2019年2月22日 (金)

吉田裕著『日本人兵士』2017年、を読んで ― あるいは、歴史的思考法について(2)

 下記の本書のレビューを、amazon.co.jpに投稿しました。同工異曲ですが、テイストはだいぶ変更しました。ご笑覧頂ければ幸甚です。

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2019年2月18日 (月)

樺山紘一編著『現代歴史学の名著 』1989年中公新書(後編②)完結

後編①からの続きです。

 ようやく、本書のご紹介が完結します。最後の紹介は以下の五点です。私の読後の雑感は、本記事最下段に記載します。
18.ホブズボーム『反抗の原初形態 』
19.テイラー『第二次世界大戦の起源 』
20.フーコー『言葉と物 』
21.ヴェントゥーリ『啓蒙のユートピアと改革 』
22.ウィリアムズ『コロンブスからカストロまで 』

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2019年2月16日 (土)

吉田裕著『日本人兵士』2017年、を読んで ― あるいは、歴史的思考法について(1)

 歴史学の名著があるとしたら、下記の本は平成の名著として後世長く伝えられることになると思います。

吉田 裕 著『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』 中公新書2017年12月

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2019年2月 5日 (火)

被造物creatures は造物主体creator を超越できない

 被造物creatures は造物主体creator を超越できません。なぜなら、造物主体creatorにとり、自己の存在様式が、彼の力能そのものだからです。

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2019年1月15日 (火)

村上淳一氏を巡る雑感〔続〕

 以下、正編への備忘として追記します。

 故村上氏は、論争を厭わない方でした。というより、意図的に(生産的な)論争を起こそうとされていた節がありました。

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2019年1月13日 (日)

米津玄師「アイネクライネ」2014年

 人の世の、不思議な出会いと、いつか来る別れをうたったよい曲です。このところ、毎晩数回、聴いてしまいます。音楽の、胸の奥底へも届く透過力には脱帽です。
 それでも、千年を超え得る「言葉の力」を私はまだ信じていますが・・・。

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2019年1月 9日 (水)

和辻哲郎のデジタル復刻第一号

 既に11月の弊記事にて予告していましたが、ようやく、和辻哲郎「日本の臣道 アメ...

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2019年1月 3日 (木)

デカルト『方法序説』1637年、を読む

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 ようやく読み終わりました。デカルト『方法序説』1637年、レイデン(谷川多佳子訳、岩波文庫版1997年)版で、本文99頁、訳者註23頁、訳者解説9頁です。その三つを 合わせても131頁。とても薄い。いつでも読める、と思うのでしょうか。未読なのに、既読感だけあるため、食指が動かない。これが《古典》と言うものなのかも知れません。
 右は教科書によく載る、フランス・ハルス作のデカルトの肖像画です。享年54歳のデカルト晩年の姿と推定されています。

 

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2018年12月25日 (火)

日本人と論理(1)

 下段の抜粋は、以下の書籍から。忘年会の話題に、「日本人と合理性・非合理性」が出てきたのですが、帰宅後、下記の記述を思い出したので、備忘とします。多少、個人的に異論もありますが、それは近日中に、ということでご容赦。

末木剛博『東洋の合理思想』1970年、講談社現代新書、pp.18-20
序章 東洋思想と論理、<3> 日本思想の特性、より

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2018年12月10日 (月)

雑録

2018年12月9日(日)、収蔵古書。

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2018年11月17日 (土)

山川方夫「夏の葬列」1962年

山川方夫「夏の葬列」
「ヒッチコックマガジン」昭和三十七年八月初出

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2018年11月10日 (土)

少年易老學難成 ・・・ の作者は《朱子》ではない

「少年老い易く学成り難し」

若いと思っているうちにすぐに年老いてしまい、志す学問は遅々として進まない。年月は移りやすいので寸刻をおしんで勉強せよということ。
小学館日本国語大辞典、より

 そしてこの項目には、辞書編纂者の驚くべき補注が加えられています。

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2018年11月 9日 (金)

いつも季節は秋だった

■ふたりのM
森川義信(昭和十七年八月十三日ミイートキーナで戦病死)
茂木徳重(ビルマにて戦病死)

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2018年11月 5日 (月)

総じてイギリス人が手をつけないほど悪いことは世の中に一つもない(THE MAN OF DESTINY, BERNARD SHAW, 1898)

