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2007年10月

2007年10月27日 (土)

権力起源論としての「社会契約説」に対する二つの批判(1)

■「社会契約説」とは何か

「 政治社会の成立を個人間の契約に求め,それによって政治権力の正統性を説明する理論。すでに古代ギリシアのソフィストにその端緒が見られるが,17~18世紀のヨーロッパにおいて全面的に展開され,国家を個人の作為とし,政治的義務の根拠を個人の選択に求めることによって,権力による事実的支配であった主権国家を,被治者の自発的結社に組みかえる近代国家の構成原理として,巨大な歴史的役割を果たした。」
 福田歓一筆「社会契約説」、平凡社世界大百科事典、1998年

■ Hume の convention 論による批判

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2007年10月17日 (水)

死んでも直らない病→「厚生労働省」 解体すべきなのは社保庁より、その本丸

 下記報道、参照。

 見出しは、「放置」であるが、感染者リストをあの「ミドリ十字」から報告させながら、その報告に対して主務所管の官庁として何のアクションをも採った形跡がない。これではどう見ても、意図的「握りつぶし」だろう。「一定の業務に従事する者が、その業務上に必要な注意義務を怠ること。」が業務上過失なら、あきらかに刑法犯に相当する。

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2007年10月13日 (土)

「あなたも死刑員!」(^^v

 少々旧聞に属するが、自由民主党福田内閣の鳩山邦夫法務大臣は、下記のような戯(たわ)けたことを閣議後、全世界に向けて発言していた。

 え?、なんで全世界にむけて? それは、いかなアメリカ合衆帝国の属国とはいえ、我が大日本皇国の国家的なプレゼンスはいまだ大きく、閣議後の大臣会見は、無論、東京駐在の外国報道機関記者から世界中に配信されるからである。

 よかったぁ、1941年6月の司法大臣・柳川平助の閣議後談話が世界配信されてなくて。これが外電に載っていたら、ただでさえ悪い大日本皇国の評判が一段と落ちたのは間違いないもんね。

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2007年10月11日 (木)

♪あなたも私も犯罪者♪

 あまりにも常識ハズレ(少なくとも私の)な冤罪事件が10月10日、一つ決着した。関連記事を三つ挙げておく。↓

1)冤罪男性、再審で無罪判決=検察控訴せず確定-女性暴行誤認逮捕・富山地裁支部
10月10日15時31分配信 時事通信
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 女性暴行事件で富山県警に誤認逮捕され、実刑判決を受け服役後に無実と判明した柳原浩さん(40)の再審判決公判が10日、富山地裁高岡支部で開かれ、藤田敏裁判長は「被告人が犯人でないことは明らか」と述べ無罪を言い渡した。検察側は控訴しないことを決め、逮捕から5年半かかって柳原さんの無罪が確定した。
 藤田裁判長は、再審公判に提出された大津英一被告(52)=公判中=の調書や、事件現場に残された足跡に関する資料などの証拠から、柳原さんが起訴された2事件について「各犯行の真犯人は大津被告と認められる」と認定した。
 さらに、犯行時刻に柳原さんが自宅で電話をかけていたことを示す通信記録などから、アリバイが成立するとして、犯行を自白した柳原さんの供述調書は「信用性がないことは明らか」とした。 
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2007年10月 4日 (木)

誰にも言えそうなことで、誰も言えなかったこと

「誰にも言えそうな事で、誰にも言えなかったことを言っているというのは、和泉式部の感性と知性とのしていることなのである。」
  窪田空穂 『窪田空穂歌文集』講談社文芸文庫(2005年)、「歌人和泉式部」より、P.147

 古典にほとんど疎い私だが、優れた読み手に教えられ、和泉式部の、そっとやり過ごすしかない悲しみに触れることができた。"What have I done?"とつぶやくマンスフィールド描く老女と相通ずるものがあると思う。

   小式部内侍なくなりて、孫(うまご)どもの侍りけるを見てよみ侍りける

 どどめ置きて誰をあはれと思ふらむ子は増さるらむ子は増さりけり

 産のために早世した娘は、この世に己が子とこの母を残して行ってしまった。娘は、己が子を哀れと思うか、この母を哀れと思うか。それは、己が子を哀れと思うだろう。私だってそうだったのだから。そしてこの母が今そうなのだから。

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