あなたがステーキを1kg食べることの意味
「 日記はこれから書かれるところです。」さんが、このことの意味を問うている。
「し・し・し」
簡便なデータとしては以下のサイトを見ていただきたい。
ベジタリアン・ネットワーク「食糧問題」
あと、なぜか、去年11月から更新が途絶えているが、下記のサイトも参考になる。
「肉食再考委員会」さん
(FAOの関連サイトもたどれます。)
知らずに他者を餓えさせて、そのうえ、出っ張った下腹を凹(へこ)ますために、エクササイズする、なんて、さしずめ《現代の怪談》と言うべし。
〔閑話休題〕
で、最近、某数学者のがらみのことを大量に書き続けていたので、少し頭が混乱、というか、脳細胞のネットワークに支障をきたしているのではないか、という幻覚、いやもとい、自覚を感じたりしていて、(自覚を感じる、と書くのも相当重症か?)、大脳ネットワークのダウンに少し慄(おのの)いていたりする。
こういうときは、ヘンなことを思い出すもので、「菜食主義社会主義者」という言葉を思い出した。この《主義者》は、サイバネティックスの創始者N.ウィーナー(Norbert Wiener)のお父ちゃんだ。ハーバード大学のスラブ語講師で、イディッシュ語の研究者、その名を、Leo Wienerという。彼は、ユダヤ系ポーランド人の移民一代目なので、倅(せがれ)のような米国語読みしない。だから、レオ・ヴィネル、と読む。
ま、それだけのことなんだが、この「菜食主義社会主義者」、英語名なら、vegetarian socialist だろう。東欧にそんな主義があるのか、前から知りたかったのだが、まだその機会に恵まれない。ただ、スラブ世界には、フランスの初期社会主義者シャルル・フーリエの流れを汲む社会主義が流布していたので、その関連かもしれない。あのドストエフスキーだって、若かりし頃は立派なフーリエ主義者だ。
思考がランダム・ウォークしつつあるので、このへんで。
*参照(「菜食主義社会主義者」なる言葉はこの本で知った。)
『フォン・ノイマンとウィーナー 2人の天才の生涯』
Steve J.Heims著, 高井信勝訳, 工学社(1985)
**告白します。私は本日、この記事を書いたことをすっかり忘れてしまい、松屋で豚丼とあろうことか、とん汁まで食べてしまいました。口舌の輩として、ご批判を甘受いたします。m(_ _)m
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- Taxman (The Beatles, 1966)(2023.11.30)
- 秋の絶景、大村湾:日本の《真珠湾》、長崎県(2023.11.12)
- 沢田マンション:日本の カサ・ミラ〔1〕/Sawada Manshon: Casa Milà, Japón〔1〕(2023.09.19)
- 「後期高齢化」社会の現実(2023.08.31)
- 五月雨の晴れ間に出でて眺むれば青田を涼しく風わたるなり〔良寛 18C〕(2023.07.21)
「書評・紹介(book review)」カテゴリの記事
- Rose petals in the canyon(2023.10.25)
- 峡谷に薔薇の花弁を(2023.10.25)
- 戦後日本の食料自給率なぜ低下したか?/ Why did Japan's food self-sufficiency rate decline after World War II?(2023.09.18)
- The genuine "leader" by Peter F. Drucker / 真のリーダー(ピーター・ドラッカー)(2023.09.12)
- 動物に心はあるか?/Do animals have minds or hearts?(2023.09.02)
「言葉」カテゴリの記事
- 「ノスタルジア」の起源(2023.05.08)
- Origins of 'nostalgia'.(2023.05.08)
- 夜の言葉(アーシュラ・K・ル=グイン)(2022.04.22)
- LILIUM: ラテン語によるアニソン/ LILIUM: The anime song written in Latin (1)(2022.02.26)
- Collapse of Social Order and Salvation of the Individual(2022.02.15)
コメント