 和辻哲郎は、学生時代(東京帝国大学文科大学哲学科在学中)、劇作家ジョージ・バーナード・ショーに、一時入れ込んだ時期があるようです。後年、自分の著作の冒頭に、ショーの喜劇のさわりを引いています。英国風の激辛ユーモアが炸裂していて、これが非常に面白い。ご参考までに記事としておきます。

ジョージ・バーナード・ショー作「運命の人」1895年作(原文はグーテンベルクから)
翻訳(部分訳)和辻哲郎(いま私がデジタル翻刻していますので、ネタバレは少しお待ちを)

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2018年10月31日 (水)

Peak oil とはなにか

 人の世に「永遠の真理」はあるかもしれませんが、「永遠の資源」が存在する余地はありません。従いまして、化石燃料(その代表が石油)も必ず涸渇します。「永久機関」が「半永久」ももたずに停止してしまうのと同じで、それが人の世の理(ことわり)というものです。時折「無尽蔵」という形容詞をつけた”新”エネルギーがマスコミを賑わしますが、眉に唾を付けて聞いた方が無難です。

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2018年10月16日 (火)

国会議員の法律案の発議権(議員立法権)

 少し気になったので、日本の国会議員の法律案の発議権(いわゆる議員立法権)が憲法上どう規定されいるのか調べました。以下はその簡単なリサーチ結果です。

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2018年10月15日 (月)

Peak oil 後の世界

 石油が潤沢に使えない(高価になる、賦存量が希少になる)と現代生活はどうなるでしょうか。少し想像力を働かせてみます。
 まず、様子を見るために、原油価格の動向を拝見。

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2018年10月10日 (水)

米国の合理主義

 かつて、「選択と集中selection and concentration」という、GE会長ウェルチの言葉が流行しました。

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2018年9月30日 (日)

寺田寅彦からの警告

 この颱風の真っ最中に、身に染みる内容の随筆があります。

寺田寅彦「天災と国防」(昭和九年十一月、経済往来)

 寺田寅彦の科学エッセイなので、原文はすぐ読み切れます。以下のいずれかをお読みください。

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2018年9月 7日 (金)

Sorprenderse, extranarse, es comenzar a entender.

Jose Ortega y Gasset(1883-1955), La rebelion de las masas

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2018年9月 3日 (月)

憎しみについて

 憎しみは普通、他者に向けられます。

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2018年8月26日 (日)

芥川龍之介「羅生門」大正4年(続)

以前の続きで、主人公、下人の心情の推移を箇条書きにしてみました。

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2018年8月18日 (土)

米国人は materialist か?

 もし、大日本帝国陸海軍が愚かであったとしたら、彼らが敵国(北米合衆国)の哲学を徹底研究しようとしていなかったことかも知れません。

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2018年8月17日 (金)

発見法としての類比と隠喩(analogy or metaphor as heuristics)

 類比(analogy)と隠喩(metaphor)は、知的創造において有効な道具です。

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2018年8月14日 (火)

「できる can do 」とは「思い出す recall」こと

 久しぶりの、続きのようなものです。

「わかる・できる」マトリックス(1)
「わかる・できる」マトリックス(2)

「わかる・できる」マトリックス(3)

 前回までは、2×2のマトリックスで表現してみましたが、今回は集合で使うベン図(Vénn dìagram)で表現してみます。マトリックスでは「状況の推移」が直感的にわかりましたが、ベン図では「状態の位置関係」を鳥瞰するのに便利です。

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2018年8月13日 (月)

目次を見よ

ウィトゲンシュタイン・セレクション (平凡社ライブラリー版)

本書、2003年4月25日初版第3刷                    →「Ⅱ数字の基礎をめぐって」
《世界の思想家23》版、昭和55年9月16日初版第3刷  →「Ⅱ数学の基礎をめぐって」

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2018年8月 1日 (水)

創発への二つのアプローチ(Two approaches to the Emergence)

 創発(emergence)とは、あるシステムの振舞いが、そのシステムを構成する要素の規則的で、単純な振舞いの総計からは、論理的に構成できないとき、その、システムの振舞いをいいます。

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2018年7月20日 (金)

