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2007年1月12日 (金)

《文章密度反比例の法則》

「文章の不思議は、大急ぎで書かれた文章がかならずしもスピードを感じさせず、非常にスピーディな文章と見えるものが、実は苦心惨憺の末に長い時間かけて作られたものであることであります。問題は密度とスピードの関係であります。文章を早く書けば密度は粗くなり、読む側から言えばその文章のスピードは落ちて見えます。ゆっくり書けば当然文章は圧縮され、読む側から言えば文章のスピードが強く感じられます。」
 三島由紀夫『文章読本』中公文庫(2005年改版8刷) 、p.187、第八章文章の実際-結語、より

 下記記事の一文より思い出したので、引用してみた。
 何のかんの言っても、どうも私は、三島の文章が好きらしい。

『句集 彼方より』
「一見、軽々と詠んでいるように見えるのは、実は作者の推敲の賜物である。」

〔註〕「三島由紀夫」カテゴリー作成しました。ご参照下されば幸甚。

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