様な歴史観を有していたようです。以下、アブダクション史学の一つの試みです。

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2021年7月20日 (火)

トクヴィルのパラドックス/ Tocquebille's paradox

 さきに書評しました、宇野氏のトクヴィル本に、ネット万能の現代における、「トクヴィル的状況」という「デモクラシー」における逆説(パラドックス)が最後に再論されていました。ここでは、あえてこの現象を「トクヴィルのパラドックス/ Tocquebille's paradox」と名付けておきます。宇野氏の行論は以下です。

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デカルト読まずのデカルト知り/ Are Americans Cartesians?

 先の宇野重規氏のトクヴィル本から教えて頂いたことで最も面白かったのは、アメリカ人が、「デカルト読まずのデカルト知り」だというトクヴィルの指摘です。このエートスは福澤諭吉のそれとそっくりだと思ったわけです。トクヴィルは続けて、すべてを疑っていてはむしろ大海原に浮かぶ小舟のようになる(これは私流の言い換え)ので、むしろ信仰が必要だと論じました。これも晩年の福沢の帝室論/宗教論と通底する部分があります。

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2021年7月19日 (月)

明治十二年のトクヴィル

 本邦初訳のトクヴィル『アメリカのデモクラシー』は、明治十二年に出ています。

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トクヴィル余滴

 前回の投稿で、トクヴィルに改めて食指が動きました。

 ただ何分にも、邦訳4分冊という代物ですので、一気に読むと言う訳には参りません。ところどころ、『アメリカのデモクラシー』の世界をブラウジングしましたら、興味深い記述にぶつかりました。下記です。

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書評Ⅱ:宇野重規著『トクヴィル 平等と不平等の理論家』2019年5月講談社学術文庫

宇野重規著『トクヴィル 平等と不平等の理論』2019年5月講談社学術文庫

 この書評は、に分かれます。前者は私のレビュー。は、目次および本書からの書抜き、抜粋で構成されています。内容を手早く知りたい方はを先にお読みください。私のレビューに関心をお持ちいただけましたら、にも眼を通して頂ければ幸甚です。

 

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書評Ⅰ:宇野重規著『トクヴィル 平等と不平等の理論家』2019年5月講談社学術文庫

 この書評は、に分かれます。前者は私のレビュー。は、目次および本書からの書抜き、抜粋で構成されています。内容を手早く知りたい方はを先にお読みください。私のレビューに関心をお持ちいただけましたら、にも眼を通して頂ければ幸甚です。

 

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2021年7月 8日 (木)

ワクチン(新型コロナウイルス)を接種しました

 7月7日午前10時30分に、ファイザー社製「コミナティ筋注」を地元自治体の集団接種会場にて打ちました。

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2021年7月 1日 (木)

Global Warming and the History of the Japanese Islands

 The Japanese archipelago is located diagonally from southwest to northeast in the mid-latitude zone of the northern hemisphere, approximately from 45 to 30 degrees north latitude and 145 to 125 degrees east longitude.

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温暖化と日本列島史

 日本列島は、およそ北緯45度から30度、東経145度から125度まで、北半球上の中緯度帯に、南西から北東にかけて斜めに細長く位置しています。その特異なロケーションが、慎ましやかなこの弧状列島に多様で豊かな自然環境と生態系をもたらしている自然地理学的前提です。

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2021年6月28日 (月)

「石油」に浮かぶ文明

 「石油文明」後にどのようなカタストロフがくるか、を探求しているサイトを知りました。

Our Finite World | Exploring how oil limits affect the economy

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「たらこ」グローバリゼーション

私がグローバリゼーションを身近に実感した食体験が最近二つありました。

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2021年6月27日 (日)

Predicting "After oil"

 Junior high school textbooks have been revised significantly this year. A generation earlier, in a Japanese language textbook published by Mitsumura Books for second-year junior high school students, there was an essay written by environmental archaeologist Yoshinori Yasuda entitled "Moai Speak: The Future of the Earth. It is a good essay that works slowly.