言葉の織物(A Textile of Language)〔2〕

前回からの続き。

 私は、ヨハネ福音書の、少なくとも冒頭部の、「初めに言があった。」は真実を穿っているのではないかと考えています。

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2018年7月18日 (水)

神の「影」 (The Shadow of God)

 キリスト教における、「神」vs.「ひと」、「ひと」vs.「ひと」の関係性を考えます。

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2018年7月17日 (火)

個人主義、その東と西

 儒家では、修身斉家治国平天下、と言います(礼記/大学)。

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2018年7月14日 (土)

他山の石、あるいは小林秀雄のこと

 「他山の石」とは、石を磨くのに使う、もう一つの石のこと。転じて、他人の善いおこないは見習い、悪いおこないは自分の戒めにすること。「人の振り見て我が振り直せ」の意。

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2018年7月12日 (木)

言葉の織物(A Textile of Language)

 三島由紀夫は、小説の世界をこう語ります。

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2018年7月 8日 (日)

マリア様はひと様か、それとも神様か

 Max Weber は、人間集団の組織化に二つのカテゴリーを作りました。

Anstalt アンシュタルト(=institution)
Verein  フェライン(=club or association)

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2018年7月 7日 (土)

「グライダー人間」から「飛行機人間」へ?


 三十年以上前からこの件については、『思考の整理学』1986年ちくま文庫が警告していました。

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2018年7月 6日 (金)

中世ナバール王国の貴公子ザビエル(Xavier)

 ザビエル(Francisco de Xavier 1506-52)は、イベリア半島の付け根、ビスケー湾(大西洋岸)寄りのピレネー山脈沿いにあった、中世ナバラ王国のバスクの血をひく名門貴族出身です。

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2018年7月 5日 (木)

materialism(物質主義)からphysicalism(肉体主義)へ

 哺乳動物の外界認知のかなり大きな部分は、眼からくる視覚情報が占めます。なぜなら、風に乗ってくる匂いや空気の振動で伝わる音に比べて、光の伝達速度は瞬間だからです。

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2018年7月 3日 (火)

維新=ボリシェヴィキ革命、の最大の歴史犯罪

 維新=ボリシェヴィキ革命の最大の歴史犯罪は、神仏分離=廃仏毀釈です。

 二つの点が犯罪的でした。

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2018年6月30日 (土)

芥川龍之介「羅生門」大正4年

芥川龍之介「羅生門」大正4年、を読みました。

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2018年6月25日 (月)

三島由紀夫が誘(いざな)う、小説の楽しみ方

小説はそのなかで自動車でドライヴするとき、テーマの展開と筋の展開の軌跡にすぎません。しかし歩いていくとき、これらは言葉の織物であることをはっきり露呈します。つまり、生垣と見えたもの、遠くの山と見えたもの、花の咲いた崖と見えたものは、ただの景色ではなくて、実は全部一つ一つ言葉で織られているものだったのがわかるのであります。昔の人はその織模様を楽しみました。小説家は織物の美しさで人を喜ばすことを、自分の職人的喜びとしました。

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2018年6月24日 (日)

脳内の像(vision)の言葉を通じた次元低下とその復元

■脳内の像(vision)
 人間の頭のなかの記憶は、一つ一つの塊(object)が連想の糸で繋がれ、数珠つなぎの形で格納されています。

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2018年6月16日 (土)

ライプニッツからマンデヴィルへ(From Leibniz to Mandeville)

 以下、村上淳一氏の著から2箇所引用します。

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2018年6月11日 (月)

知識再生堂(Renqing-Reprint)を始めました

まず、第一弾は、 北昤吉著 『哲学行脚』 大正15(1926)年 新潮社刊 です...

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2018年6月 8日 (金)

二十世紀はいつ始まったか?(2)

(1)からの続き。

■総力戦体制

 現代歴史学では、《現代》、《現代化》は第一次世界大戦以降ということになっています。その際のキーワードは「総力戦」※です。

※一つのエポックは、20年前の下記の書。

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2018年6月 7日 (木)

'It seems to me' から 'I think' へ

 外山滋比古氏が『思考の整理学』1986年ちくま文庫、の文庫版あとがきで興味深いことを述べています。

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2018年6月 4日 (月)

