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2006年2月13日 (月)

法について少し

 以前から気になっていて、うまくまとまらないことがある。

 「法」と「相互性 reciprocity」の関係だ。

 藤原氏の本シリーズ(3)への、弓木氏のコメントにもある、「互酬契約」の思想、の根幹にある考え方である。

 石井紫郎 『日本人の国家生活』 東京大学出版会1986年

所収の、

 勝俣鎮夫『一揆』 岩波新書1982年

への書評で、日常(ケ)において貫徹される、相互性 reciprocity としての西洋の「法=正義」と、非日常(ハレ)においてのみ回復される、相互性 reciprocity としての日本の「法=正義」、という対比があり、それがズーッと脳裏の片隅に引っかかったままなのである。

 今ここでは、この氷解しない不定形な代物を、とりあえず言葉に吐き出し、満天下に晒しておくことのみに甘んじたいと思う。

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