« 勝俣鎮夫『一揆』 | トップページ | 磯田道史『武士の家計簿』新潮新書(2003年) »

2005年8月23日 (火)

天下を保つ匹夫(顧炎武)

是故知保天下,然後知保其國。
保国者。其君其臣。肉食者謀之。
保天下者。匹夫之賤。與有責焉耳矣。

是の故に天下を保つを知って、然る後その国を保つを知る。
国を保つ者は、其の君其の臣。肉食者之を謀る。
天下を保つ者は、匹夫の賤、与かって責め有るのみ。  

《だから、天下を保持することを知ってこそ、その国を保持することを知る。国を保持するのは、その君主とその家臣のごとき上流階級が考えることである。天下を保持するのは、一人一人の人民が関与して責任を持たねばならないことなのである。》

顧炎武(1613-1682)、『日知録』(1670年)
中国文明選、顧炎武集、清水茂、朝日新聞社(1974)、pp.381-388

|

« 勝俣鎮夫『一揆』 | トップページ | 磯田道史『武士の家計簿』新潮新書(2003年) »

中国」カテゴリの記事

思想史」カテゴリの記事

政治」カテゴリの記事

書評・紹介」カテゴリの記事

東アジア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104369/5595136

この記事へのトラックバック一覧です: 天下を保つ匹夫(顧炎武):

« 勝俣鎮夫『一揆』 | トップページ | 磯田道史『武士の家計簿』新潮新書(2003年) »