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2006年11月12日 (日)

美しき“青 azur”の、フランス・アニメ

 現役の外務大臣が、NPT体制への挑戦を口にして憚られない程、どうしようもなく、混迷を深めている現代日本へ、ヨーロッパから絶えず新鮮な空気を送り続けている、「ね式(世界の読み方)」さん。

 そこで、素晴しいアニメーションを紹介してくれています。

この映画は観るべし、Azur et Azmar

 私が勝手に連想したのは一つの絵と、あるエッセイ。

 絵のほうは、これ↓。

今村紫紅 「熱国之巻」

 エッセイのほうはこれ↓。

佐野英二郎『バスラーの白い空から』青土社(2004年)

 このフランス・アニメ。日本に来るといいなぁ。

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コメント

猫屋さん、情報ありがとうございます。楽しみに待ちます。

投稿: renqing | 2006年11月16日 (木) 03時29分

どもども、
こっちのプレス読んでたらこの映画、すでにジブリと契約がすんでると書いてあった。ただ今翻訳中ってなところではないでしょうか。来年春休みか夏休み上映ぐらいだろうか。

投稿: 猫屋 | 2006年11月15日 (水) 10時16分

 中世のシチリアには、イスラム、ビザンチン、キリスト教ヨーロッパの人々、宗教が混交して成り立っていた王国がありました。

 その名も、中世シチリア王国。↓参照。
高山 博『中世シチリア王国』講談社新書(1999)

 この著者も、エール大学に在学中(だったかな?)に、この王国を主題にした書物のカバー絵に(キリスト教の王と、そのお伽を努めるアフリカ系ムスリム娘、という当時の図)、強烈に魅惑されて、この研究に入ったと言っておりますね。

投稿: renqing | 2006年11月12日 (日) 22時04分

どもども、前回のカントではコメント残しませんでしたが、ちゃんと毎回読んでますの、猫屋です。この映画の作者ミシェル・オスロはアフリカものKirikouというアニメを作った人です。参考→ http://www.albatros-film.com/movie/kirikou/whatsnew0708.html
けれど今回はイスラムと欧州をテーマにもってきて(作者は移民の話ですといってる)従来の子供向けアニメという枠を出てる。もちろんこれは“御伽噺”で現実ではありません。美化されてるし最後もちゃんとハッピー・エンドです。子供達にはそういったおとぎ話が必要なんだし、実は私たち大人も必要なんだよね。renquing氏がリンクしてる先のエッセイも絵も“実はこれしかないと信じられていた物の見方や遠近法”が単なる(たくさんあるうちの)ひとつのコンセプトであって、創作とは実はもっと自由なもんだ、ということの現われだと思います。

投稿: 猫屋 | 2006年11月12日 (日) 20時17分

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