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After oil を予想すると・・・

 中学校教科書は今年度大きく改訂されました。その一世代前の、中学校2年生用の光村図書の国語教科書に、環境考古学者の安田喜憲氏の書き下ろしで、「モアイは語る―地球の未来」という、なかなかじわっと効いてくる好エッセイがあります。

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"I'll Never Find Another You" by The Seekers (1964)

"I'll Never Find Another You"   The Seekers

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2021年5月27日 (木)

「あなた」の概念史(Begriffsgeschichte)

※ 改題しました。旧題は「あなた、が語るもの」です。

「あなた」とは言っても、半世紀も前のJPOP「あなた」1974年(作/歌,小坂明子)、ではありません。代名詞としての「あなた」のことです。

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2021年5月26日 (水)

KAHLIL GIBRAN, THE PROPHET, 1923

 素晴らしい詩句を、星野道夫『長い旅の途上』文春文庫2002年p.10、から教えて頂きました。改めて、子どもは天からの預かりものとの感を深くします。

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2021年5月19日 (水)

日本の教育システムは、「成功」かつ「失敗」である

 日本の公教育は、健康保険制度や母子手帳と同じような制度性能で、成功しています。その一方で、エリート教育は失敗していると言えそうです。

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2021年5月18日 (火)

日本の教育システムの硬直性は「儒教」文化に起因するか?

 これは、日本の知的世界全般にある「誤解」あるいは「認識論的障害」ではないか、と思います。

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2021年5月17日 (月)

世界は驚きで満ちている/ The world is full of wonders

 中学生の皆さんの中には、理科や社会で困っているひとも多いでしょう。理科は得意でも社会がどうも苦手だとか、社会は暗記で乗り切れるけど理科の物理・化学分野がサッパリとか。でも困っているのは実は中学生のあなただけではありません。大人だって困っているのです。それはどういうことでしょうか。

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2021年5月11日 (火)

Historical court as abduction(アブダクションとしての歴史法廷)

 The new coronavirus epidemic has been going on for more than a year now. Contrary to our initial expectation, it has continued unabated, so it cannot be called very dramatic, but we must say that it is a pandemic in the history of humanity in the 21st century.

※本記事は、私の「複雑系理論歴史学」のアウトライン Outline of "complexity theory on history ": 本に溺れたい」2020/04/13、の英語版です。
※参照 → 過去を探索する学問モデル Thinking model that explores the past: 本に溺れたい

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2021年5月10日 (月)

Confucius and Michael Polanyi

 Does "communicating" mean "getting the message across"? Being in the education industry, I always wonder about this. Michael Polanyi, a philosopher of science, says,

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孔子様とマイケル・ポラニー

 「伝える」ことは「伝わった」ことでしょうか。教育業界に身を置いているといつも悩みます。科学哲学者であるマイケル・ポラニーはこう言ってます。

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2021年5月 2日 (日)

Instruction manual for our blog

 As of March 2021, about 1,700 articles (essays) have been published on our blog.

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2021年4月21日 (水)

「愛」という名の「支配」

「愛に名を借りた支配」なのか、「愛という名の支配」なのか。

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2021年4月19日 (月)

What Foucault accomplished

 Foucault saw that the judges of the courts, who distinguish between the normal (or rational, A) and the abnormal (or mad, not A) in a given group of people, are the normal (or rational, A) in all classes, and he extolled it as a "power" phenomenon (as pointed out by Hisatake Kato).

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フーコーの成し遂げたこと

 フーコーは、一定の人間集団において、正常者(or理性、A)と異常者(or狂気、not A)を区別する法廷の裁判官が、どの審級においても正常者(or理性、A)であること見抜き、これを「権力」現象である、と喝破しました(加藤尚武による指摘)。

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人は「子」として生まれる

 「親」という status を経験しない人間はいたとしても、「子」という status を持たない人間はこの世に存在しません。

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2021年4月18日 (日)

A human being is born as a "daughter" or "son"

 There are people who do not experience the status of a "parent," but there are no people in the world who do not have the status of a "daughter" or "son".

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”White imperialism" and epistēmē or Foucault ‘abused boys in Tunisia’ (2)

 I have written my own comments on the Nikkei Business website article and our blog article. I would appreciate it if you could refer to them.

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2021年4月13日 (火)

”White imperialism" and epistēmē or Foucault ‘abused boys in Tunisia’ (1)

 The following article was published in The Times (Sunday edition) on March 28, 2021. It is a paid article, so you can only read a snippet of it from the Internet. I found out about it from the article on the Japanese website at 2).

