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2006年12月18日 (月)

未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ

 このセリフ、複写機メーカー、Xeroxのパロアルト研究所の中の、今のPCの始祖鳥(ちょっと古すぎるか?)ともいうべき、Alto開発チームの合言葉だったんだそうだ。

 こういう溌剌とした若者の生意気さに、米国文化の魅力があることは認めざるを得まい。ここには、「無から有を作りだすこと」に何の躊躇も疑念もない。「有は、有からのみ作り出される」という、保守主義conservatism的心性とは全く異なる。米国における政治的右翼や国家主義者(たとえば、ネオコン)が、漸進主義より冒険主義、革新主義、いわばリセット主義者となることと同根だろう。

〔註〕ちょっと感動したので、忘れないうちに記事とする。詳しくは、1)を参照。また、Xeroxがいかにイノベーティブな企業だったのか、という ことの概要を知りたければ、2)を参照されたし。うまくすれば、マイクロソフトとアップルとIBMを足したような企業帝国になっていたのにね。

1)アルトとスモールトーク
基幹ネットワークからオフィス内、家庭内への接続方式として標準的な、「イーサネット(Ether-Net)」。この名称が、光の波としての物理的性質を説明するために仮定され、空間を満たしているとされた「エーテル(Ether)」から来ているもの、というのも、ここで初めて知った。世の中、何がどこでつながってい るか想像つかない。実に面白い。

2)XEROXが生み出したもの

〔補註〕下記もご参照戴ければ幸い。
*ALTO、XEROX、PARC、または、文化としてのPCの誕生
**exod-US氏へのreply

未来を予言する最良の方法は、未来を作ってしまうことだ(2)

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