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2005年7月27日 (水)

徳富蘇峰(3)

 ただ、蘇峰の弟の徳富蘆花というケースもありました。蘆花は晩年パレスティナ順礼の旅に出たりしていて彼へのキリスト教(ヘブライズム)の影響は蘇峰のように、伊達や酔狂では終わりませんでした。

 近代日本の知識人の分裂した魂は、蘇峰と蘆花の兄弟に典型的に見ることができると思います。

*参照
徳富蘇峰、「便宜主義」の範例
徳富蘇峰(2)

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