Emil Lask und Heidegger

Emil Lask(1875―1915)
ハイデッガーがその『存在と時間』(1927)、p.218脚註(独語版)おいて、「現象学研究の主流の外で《現象学的真理論》の研究を肯定的に引き継いでいる唯一の者はラスクである。」とラスクに触れ、その『法哲学』『判断論』を挙げていることを見ますと、エミール・ラスクの重要性を少し想像することができそうです。現代は新カント派を過小評価し過ぎているのかも知れません。

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2018年6月 2日 (土)

Yo soy yo y mi circunstancia /Jose Ortega y Gasset (1883-1955)

"Yo soy yo y mi circunstancia, y si no la salvo a ella no me salvo yo."
Meditaciones del Quijote ,Madrid,1914, pp.43-44

「私とは私と私の環境のことである。もし私がそれを守らないなら、私自身を守らないということだ。」
“I am I and my circumstance; and, if I do not save it, I do not save myself.”
"Meditations on Quixote"

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2018年5月30日 (水)

Gee!! I wish I were a man, I'd join the Navy. Be a man and do it (1917)

Gee!! I wish I were a man, I'd join the Navy.
「私が男だったら海軍にはいるのに」
BE A MAN AND DO IT
「男らしくそうしよう」

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2018年5月24日 (木)

誰にも言えそうなことで、誰も言えなかったこと(2)

 興味深いエッセイがありました。

田中成典「価値を生み出す」、大学への数学 2018年 05 月号 [雑誌]P.1、東京出版、所収

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2018年5月21日 (月)

二十世紀はいつ始まったか?(1)

 表題はある意味で愚問と言えます。暦通りなら、1901年が二十世紀の第1年だからです。しかし、暦年ではなく、二十世紀の特徴を手掛かりとしてその始まりを考えると別の面が見えてくるかも知れません。

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2018年5月20日 (日)

樺山紘一編著『現代歴史学の名著 』1989年中公新書(後編①)

中編からの続きです。

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2018年5月11日 (金)

最近の外国為替相場について

少し、不思議に感じたので投稿しておきます。

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2018年5月 5日 (土)

樺山紘一編著『現代歴史学の名著 』1989年中公新書(中編)

前編より、続きます。

10/11.評者:松浦義弘
大塚久雄『近代欧州経済史序説 』(1944)
高橋幸八郎『市民革命の構造 』(1950)

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2018年5月 3日 (木)

人的資源の比較文明論

 どういう文明、文化を背景に持った社会にも、歴史的に形成された、理想的人間像、誰もが憧れるモデルがあります。前近代の社会は、基本的にどこでも身分社会を形成していましたから、前近代においては、身分ごとにお手本になるロール・モデルがあったことになります。ところが、前近代から、中国では、社会の上下に関係なく、理想の人間像は君子jūnzǐでした。

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2018年5月 2日 (水)

樺山紘一編著『現代歴史学の名著』1989年中公新書(前編)

 本書の姉妹編である、樺山紘一編著『新・現代歴史学の名著』2010年中公新書、に関しては、書評記事を四年前に弊ブログにて掲載しました。
 今回、改めて1989年版(本書)を読み、こちらも好著と感じたのでご紹介する次第です。

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2018年4月 1日 (日)

Max Weberの「浄土真宗」観〔2〕

 〔1〕で挙げた大塚久雄の指摘そのものを、ご参考までに引用しておきます。

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2018年3月31日 (土)

二つのヨーロッパ

 このところ、関東の太平洋側は好天に恵まれ、実に気持ちの良い日が続いています。本当に、日本列島の春先の太平洋側の気候は素晴らしい。

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2018年3月20日 (火)

My First Rifle(初めてのライフル)

 米国で、9歳男児が13歳の姉を射殺しました。3月19日、ミシシッピ州にて。

米で9歳男児が姉射殺 ゲームめぐりけんか 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 なんで、こんな事件が頻発するのかという法的根拠は、合衆国憲法に明記されています。

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2018年3月16日 (金)

本居宣長と両墓制

 宣長には、二つお墓があります。先祖伝来の菩提寺、浄土宗樹敬寺に一つ。もう一つは、宣長を実際に土葬した、松坂郊外の山室山の頂上(一応、浄土宗妙楽寺の寺域内)の「本居宣長之奥津紀」です。前者は、世間一般の法事等のためのもの。後者は、いわば「本居宣長」という大学者のファン用のもの、です。