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「白い帝国主義」と epistēmē

 下記の記事が、The Times(日曜版)の2021年3月28日に掲載されました。有料記事なので、ネットからではそのさわりしか読めません。私は、2)の日本語サイト記事から知りました。

1)French philosopher Michel Foucault ‘abused boys in Tunisia’ | World | The Sunday Times
2)20世紀の知の巨人フーコーに小児性愛と白い帝国主義者の疑惑:日経ビジネス電子版

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2021年4月12日 (月)

清少納言とキャサリン・マンスフィールド/ Sei Shonagon and Katherine Mansfield

憂き身をばやるべき方もなきものをいづくと知りて出づる涙ぞ
(清少納言集・三十九)
〔つらいことのみ多いこの身をどうすることもできないのに、どこに行けばよいと知って、次々と流れ出てくる涙なのであろうか。〕〔引用:圷 美奈子『清少納言』笠間書院HPより〕

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2021年4月 1日 (木)

混沌に目鼻をつける/ Appearance of chaos

 素晴らしい言葉に出会いました。

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2021年3月31日 (水)

現象学者としての朱子/ Zhu Xi as a Phenomenologist

 まずは二書からの引用をみて下さい(引用中のカラーフォントは引用者による)。

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2021年3月25日 (木)

Reason as Obscene Desire

 Rationalism as desire, reason as obscene desire.

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猥褻な欲望としての理性、あるいは、欲望としての合理主義

《欲望としての合理主義》《猥褻な欲望としての理性》。

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2021年3月22日 (月)

中国人社会における「個」と「自由」/ Individuality and Freedom in Chinese Society(リンク訂正)

 「自由」には幾つかの異なる次元があります。ある次元で言えば、中国人社会はかなり「自由」で、それは本質的に米国人社会と同じです。それを示す動画が下記。内容は、在中国の現代日本人の中国社会レビューです。

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2021年3月14日 (日)

藤井哲博『咸臨丸航海長小野友五郎の生涯』1985年中公新書〔承前〕

 本書のamazonレビューを書きました。弊ブログの元記事の簡略版ですが、念のため、弊ブログの別記事として残しておくことに致します。

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2021年3月 7日 (日)

ネットフリックスという会社/ A company called Netflix

 東洋経済新報社から配信されている無料記事(無料登録は必要です、本記事最下段、参照)に、ネットフリックスの話題がありました。

 このネトフリやGAFAなど、いかにも米国資本主義文化の正嫡といっても良い存在ですが、所詮、石油文明の上に咲く徒花に過ぎないではないのか、という見方もしてしまいます。

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2021年3月 5日 (金)

Two Europes

 The Pacific side of the Kanto region has been blessed with fine weather recently, and the days have been really pleasant. The weather on the Pacific side of the Japanese archipelago in early spring is really wonderful.

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2021年3月 2日 (火)

感謝状

 塾の一年間は、三月から二月です。従いまして、この前後2週間ほどは年度替わりになります。年度末の授業後、小学生の生徒さんから一通の手紙を頂戴しました。手前味噌の気味もありますが、せっかくの良い文なのでシェアすることにしました。私としても初めての経験でした。感動のお裾分け、みたいなものです。なお、文面には一切手を加えておりません。念のため。

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2021年2月27日 (土)

「百姓」は農民(peasant / farmer)ではない/ "Hyakusho" is not a peasant or a farmer

 以下の、
故網野善彦の指摘も、日本史における「概念史Begriffsgeschichte」の作業と言っていいでしょう。

網野善彦『歴史を考えるヒント』2001年新潮文庫、より

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2021年2月16日 (火)

幕末維新期における“文化大革命”/ The "Cultural Revolution" at the end of Tokugawa Japan

 以下は、

  安丸良夫『神々の明治維新 -神仏分離と廃仏毀釈- 』1979年岩波新書

への 書評記事〔2008年6月17日 (火)投稿〕を、若干改訂したものです。今さらに何故、新記事としたのかと申しますと、重要な事実を新たに付加したためです。以前の書評記事を既読の方も、お目汚しに笑覧頂ければ幸甚です。

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2021年2月10日 (水)

