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2009年9月18日 (金)

アデバヨルの4人抜き(20090912)

 9/14(月)夜のスポーツニュースで、ArsenalとManchester Cityの試合経過を流していたとき、アデバイヨルの4人抜きを目撃した。久しぶりに感嘆したので、触れている記事やブログはないものか探したのだが、どれもこれもアデバイヨルが犯した「悪事」と出場停止日数の話ばかり。仕方がないので、自分で少し触れることにした。

試合の動画は、下記をご覧あれ。マンチェスター・C.のサイトにあった。

City 4-2 Arsenal - Video - Manchester City FC

①前半20分、City得点。オウン・ゴールが入る(アーセナルGKアルムニアによる)。
ただ、その前に、ギャレス・バリー から、ミカ・リチャーズへと精確なロングクロスが入っていて、それをミカ・リチャーズがヘディングでゴールマウス枠内に押し込んでいたから、実質彼の得点だろう。

②後半17分、Arsenal得点。ロシツキー → ファン・ペルシー。このビデオでは1:00前後。
ゴール正面ペナルティ・エリアすぐ前に、ファン・ペルシーが陣取っていて、その前には、Cityの最終ラインが3人揃っている状況。この段階で、ファン・ ペルシーとロシツキーにアイコンタクトがあり、お互いの意図(「ここに出してくれ⇔わかった、出そう。」)を了解していたようだ。ゴール正面左25m付近 でボールを持っているロシツキーは、アプローチしてくるCityDFの間を縫って、そのファン・ペルシーにパス。それも最短距離ではなく、ファン・ペルシーが戻り気味でパスを受ける位置に。すると、City最終ラインの一人が猛然とボールに向かってスライディングタックル。ファン・ペルシーはファン・ペ ルシーで、ロシツキーのラストパスに最短距離で接近せず、少し遠回りするように近づき、CityDFのタックルの足がボールに触れる直前に左足で先にタッチし、相手DFとの接触で体のバランスを崩しながらも倒れず持ち直し、ボールキープ、シュート体勢。ペナルティエリアのすぐ前で、CityDFはファン・ ペルシーの前に二人、両脇とすぐ後ろに三人いて、計五人で囲まれているのだが、ロシツキーのパスとファン・ペルシーの動きで、City最終ラインが一人おびき出されているので、その分ポッカリ穴が開いている状況。そこを狙って、ゴール左隅に利き足ではない右足で強烈なグラウンダーのシュート。
 ゴール正面で、相手DFも揃っている状況を、ロシツキーとファン・ペルシーのたった二人でこじ開けていた。これがワールドクラスの攻撃と納得。

③後半29分、City得点。ミカ・リチャーズ → クレイグ・ベラミー
中央から右サイドに流れたCityミカ・リチャーズにボールが渡り、ペナルティ・エリア付近へ侵入。ArsenalDFとの一対一を巧みなフェイントでかわし、これで実質的に勝負あり。ゴール正面やや右のペナルティ・エリア前にフリーでいたクレイグ・ベラミーにラストパス。これをベラミーがしっかり決め た。

④ビデオでは、1:41~1:50あたり。アデバヨルのArsenalDF4人抜き
左サイド、ライン際をアデバヨルがドリブルで駆け上がり、サイド→左コーナー→ゴール付近、と直角に動きながら、ArsenalDFを4人抜いている。これは、 ビデオを見て堪能していただきたい。190cmとは思えない身動きで軽やかに抜いている。調子がついたら、ファウルでも止められないタイプみたい。

後は、Cityに2点、Arsenalに1点入るが、面倒なので終了。

Cityでは、ミカ・リチャーズが効いていた。逆に、Arsenalで普段こういう動きをするアルシャヴィンがいなかったことが、昨シーズンのさえないころのArsenalに戻ってしまった要因と思う。また、DF組織の崩壊も、気になる。City3点目のアデバヨルのヘディング・シュートなどはArsenalDFが3人もいるのに、アデバヨルをフリーにしてしまっている。早急な建て直しが必要と感じる。

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