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2018年3月12日 (月)

戦間期の留学熱

 戦間期(Interwar Period)とは、第1次世界大戦の終結(1918年11月、大正7年)から第2次世界大戦の勃発(1939年9月、昭和14年)までの約20年間を指します。この時、大挙して戦勝国日本の留学生が敗戦国ドイツ(ベルリン)、オーストリア(ウィーン)を中心に、欧米中を巡りました。

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2018年3月10日 (土)

Max Weberの「浄土真宗」観〔1〕(20180401参照追記)

 随分昔に読んだ、

大塚久雄『社会科学の方法‐ウェーバーとマルクス‐』1966年岩波新書
Ⅲウェーバーの「儒教とピュウリタニズム」をめぐって‐アジアの文化とキリスト教‐

に、気になる言葉があってずっと引っかかっていました。

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2018年3月 9日 (金)

借りた本はサッサと読んで貸主に返しなさい(by 本居宣長)

 宣長の、本を借りたら読んで早く返しなさい、のエピソードは下記にあります。

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2018年3月 8日 (木)

ウェーバーと家康(Max Weber and Tokugawa Ieyasu)

 私が参加してるMLにて、

Max Weber, Hinduismus und Buddhismus, 1921
(Gesammelte Aufsatze zur Religionssoziologie, vol.2)

に、徳川家康の記述があることを教えて頂きました。
それをサクッとご紹介。

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2018年3月 5日 (月)

R.N.ベラーの和辻哲郎論

 以下は、
原題Bellah, R. (1965). Japan's Cultural Identity: Some Reflections on the Work of Watsuji Tetsuro. The Journal of Asian Studies, 24(4), 573-594. doi:10.2307/2051106
邦題〕 R.N.ベラー(勝部真長訳)「和辻哲郎論」
 所収 湯浅泰雄編『人と思想 和辻哲郎』三一書房1973年、pp.69-106
という、先年物故した著名な米国人社会学者ロバート・ベラーの、和辻哲郎を論じたとても面白い論文の感想です。

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2018年3月 4日 (日)

西欧におけるphallocracyの実態 2(追記20180409)

 アングロサクソンの(性差)個人主義は、ある種、筋金入りです。

 ごく最近の事例でいえば、ハリウッドの騒動があります。主演の男優が5億円、ヒロインが2億円とか。どちらもすごいですが、その男女差もすごい。

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2018年3月 3日 (土)

西欧におけるphallocracyの実態1(追記20180409)

 当方が参加しているMLで非常に興味深い逸話を伺いました。
 あるMLメンバーの知人女性(西欧人)がこうぼやいたそうです。

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2018年3月 2日 (金)

近世の排仏論

 一世紀に及ぶ内戦である戦国期が、最終的に大坂夏の陣(1615年)を最後に終息して、元和偃武=Pax Tokugawana がもたらされますと、死と来世=彼岸に日常的に直面していた列島庶民の心性は、ようやくそのベクトルを此岸に向けることが可能となりました。この世から切断された来世志向から現世と地続きの未来志向への転換です。

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2018年2月28日 (水)

中島真志 著『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』2017年10月新潮社(20180301追記)

【主内容】昨今なにかと話題になる、ビットコイン等の仮想通貨。その仮想通貨の全体像と評価が本書記述の3割。その基幹技術として考案されたブロックチェーン(=DLT 分散型台帳技術)の全体像と評価、今後への影響の記述が7割。
 したがって、本書タイトルで言うと、「アフター」が主、「ビットコイン」が従、となる。銀行員、証券マン、アセットマネジメントに携わる方、事務工程の業務改革を得意とするコンサルタント、だったら必読書。絶対、読んだ方がいい。なぜなら、DLTは5年内にあなたの日常業務を変えてしまうから。

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2018年2月19日 (月)

DLT( Distributed Ledger Technology )と華厳思想

 従来、ブロックチェーンと言われてきた技術は、近時、「分散型台帳技術 Distributed Ledger Technology ( DLT )」と呼ばれるようになってきています。その本質が、所有権データを分散型で管理する、というものだからです。

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2018年2月16日 (金)

コンメンタール 尾藤正英「尊王攘夷思想」1977年

本ブログ記事の、

「ひとつの徳川国家思想史」(1)~(12結)

