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2005年9月24日 (土)

お金持ちは何人いる?

一週間ほど前に、東京国税局でノートパソコン2台が紛失したというニュースが流れた。
下記↓。

国税局のパソコン不明
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_09/t2005091632.html

どうも盗まれたようだが、2台のうち1台が滞納などの処理を担当する徴収部のもので、その中のデータが興味深い。徴収部のパソコンは8月2日に47万人分のデータを入力して作業していたが、その47万人とは東京国税局管内の2003年分の収入が1000万円を超える個人事業者。つまり、東京国税局管内には少なくとも年収1000万円を超える個人事業者が47万人いるというわけだ。滞納処理をする部署でのデータだから、滞納せずさっさと完納している千万長者もいるのだろう。

それにしても、47万人という数字はどの程度の規模か。およそ、大分県大分市、兵庫県姫路市の人口とほぼ等しい。つまり、地方の中心都市で、その住人がすべて、年収1000万円超ということになる。それに、平均ではなく超だから、当然年収ウン千万円の御仁も含まれる。

また、データは古いが、10年ほど前、米国系証券会社の調べで、東京都、神奈川県、埼玉県の1都2県で、10億円以上の不動産を保有している人は、4万5000人いて、この4万5000人が保有する預金、株、債券などの金融資産の残高は240兆円に達するという結果もあった。この資産家たちは平均53億円の金融資産を持っていることになる。

つまり、バブルで総資産が膨れ上がり、それを上手に売り抜けて、金融資産に確定してしまった50億万長者の資産家層が、首都圏で5万人規模でおり、ここ数年間で族生した年収1000万円超の新興事業主層が、この東京に50万人規模でいる、と推測できるわけだ。

現在、景気はどうもはっきりしないが、お金はあるところには相当あり、現代の貧富の差は常識以上に広がっているといえる。これでは、とても有効需要不足で、財政で景気浮揚しようにも、赤字が増えるばかり。景気回復の弾みにはならない。

あなたの身の回りにも、相当のお金持ちが密かにゴロゴロしているはず。

「民族の強靭さの程度は、その社会の最も弱いものの幸福によって測られる」
スイス憲法  前文
http://www.admin.ch/ch/itl/rs/1/index.htm

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