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2006年12月31日 (日)

奇妙な果実、あるいは、ワクワク(2)

 手塚治虫「メトロポリス」、R.スコット「ブレードランナー」、F.ラング「メトロポリス」。これらに共通しているものはなにか。それは、女性型ロボットと人間男性との恋愛である。

 これは、まさに、「鶴女房」等の異類婚姻譚だろう。そして、この三篇には、濃淡に差はあれ、いずれも「日本」の刻印がある。F.ラング「メトロポ リス」をリプリント版で見たのは十年近く前だが、確か日本的アイテムがあったはずだ。それがなんだったか、寄る年波で忘却の彼方に沈んでしまったが (-_-;。 その衣鉢を継ぐ「ブレードランナー」に、「強力わかもと」のネオンがあるのは明らかにその影響だろう。

 馬琴が「南総里見八犬伝」で、儒教という中国思想本流の影響下にありながら、処女に犬の子を孕ませるという破天荒な奇譚を構想し得たのは、おそらく日本の土壌があればこそだ。

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仰げば尊し。あたしです。(←意味不明)いきなりですまぬが、まずはコチラの歌詞を。仰げば尊し、わが師の恩。教(おしえ)の庭にも、はや 幾年(いくとせ)。思えば いと疾(と)し、この年月(としつき)。今こそ 別れめ、いざさらば。互(たが...... [続きを読む]

受信: 2007年5月22日 (火) 02時22分

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