を、PDF化しました。ご利用頂ければ、幸甚です。

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2018年2月14日 (水)

記事のPDF化をしてみました

 本ブログ内の記事で、長編のものを試験的に幾つかPDF化してみました。下記です。

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2018年2月 5日 (月)

古代中国の環境破壊

 浅野裕一著『古代中国の文明観 ―儒家・墨家・道家の論争―』2005年岩波新書
の、PP.2-3、にこうあります。

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2018年2月 1日 (木)

赤い月を見た

 1月31日の水曜日、夜10時半頃。赤い月を見ました。多分、生まれて初めて?

box4

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2018年1月27日 (土)

地球温暖化のメカニズム

 頭の整理のために、今自分が持っている知識で地球温暖化の機構を箇条書きにしてみました。もし、間違い、事実誤認等ありましたら、ご指摘頂けますと非常に助かります。

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2018年1月23日 (火)

西部邁への断章

 西部邁氏が1月21日、亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

 私、西部邁と昼飯を食べる寸前までいったことがあります。(笑)

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2018年1月16日 (火)

越中女房一揆

 表題を見て、何のことかと首を捻る方が多いのではないでしょうか。これは、1918(大正7)年夏、富山県の魚津町から始まった、米騒動のニュースを取り上げたある新聞の見出しです。その全体像は下記の表をご覧ください。

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2018年1月15日 (月)

日本銀行のバランスシート

 下記は、2017年5月現在の日本銀行のバランスシートです。すぐわかることは以下のようなことです。

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2018年1月 3日 (水)

山口昌男と二人の王

 この1973年の夏私はイギリス社会人類学協会(ASA)創立十周年記念大会の後もオックスフォードのウォートン・カレッジに止宿して、読書、本蒐め、ディアギレフ関係の資料集め(モシュレアム美術館)に行って、暇があるとバムブリー通りの社会人類学研究所で、オックスフォード人類学の創始者マレットの寄贈になるマレット蔵書などの本を読んでいた。

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2018年1月 1日 (月)

2018年の抱負(ver.6 20180205リンク追記)

  今年の抱負は、本を読むことではなく、本を書くことです。以下、その備忘録。

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2017年12月31日 (日)

マスコットと苦難の神義論(Theodizee des Leidens)

マスコット( mascot [en]/mascotte [fr])
英語圏には,フランスの作曲家オードランEdmond Audran(1840-1901)のオペラ《 La Mascotte 》の公演(1880)を機に知られるところとなった語。

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2017年12月30日 (土)

北海道のマンモスはなぜ絶滅したか?

 大相撲の初場所は真冬に行われます。某国営放送の中継をみると解説している親方は室内とはいえ大抵半袖シャツ姿です。周囲に体のサイズが大きい方がいれば気付くと思いますが、彼らは大抵汗っかきで、夏場なら常時ハンカチやタオルを握りしめています。それはなぜでしょうか?

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2017年12月21日 (木)

奈良朝びとの古墳破壊とパーセプション・ギャップ

 弊記事で掲げた表に奇妙な部分があることに今頃気付きました。築造年順の7番目、市庭(いちにわ)古墳です。

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2017年12月19日 (火)

古墳は《お墓》ではない?(3/結)

 下記は、前回記事で引用した松木武彦氏の表を少し加工してみたものです。

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2017年12月18日 (月)

古墳は《お墓》ではない?(2)

 (1)の続きです。

 (1)では、なんのために古墳が築造されたのか、ということで、故人の事績を顕彰するというより、築造そのものが目的だったと考えました。そう考えた場合のアイデアを幾つか列挙しました。

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2017年12月13日 (水)

古墳は《お墓》ではない?(1)

 表題は意図的に書いてみました。というのも、《お墓》なら、古墳、とりわけ大王あるいは天皇クラスとみなされる全長数百メートルに及ぶ巨大な前方後円墳で、被葬者がいま一つわからん、なんてことが起きる訳がない、と思うのですね。

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2017年12月11日 (月)

古代弥生人の名前

 縄文、弥生、古墳等の日本古代は無文字社会なので、基本的に人名は残りません。ま、残りようがない訳です。名は当然あったでしょうが、それを記録保存する文字がないからです。

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2017年12月10日 (日)

