大人の分類(2)
名付けて、「大人マトリクス」、を作ってみた。
| 善 | 悪
--------------------------------------------
| | 姉歯
賢 | 普通の大人 | ホリエモン
| | etc.
| |
--------------------------------------------
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愚 | 危険な大人 | 付ける薬なし
| |
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ここで、悪、とは、善悪の分別ができるのに、あえて悪を選ぶこと。そうでなければ善。
また、賢、とは、善悪の分別が自分でできるか、少なくとも、他人の意見を参考にしたり、調べたりしたうえで、自分で善悪の分別をつけ、その結果に責任を負えること。だから、善悪の区別が付けられないとか、ことの善し悪しを、自分でよく考えたり、調べたりしないで、簡単に他人の意見に流されて決め付けてしまう者が「愚かもの」と言う。
まともな大人、つまり、普通の大人は、賢善ディメンションにいるはずだ。何も難しいことではない。こういう大人が多ければ、まともな社会といえる。
愚善ディメンションは危険だ。付和雷同社会で、簡単にマスコミや政治家の口舌にうかうかと乗ってしまう。しっかりした大人になるための教育が意図的にサボタージュされているとこういう社会になってしまう。
賢悪ディメンションは、いわずと知れた、姉歯のような連中。悪いこと分かっていて、やっている。
愚悪ディメンションは、社会の中で元来、確率的には多くないはず。そんなのが多数者だったら、その社会はつぶれているか、地上から消し去ったほうがよい。
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