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2006年3月16日 (木)

隣人の権利は、“あなた”の権利そのものだ

 戦乱のアフガニスタンから逃れてきた青年が、難民申請しているにも関わらず、法務省は認定せず、不法滞在として拘束と仮釈放を繰り返している事件がある。このことは、すでに、このblogでも、幾度か取り上げた、

 現在、係争中だが、その東京高裁での裁判が来る4月12日(水)にあり、結審が出る可能性がある。もしご関心があれば下記のリンクから詳細をご覧戴きたい。

がんばれアリジャン Ali Jane Project

 また、同じゴールを目指しつつ、微妙にそのアプローチの異なる*、知的朋友、「 日記はこれから書かれるところです。」さんの下記記事も参照されたい。

■アリジャン次回裁判4月12日です■

 自らの意思ではないが、縁あって、この世に生を享けた我々。その我々の人間としての権利の問題に、日本人も、“国民”も、外国人も、その区別があるわけがない。すべて、隣人の問題なのだ。そして、隣人の問題とは、あなたや私の問題なのである。

*どうも察するに、氏は Kantian らしい**。私は、Kant も、Kantian、Neo-Kantian にも、実は文句がある。氏の折伏をめざすことで、renqing理論を鍛えようかと密かに(バレてるって)目論んでいる。おいおい記事化しよう(したい、できたらいいなぁ)。

**ま、これも私の当て推量に過ぎないが。

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コメント

私はrenqingさんの方が、よりカント主義者だと思ってましたが(笑)

投稿: 足踏堂 | 2006年3月17日 (金) 01時16分

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» ■三不主義宣言■ [日記はこれから書かれるところです。]
ええと、私がkantianであるという大変失礼な指摘を受けたので、ちょっと弁明したいと考えます(ちなみに「失礼」というのはカントに対してです)。まず根源的な反論として、私はあまりカントをよく知りません。カントの膨大な研究枠組み全部を観もせずに、自身を「kantian...... [続きを読む]

受信: 2006年3月18日 (土) 17時37分

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