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2005年9月29日 (木)

何を今さら!

朝日新聞の天声人語(9/26)↓が寝ぼけたこと言っているので、二言三言。
http://www.asahi.com/paper/column20050926.html

衆議院における小選挙区比例代表並立制は、1994年に導入された。それも政治改革の一環として。その折、朝日新聞その他の大マスコミが一貫して小選挙区制に反対していたか、寡聞にして知らない。私の雑駁な記憶では、「政治改革」のかけ声の下、あたかも、小選挙区制を導入することが「政治改革」であるかのような幻想を与え続けていたという印象がある。

小選挙区制が、議院内閣制と結びつけば強力な与党ができる可能性があり、それがいったんできれば、大統領制より強力な一種の独裁的力を政権党に与える場合がある。

そんなことは、小選挙区制のことを多少なりとも調べ、近代イギリス政治史を少しでも紐解けば簡単にわかることではないか。当時の新聞記者がその程度の知的努力もしなかった怠慢が、今の小泉氏の大勝利を帰結しているのだ。

件の天声人語氏だって、たかが十年まえだから、同じ朝日新聞記者であったろう。ならば、多少は自分の不明を恥じて欲しい。あえて自紙の、とのまでは言わないでおく。

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コメント

はじめまして 榊です
朝日はもうお笑い新聞ですね。こちら東京も酷い。小泉をヒットラーに例え、投票した有権者を「看守小泉と受刑者」の関係に置き換えてますよ。読んでいて疲れます・・・

投稿: sakaki | 2005年10月11日 (火) 16時09分

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