日本列島の地域別人口分布の歴史的推移

 資本主義の歴史的膨張は、ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京等の巨大都市へ諸資源(人口、マネー、知識など)の集中の過程と相即しています。その再検討の材料として地域別人口の概要は必須知識です。

 下記に大変有益な図表がありましたので、参考までにご紹介します。

図録▽地域別人口分布の超長期推移(縄文時代から1995年まで)

社会実情データ図録」様、毎度、貴重な図表をありがとうございます。

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2017年12月 8日 (金)

一つの H.G.Wells 評

 今からウン十年前に読んで、記憶の底に仕舞い込まれていました。ふと甦ったので、備忘として残すことにします。

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2017年12月 3日 (日)

幕末に列島の植民地化危機はない(2)

 本件に関して、同時代の証言、それも当事者に近い立場の人間の言を一つ引いておきます。

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2017年12月 2日 (土)

貴種流離譚

光源氏須磨流竄の原因は、犯すことが、あつたのである。其故、天上に近い生活から、自ら去つて、流離することになったとしてゐる。其犯しの種類は違ふが、竹取の赫耶姫も、愈、昇天する前になつて、翁に語つた所では、天上の者だが、聊か犯しがあつて、人界に住むことになつたと言ふのである。

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2017年12月 1日 (金)

Max Weber権力理論に対する Otto Brunner からの批判(1)

 ドイツ国制史の泰斗から、Weber権力論に関してこんな批判があったというのは今まで気付かなかった。ブルンナーの本を何年間も積読にしておく私が阿保なのだが・・・。

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2017年11月26日 (日)

高校の図書室にまつわる回想

 高校では割と図書室に入り浸っていた。帰宅部だったこともあるし、図書室司書のお姉さんの魅力に惹かれたこともある。

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2017年11月24日 (金)

文字無き世界(3/結)

 弥生時代から古墳時代、ヤマト王権への変遷は、プリミティブな無文字社会に、漢文でいうところの《文明(暗いところを文字という光が照らし出す)》が浸透する過程そのものです。これは列島の文明史上最大のドラマと言ってよいと思います。

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2017年11月19日 (日)

文字無き世界(2)〔20180725追記〕

 さて、face to face のコミュニケーション形式で成立していた、小規模かつ単純な無文字社会が、何らかの原因で、その範囲を広げたとします。すると、その規模に対して既存のコミュニケーション形式の処理能力は過少であるわけですから、全体的な意思疎通がなかなか成立しないだろうと予想されます。

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2017年11月17日 (金)

文字無き世界(1)

 文字の無い、あるいは文字が使われない社会を人類学では無文字社会とか、前文字社会とか言ったりします。この言葉を聞いて思いつくのは、例えば、アマゾンやボルネオ島奥地の密林で小さな集団(共同体)を作って暮らす、部族社会の人々でしょう。彼らはしばしば「現代において石器時代の生活を送る」といった形容がなされたりします。

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2017年11月 4日 (土)

前方後円墳は、どっちが「前」?

 文字通り、「方」(四角形)が手前で、「円」が奥だと思っていた。
 ところが、この「前方後円墳」の命名は、近代の学術用語ではないということをつい最近知った。

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2017年10月29日 (日)

凝固点降下と文明史(5/結)

理科的な整理

 自然界の物質は大抵、化合物である。純物質はほとんどない。したがって、《鉄 Fe》の原料である鉄鉱石も、基本的に《酸化鉄》である。酸化鉄(赤鉄鉱Fe2O3、磁鉄鉱Fe3O4)を《鉄 Fe》にする反応は、酸化反応の逆の過程、還元反応である。

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2017年10月27日 (金)

村上淳一氏を巡る雑感

 私は、故村上淳一氏の良い読者ではない。精々、つまみ食い程度。したがって、以下は思いつくままをつれづれに書いてみる。

続編を書きました。御参照頂ければ幸甚。

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2017年10月26日 (木)

訃報 村上淳一氏

 法史学者村上淳一氏が亡くなられた。10月24日、84歳。肺炎とのこと。著作で存じ上げているだけだが、知的な恩義を感じている身なので、弊ブログにて一言。

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2017年10月23日 (月)

凝固点降下と文明史(4)

 これまでの議論での隠れたポイントは、木炭である。

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