「経済複雑性」と日本の22世紀(3)/ "Economic Complexity" and Japan in 22nd Century (3)

塩沢先生、(2)へのコメントありがとうございます。

1>「構造改革」が、規制緩和さえすれば日本経済が再活性化するといった安易な考え方に一元化されてしまったことも影響しているでしょう。医薬品の開発には、すぱやい治験を可能にするなど、制度構築が欠かせませんが、そういう方面への構想力に欠けていたのではないでしようか。
2>高学歴ワーキンプアを多数生み出していても、まともな反省のないような国には明るい未来はありません。

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2021年2月 9日 (火)

賢いオイディプスが何故「過つ」か/ Why Oedipus, the Wise, Made a Mistake

 以下は、amazonレビューに掲載した、アリストテレース詩学/ホラーティウス詩論 (岩波文庫)Poetics (Oxford World's Classics)、への短評です。二番煎じ、三番煎じの類ですが、埋め草記事として弊ブログにもpostしておきます。悪しからず。

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2021年2月 8日 (月)

人は言葉の外に出られない(2)/ People can't go outside the word (2)

前回(1)からの続き。

 すなわち、Kant の「物自体 Ding an sich 」も言葉の内側にあります。Kant も人類の一員ですから、それは仕方のないことです。むしろ当たりまえと言うべきでしょう。

 それでは、言葉という殻の囚人である人類は、なぜ致命的な error 等による絶滅を免れてこれたのしょうか。

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2021年2月 5日 (金)

反ジェネシスとしてのブリコラージュ論/ Bricolage as anti-Genesis

 標題は、フランソワ・ジャコブ『可能世界と現実世界』1994年みすず書房Francois Jacob, The Possible and the Actual (Jessie & John Danz Lectures))、のamazonレビューに付したものです。弊ブログ記事の他篇と同工異曲ですが、一応こちらにもupしておきます。

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2021年2月 4日 (木)

「経済複雑性」と日本の22世紀(2)/ "Economic Complexity" and Japan in 22nd Century (2)

 前記事(1)に貴重なコメントを、理論経済学を革新しつつある、塩沢由典氏より戴きました。コメント欄では閲覧される機会が少ない憾みがあります。そこで、新記事中に引用させて頂くこととしました。以下です。

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2021年2月 1日 (月)

「経済複雑性」と日本の22世紀(1)/ "Economic Complexity" and Japan in 22nd Century (1)

 畏友府川氏から下記のご教示を頂きました。

1.経済複雑性指標で日本は世界一。
2.日本は輸出品の品目のバラエティーの多さ及び世界的に偏在性の高くない独自品目を生産供給している。
3.石油のみ、コーヒーのみ輸出産品という国は市場の影響を受けやすく、打たれ弱い。しかし近年、アフリカあたりでも産業が高度化し、電子機器製品の輸出を始めている。

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2021年1月29日 (金)

チリの富士山/ Mt. Fuji in Chile

 Microsoft Bingで一見したときは、「おう、富士山か。」と思ったのですが、キャプションを見てビックリ。オソルノ山(Osorno volcano)は、チリの南部にある活火山ということです。標高は2,660m。驚きのお裾分けということで、記事化しました。埋め草記事で恐縮です。

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2021年1月28日 (木)

古代中国人の意匠力=漢字/ The power of ancient Chinese design = Chinese characters

 漢字は、紀元前1500年頃には存在した、古代文字の系譜を引きながら、しかも現代でも使用されている唯一の古代文字です。現在確認できる最古の形は、殷墟の甲骨文字です。たまたま漢和辞典で二つの漢字を調べた際、象形文字として、その意匠に感じ入ったので忘れないうちに弊ブログに記事として残します。

 二つの漢字とは、「専」と「棄」です。

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2021年1月22日 (金)

私の知的リソース・ダイアグラム/ My intellectual resource diagram

 下記記事は、四年前の元旦に書いたものです。読み直したら、標題と内容が食い違っていると気づきましたので、改題して新記事とすることにしました。埋め草記事とご容赦頂ければ、幸甚。

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2021年1月13日 (水)

「であること」と「であるべきこと」のあわい/ Between 'to be' and 'ought to be'

