1葉の写真
ここに1葉の写真が掲載されている。書名を、
ライは長い旅だから(皓星社ブックレット11)
という。1981年出版のものが2001年に再版されたものだ。
その、51、52頁の「ボク」という詩を見て欲しい。ちっちゃな赤ちゃんが背を丸くし、手を握り締め、目を閉じて、窮屈そうに、ホルマリン液で満たされた標本瓶の底で眠っている。あなたはこれを見て涙を流さないだろうか。これで、厚生労働省が意図していることが、この赤ちゃんたちを再び殺そうとしていることがわからないだろうか。
購入されるでも、図書館でご覧になるのでもよい。お願いですから、一度、見て欲しい。この赤ちゃんたちのために、泣いてあげて欲しいのです。そしてその悲しみを怒りに変えて行動して欲しいのです。不憫な赤ちゃんたちを二度殺させてはならないのです。
厚生労働省の動きを阻止するための署名
厚生労働省に二度殺される赤ちゃんたち
皓星社データベース
上記出版社による、戦前、日本語の雑誌記事・人物データベースです。十分、世界に誇れるものでしょう。この小出版社の高志を、大マスメディア連はつめの垢でも煎じて飲め。
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