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2006年2月24日 (金)

大人の分類(2)

 名付けて、「大人マトリクス」、を作ってみた。

       |             善             |              悪
--------------------------------------------
       |                             |           姉歯
  賢  |     普通の大人        |    ホリエモン
       |                             |      etc.
       |                             |
--------------------------------------------
       |                             |
  愚  |      危険な大人       |   付ける薬なし
       |                             |
       |                             |

 ここで、悪、とは、善悪の分別ができるのに、あえて悪を選ぶこと。そうでなければ善。
また、賢、とは、善悪の分別が自分でできるか、少なくとも、他人の意見を参考にしたり、調べたりしたうえで、自分で善悪の分別をつけ、その結果に責任を負えること。だから、善悪の区別が付けられないとか、ことの善し悪しを、自分でよく考えたり、調べたりしないで、簡単に他人の意見に流されて決め付けてしまう者が「愚かもの」と言う。

 まともな大人、つまり、普通の大人は、賢善ディメンションにいるはずだ。何も難しいことではない。こういう大人が多ければ、まともな社会といえる。

 愚善ディメンションは危険だ。付和雷同社会で、簡単にマスコミや政治家の口舌にうかうかと乗ってしまう。しっかりした大人になるための教育が意図的にサボタージュされているとこういう社会になってしまう。

 賢悪ディメンションは、いわずと知れた、姉歯のような連中。悪いこと分かっていて、やっている。

 愚悪ディメンションは、社会の中で元来、確率的には多くないはず。そんなのが多数者だったら、その社会はつぶれているか、地上から消し去ったほうがよい。

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