 もし事実(である)が過去に属すなら、価値(であるべき)は未来に属すでしょう。それなら、現在は、事実と価値のあわい、「であること」と「であるべきこと」の中間、未分明の動的境界ということになります。

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2021年1月 1日 (金)

身軽に問い、打たれ強く考える/ Ask agile and think resilient

 弊ブログへの来訪者の皆様、旧年中(2020年)はこの盛り上がりにくい内容のブログを盛り上げて頂き、誠にありがとうございました。2021年も弊ブログをなんとか継続できますことを感謝致しますとともに、来訪者皆様のご多幸とご自愛を祈願いたしております。

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2020年12月31日 (木)

コロナ・ショックと日本経済/ The Corona Shock and the Japanese Economy

 コロナ禍の影響が具体的に私の身辺に及び出したのは、今年5月のGWの頃でした。この緊急事態宣言下の足かけ二か月は本当にひどかった。二度とあんな事態は御免蒙りたい、と願っていますが、昨日今日の感染者数をチラッとみましたが、またまた雲行きが怪しくなっています。桑原、桑原。

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2020年12月19日 (土)

オジオン「聞こうというなら、黙っていることだ。」/ Ogion, "To hear, one must be silent."

ル=グウィン『影との戦い ゲド戦記1』(2009年)岩波少年文庫、p.39
Le Guin, A Wizard of Earthsea (The Earthsea Cycle), Chap.1 The Shadow

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2020年12月10日 (木)

「コミュニケーション」:現代日本の《呪符》か《祝詞》か / Communication: Modern Japan's Spell or Spiritual lyrics?

 仕事がらみで、二つのテキストを読みました。

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2020年11月13日 (金)

故郷喪失者としての米国人/ Americans as déraciné [homeland losers]

 前稿前々稿で、事実上米国人の統治能力を問いました。その系論として、米国人の「地縁の無さ」が米国民主制を脆弱化していることも指摘できます。一応、そのデータを挙げておきます。

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2020年11月11日 (水)

民主制の統治能力(2)/ Ability to govern in democracy (2)

 知人より本記事(1)に応答がありました。

「米国は宗教的国家である、あるいは宗教が「つっかえ棒」だから、容易に社会秩序は崩壊しないはずだ(アーミッシュAmishを見よ)」というご意見です。

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2020年11月10日 (火)

民主制の統治能力(1)/ Ability to govern in democracy(1)

 バイデンが北米合衆国の大統領になるとしまして、それが日本全体にとって相対的に正負どちらの国益となるか、は今のところ、私に判断材料がないのが現状です。

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2020年11月 3日 (火)

漱石『こころ』はゲイ小説である(2) / Soseki's Kokoro is a gay novel (2)

(1)に、長い追記をしたのが、いま一つ、わかりにくいと判断しまして、別記事(本記事)としました。悪しからず。(2020/11/3)

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2020年10月26日 (月)

「選択的親和性」から「進化律」へ / From "Elective Affinities" to "Evolutionary Law"

 昨日、某読書会のたまり場である、某駅北口の喫茶ルノアールで、10月例会をしようとしましたら、そこがoutでした。そこで、しかたなく、南口の星乃珈琲店まで移動。それがOKというか、むしろ better でした。つまり、「怪我の功名」。

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2020年10月18日 (日)

毎日新聞「今週の本棚」欄2020/10/17

 毎日の「今週の本棚」欄で、橋爪氏のものより面白そうだったのが、2点あります。

マーガレット・アトウッド『誓願』早川書房、鴻巣友希子訳
高橋博巳『浦上玉堂 白雲も我が閑適に羨まんか』日本評伝選 211 ミネルヴァ書房

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橋爪大三郎氏の書評『日本を開国させた男、松平忠固』(毎日新聞/今週の本棚)

 先に、弊ブログで書評記事を掲載しました、関 良基『日本を開国させた男、松平忠固: 近代日本の礎を築いた老中』作品社 2020年07月15日刊に、橋爪大三郎氏が書評を寄せられました。

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2020年10月16日 (金)

‘Unity of Image’ 、「能」から「Imagism」へ / 'Unity of Image' : from 'Noh' to 'Imagism'

 前回の記事では、少し説明不足でわかりにくいことにきづきました。本記事で少し補足します。

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2020年10月15日 (木)

