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2006年4月20日 (木)

ユダは裏切り者ではなかった?

 久しぶりにニュース・ネタ。

 カネで官憲にイエスを売ったことで、キリスト教徒の間では二千年間ちかく評判が悪く、サタンにさえ擬される「イスカリオテのユダ Judas Iscariot」。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」(ミラノ,サンタ・マリア・デレ・グラーツィエ修道院)では、後ろ手にナイフを持っている危ない奴として描かれた。それについてのニュースが下記↓。

<ユダは忠義者?>ユダの福音書の内容を米の協会が発表
 初期キリスト教の外典「ユダの福音書」の内容を6日、米国の科学教育団体であるナ ショナル・ジオグラフィック協会が発表した。同書は同協会などが組織した専門家チームが1700年前の写本だと確認した。主流の教義に反するもので議論を 呼びそうだが、専門家らは「初期キリスト教の多様性を示す文書だ」と話している。
(毎日新聞) - 4月7日19時51分更新

 でまあ、ついでに、ナショナル・ジオグラフィック協会のその話題のサイトをご案内。
The Lost Gospel

「ユダの福音書」によれば、ユダは、イエスの指示でローマ帝国の官憲につきだしたのだそうだ。まあ、よくわかんないけど・・・。どうなんだろ?

 コプト語(エジプトにいた初期キリスト教徒の言語)で書かれた写本テキスト、および、現代の英語によるその翻訳バージョン、それぞれのPDFファイルを入手したい方は上記ナショナル・ジオグラフィック協会のサイトまで行ってみて下さい。

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コメント

無名氏さん
 そういえば、そうですね。ユダではなさそう。それにしても、ペテロのじい様だとすると、右手がキンクし過ぎている気がします。いったい、ダ・ヴィンチはなんのつもり、寓意で、描いたんでしょうね。むむ、わからん。

投稿: renqing | 2006年4月24日 (月) 02時08分

猫屋さん
 歴史上の古代には、そういう存在の仕方がありますね。確かに。

投稿: renqing | 2006年4月24日 (月) 01時56分

ナイフを持っているのは、ユダの後ろにいるぺテロではないでしょうか。

ユダの左手はイエスと同じ食べ物に手を延ばしていますし、右手では袋(お金の入った?)を握っていますよ。

投稿: | 2006年4月23日 (日) 08時23分

ども、ども。
まあシッダールタが“いた”と同じ意味でイエスも“いた”んだと思います。

投稿: 猫屋 | 2006年4月20日 (木) 23時36分

猫屋さん どうも。
>聖書の中の人も大変ですよね。
そうですね。第一、イエスなる男が実在していた、というところが、どうにもこうにも感慨を引き起こしますな。非キリスト教徒としましては。

投稿: renqing | 2006年4月20日 (木) 09時21分

ユダの福音書のほかにも、マリアのとかマグダラのマリアのとか、いろいろあるようです。ただ今回のは米国発だってのがちょっと芳しい気がしないでもない。ダヴィンチ・コードも流行ってることですし、、。無宗教系仏教徒としては、静かに動向を見守りたいわけですが、どこでも“自分探し”はいろいろ大変だあ、とか思います。

十字架にかけられたキリストが“神よ、あなたは私を見捨てるのか”といった時、彼は無神論者だ、とジジェクは言ってますが。すべてを理解した上で、ユダに“お前はなすべきことをするのだ”とキリストが言ったとしたら、、とか。聖書の中の人も大変ですよね。

マグダラのマリア娼婦説も最近は否定されたりしてますし。ジャックはキリストの兄説ってのもありますしね。

投稿: 猫屋 | 2006年4月20日 (木) 07時40分

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