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2005年12月25日 (日)

第一次世界大戦の衝撃

 下記の本が面白いらしい。

宮下 誠 『20世紀絵画 モダニズム美術史を問い直す』 光文社新書(2005)

 第一次大戦のアートへの衝撃は、「アール・ヌーボー」から、「アール・デコ」や「バウハウス」への変化にも読み取れる。もうかれこれ7、8年前に、エミール・ガレのガラス工芸展を、信州・諏訪で見たとき、感じたものだ。

 第一次大戦の思想史的意義については、以下も興味深い。

村上淳一 『仮想の近代』 東大出版会(1992)。p.153-4

「《・・一九一〇年代頃には、西欧の文化と社会は、アンリ・ド・ナヴァール(アンリ四世)とミシェル・ド・モンテーニュの夢であった政治的中庸と人間的寛容の世界に、まさに復帰せんとしていた。》この「再ルネッサンス」が、第一次大戦によって五〇年も先送りされることになったのである。」《》内は、S.T.Toulmin “Cosmopolis”1990,Chicago UP.からの引用。

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コメント

足踏堂さん  そうでしたか。北澤美術館でしたか。もう、すっかり忘却の彼方でした。(- -; でも、諏訪って、面白い町ですね。なんか、ちっこい、美術館、っていうより、美術ルーム?が湖の周辺にやたらとあるんですけど。たぶん、その北澤美術館で、ガレの、花様のベッドサイド・ライトみたいなものを思わず買いましたね。私にはちょっと辛い記憶です。

投稿: renqing | 2005年12月26日 (月) 01時09分

MARUさん、どうも。
> 『西洋音楽史』(岡田暁生、こちらは中公新書)
了解。インプットしました。(- -v

投稿: renqing | 2005年12月26日 (月) 01時03分

北澤美術館ですか。いい美術館ですよね。私は今年行きました。

投稿: 足踏堂 | 2005年12月25日 (日) 19時51分

コメントありがとうございます。
出版元はご指摘の通り「光文社新書」でした。
(上記TBさせてもらいましたが、本文が中公新書となってます。お詫びして訂正いたします。)
内容は、「新書でここまで・・・」と思える程ハイレベルのものだと思います。
今、続けて『西洋音楽史』(岡田暁生、こちらは中公新書)を読み始めましたが、これも知的興奮に満ちたクラシック音楽の通史で、お勧めできます。

投稿: MARU | 2005年12月25日 (日) 08時43分

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宮下誠氏の『20世紀絵画』(中公新書)を読み始めた。 これはとても面白い現代美術への入門書だ。 青いボールペンで線を引きながら読んでいるが、ページ毎に発見があり、知的な興奮で一杯になる。 現代美術の入門書として最良の本であり、同時代の音楽史、文学史、思想....... [続きを読む]

受信: 2005年12月25日 (日) 08時34分

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