梅若実、エズラ・パウンド、三島由紀夫/ Umewaka Minoru, Ezra Pound and Mishima Yukio

 三題噺です。

※続編を書きました。下記。
‘Unity of Image’ :「能」から「Imagism」へ / 'Unity of Image' : from 'Noh' to 'Imagism': 本に溺れたい

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2020年10月12日 (月)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(4)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

 本記事に関連して、再び思考誘発的な質問がありました。下記。

Q,「テロリストが出てくるという事は、それだけ長州藩は民主化していたとも言えます。逆説的に言えば、幕末の時期にテロリストも出て来ない藩とは一体、どういう藩なのか。 」

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2020年10月11日 (日)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(3)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

 本記事に関連して、鋭い質問がありました。下記。

Q,「中国や韓国は体制の学として(個人主義的)儒教を採用してきたというのは、どういうことでしょうか。これはまた別の儒学、あるいは儒教の中の一部、あるいは他の学との混血という事でしょうか。」

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2020年10月10日 (土)

徳川日本の知的文脈とアブダクション史学/ Intellectual Context in Tokugawa Japan and Abduction Historiography

 もう15年近く前に、この雑録表のver.1.4を公開しましたが、カテゴリーで「荻生徂徠」を新設するに伴い、埃をはたいてその ver.2を公開します。単なる生没年表ですが、この表の前後四、五人はほぼ同世代であることは間違いない訳で、同じ時代の空気を吸って生きていたということでもあります。そこに知的文脈を構成してみることは、「実験歴史学」あるいは、「アブダクション史学」の醍醐味ではないか、と愚考します。

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2020年10月 6日 (火)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(2)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

(1)から続く。

 「斬奸状」というものがあります。狂気にかられた暗殺者たちが、己の殺人行為の正当性を世間に主張するため、被害者がいかに「悪者」であるかを縷々書き記した文書です。これに関して、非常に面白い文献があります。下記です。

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2020年10月 4日 (日)

An economist called by the name of Logos ( λόγος ) [ ver.2 ]

  This article is translated with www.DeepL.com/Translator (free version).  Please refer to the original article (our blog post "ロゴスという名のエコノミスト/An economist called by the name of Logos ( λόγος )") for details.

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2020年10月 2日 (金)

幕末維新テロリズムの祖型としての徂徠学(1)/ Ogyu Sorai as the prototype of the Meiji Restoration terrorism

 19世紀半ば、日本列島では、テロ、政治的暗殺が吹き荒れました。「暗殺の中から生まれた明治政府」(1)とはけだし名言です。

(1)『東アジアの弾圧・抑圧を考える ―19世紀から現代まで 日本・中国・台湾』春風社2019年12月、p.13「序」(岩下哲典氏筆)
また、同書所収、関良基「江戸末期の暗殺と明治の弾圧の言説分析ー「国体」「売国」「国賊」「大逆」」pp.129-164は、類編がない重要な論考です。是非ご参照ください。

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菅内閣に任命拒否された日本学術会議新会員の推薦者リスト(2020年10月01日現在)

 このリストを見ての第一印象は、「小せぇ!」ということ。人間というか、肝が小さ過ぎでしょ。アーネスト・サトウ著『一外交官が見た明治維新』1921年ロンドン、が大日本帝国内では発刊から25年間もの間、禁書にされていた事態に比肩されます。戦前政府は、元外交官とはいえ、たかが一英国人の回想録に怯えていたのです。笑止千万。その程度で潰える権力なら地上から消えたほうがよい。そのレベルの肝の小ささです。

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2020年10月 1日 (木)

Historical significance of funeral Buddhism / 葬式仏教の歴史的意義

This article is translated with www.DeepL.com/Translator (free version). It is our blog post ("葬式仏教の歴史的意義/ Historical significance of funeral Buddhism" ) that introduced Masahide Bito's theory. Please refer to the original article for details.

