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2005年10月 6日 (木)

佐野英二郎『バスラーの白い空から』1992年〔2〕

「あの、あお黒く光る鋼鉄の機械油のにおいを、ぼくらは相互のどこかに探り当てながらも、しかしながら、そこから先には踏み入らなかった。お互いに、浅くしか眠ることが出来なかった夜々のことを、おたがいの不運な時代のことを、ぼくらはまだ打ち明けることが出来なかった。」
佐野英二郎『バスラーの白い空から』青土社(2004年)、p.66

 上記は、その若き日に、人間魚雷「震洋」の乗組員だった人物の珠玉エッセイの一部です。2005年現在、インド洋上で、サマーワで、若者たちが”浅くしか眠ることの出来ない夜々”を過ごしていることでしょう。

今、我々に必要なのは、少しの勇気、そして想像力の解放だと思います。

〔参照〕
佐野英二郎『バスラーの白い空から』1992年〔1〕
佐野英二郎『バスラーの白い空から』1992年〔3〕: 本に溺れたい


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