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2010年1月 1日 (金)

徳川思想史と「心」を巡る幾つかの備忘録(補遺)

■「良心」と「conscience」(補遺)

・井上哲次郎編『哲学字彙』*の初版、明治14年(1881)でも一応チェックした。下記の如し。

「Conscience 道念、良心」

・ヘボンの『和英語語林集成』第三版(1886 明治19)**では、以下の通り。

「CONSCIENCE Honshin(本心), ryoshin(良心)」

「RYOSHIN リヤウシン 良心  Conscience :
  narawazu shite yoshi ashi wo wakimaeru wo - to iu.」
  (習わずして、善し悪しを弁えるを(と)言う)

「RYOCHI リヤウチ 良知      Innate or intuitive knowledge :
  narawazu shite shiru wo - to iu.」
  (習わずして、知るを(と)言う)

*近代デジタルライブラリー(国立国会図書館)より

**講談社学術文庫版(1980)

参照 徳川思想史と「心」を巡る幾つかの備忘録: 本に溺れたい

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