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2020年9月29日 (火)

コロナ感染を拡大する在日米軍の「治外法権」/ "Extraterritoriality" of the U.S. Forces Japan to spread corona infection

 なんで沖縄でコロナ感染が大問題になるのか不思議でしたが、21世紀日本においては、未だに、在日米軍基地および軍関係者が、「治外法権」であったことを失念していました。つまり、日本国政府の検疫体制の外に彼らはいます。

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2020年9月27日 (日)

「人文系“ワープア博士”」向けクラウドファンディング(2)

前回の続きです。

 今、私が実現できたらいいな、と思うのは、個人が個人のアイデアごとにサポーターになる、というものです。

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「人文系“ワープア博士”」向けクラウドファンディング

 本日、たまたま下記のニュースを見ました。

和歌山市のクラウドファンディングが物議。「大きな意味で動物愛護に使った」と市は説明(UPDATE) | ハフポスト

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2020年9月25日 (金)

文科省の大学院政策における失敗/ Failure in MEXT's graduate school policy

 弊ブログ記事「西村玲氏(2016年ご逝去)を追悼いたします/ In memory of Mr. Ryo Nishimura (died in 2016) 」にコメントを頂きました。既に、コメント欄で応答を投稿したのですが、コメント欄ではもったいないと思い直し、改めて記事化して、再掲することと致しました。

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2020年9月24日 (木)

漱石に息づく《朱子学》/ Cheng-Zhu living in Soseki

 夏目漱石(1867/慶応三年-1916/大正五年)は、よく言えばかなり内省的、悪しざまに言えばクヨクヨ、グチグチ考える質たちです。その面が fiction で発揮されると、私などは「もう勘弁!」となるのですが、essay になると俄然、そこが光ります。

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「縁」と社会/ Nidana [fate] and society

承前
 「数奇な」とは、まさにこのことなのでしょう。他所さまのブログのそれもコメント欄を介して、大事な言葉が(それと知れずに)託されていたことに気付くとは・・。この交流の場を提供して頂いているブログ主である関良基氏西村玲氏へ導いて頂いた睡り葦氏、そしてこの「縁」を作ってくれていた故西村玲氏に感謝いたします。

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2020年9月23日 (水)

西村玲氏(2016年ご逝去)を追悼いたします/ In memory of Ms. Ryo Nishimura (died in 2016)

 以下、遅ればせの追悼記事です。

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2020年9月21日 (月)

「戦後進歩史観」=「司馬史観」の起源について

 前回投稿の近代日本の史家の生没年に引き続き、「代替案のための弁証法的空間 Dialectical Space for Alternatives」様での議論を、弊ブログ記事にて再掲します。

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近代日本の史家の生没年

 この数日間、ブログ「代替案のための弁証法的空間 Dialectical Space for Alternatives」様のコメント欄で議論して頂き、重要なご示唆を幾つも頂きました。その一つの成果(?)を弊ブログにも投稿することとします。

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2020年9月17日 (木)

般若 豊

 あるMLで、朴裕河(学者)、村田紗耶香(作家)、という名を紹介してもらいました。そこにコピー・ペーストして頂いた、amazon の朴裕河『引揚げ文学論序説: 新たなポストコロニアルへ人文書院 (2016/11) をのぞき見しましたら、懐かしい名前に出会えました。

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2020年9月14日 (月)

近代日本の人口動態(1)/ Demographic Changes in Modern Japan (1)

 冷静に見直しますと、徳川日本270年間のドメスティックな慎ましさと打って変わって、大日本帝国77年間の海外膨張への狂奔ぶりには、かなり面喰います。落ち着きがなく、明日の見えない青年期に特有な、焦燥感といった風で、痛々しささえ感じてしまいそうです。

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2020年9月 7日 (月)

自由における「である」こと、「する」こと

 「世界一貧しい大統領」で世界的に著名な南米ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ(弊ブログ記事ご参照)の、興味深いインタビュー動画がYoutubeにありました。

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2020年9月 3日 (木)

芸に遊ぶ

 「芸に遊ぶ」。これは、名著 日本の数学 (岩波新書 赤版 61)(初版1940年)において著者の小倉金之助が要約した標語、和算家の理想です(岩波新書1964年、p.100)。

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2020年9月 2日 (水)

1945年9月2日日曜日

 1945年9月2日日曜日、東京湾に浮かぶ米国戦艦ミズーリ号上で、大日本帝国の、重光葵外務大臣、梅津美治郎陸軍参謀総長が、連合国との降伏文書に調印しました。

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«関口すみ子『御一新とジェンダー』2005年東京大学出版会〔1〕