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2007年2月 5日 (月)

「ゲド戦記」と人類学

 この見出しの所以は、「ゲド戦記」の著者にある。名を、ル=グウィン(Ursula Kroeber Le Guin、1929-)という。ミドルネームに注意して欲しい。そう、彼女は、米国の文化人類学者の大立者、 A. L. クローバーの娘なのである。また、母セオドーラ Theodora Kroeber は作家で《イシ――北米最後の野生インディアン》の著者でもある。

 なんつっても、本当は、1969年のSF小説「闇の左手The Left Hand of Darkness」というのが出世作で、代表作らしく、この作品で1970年にヒューゴー賞を得ているのだそうだ。米国SF界の女王らしいのだが、ここらへんには、とんと土地勘が働かないrenqingなので、ご存知のかたご助言を。

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