儒家思想における voice or exit
Albert O. Hirschman の提起した、社会集団を考察するための、voice or exit という二分法は、普遍的な分析装置である。
例証として、一つの儒家テキストを挙げておこう。
為人臣之禮:不顯諫。三諫而不聽,則逃之。子之事親也:三諫而不聽,則號泣而隨之。
(禮記 曲禮下 113)
そして、このコンセプトが、Max Weber の Anstalt と Verein にピッタリ対応するものであることは、明敏なる読書子なら、容易に気付かれる事だろうと思う。
このことから、様々なアイデアが導出できるのだが、身辺多忙のため、ここで続く、ことにする。
| 固定リンク
「Max Weber」カテゴリの記事
- 徳川期における脱呪術化(Entzauberung = Demagicalization in Tokugawa Japan)(2008.05.07)
- 待つ身は辛い(3)(2008.08.26)
- 儒家思想における voice or exit(2008.03.24)
- 呪術拒否と無神論(2008.08.15)
- 日本初期近代(徳川期)における「勤勉革命 Industrious Revolution 」(1)(2008.03.29)
「中国」カテゴリの記事
- 追いかけて、「桐一葉」(2007.07.01)
- 中国人は「漢文」を読めるか(2)(2007.07.17)
- 中国人は「漢文」を読めるか(1)(2007.07.15)
- 「華夷」ではなく「夷華」(2008.09.13)
- 儒家思想における voice or exit(2008.03.24)
「思想史」カテゴリの記事
- 色川大吉『自由民権』岩波新書 1981年(2007.03.23)
- なぜ米国は平然と他国を侵略できるか?(2005.11.26)
- 中国人は「漢文」を読めるか(1)(2007.07.15)
- 「維新神話」とマルクス主義史学(4/結語)(2007.06.01)
- 幕末の危機意識は誰のものか?(2008.06.23)
「政治」カテゴリの記事
- 色川大吉『自由民権』岩波新書 1981年(2007.03.23)
- なぜ米国は平然と他国を侵略できるか?(2005.11.26)
- 我々の人口は世界の 6.3%に過ぎないが、世界の富の約半分を所有している ( ジョージ・ケナン George Kennan )(2006.09.25)
- Republicanismは、共和主義か?(2008.04.22)
- 儒家思想における voice or exit(2008.03.24)
「書評・紹介」カテゴリの記事
- 色川大吉『自由民権』岩波新書 1981年(2007.03.23)
- 朝鮮人を甘やかすな(2005.11.27)
- 若い衆に入ったら、子供心でいるんじゃありません(2008.07.14)
- 思想史研究における生産者主権と消費者主権(2008.07.18)
- 太閤検地の再検討(2008.05.04)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104369/40618292
この記事へのトラックバック一覧です: 儒家思想における voice or exit:

コメント