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2010年4月 2日 (金)

CSKAモスクワ×インテル(20100331)寸評

UEFA公式サイトによれば、ボール支配率は、56% : 44%でインテルが上回っている。しかし、データ以上にインテルがCSKAを一方的に攻め立てているという印象。90分間のなかでCSKAにはほとんどチャンスらしいチャンスがなかった。

 したがって、スコア1-0は、CSKAにしてみれば、よく最小失点でしのげた、というようにも評価できる。インテルのこのところのパッとしないチーム状態からする拙攻や、決定的な場面で決定しきれないことにも大いに助けられた面も確かにある。しかし、今回はCSKAのDF陣がよく踏ん張ったと言えそうだ。その中でも最大の功労者は23歳のGKアキンフェエフだろう。獅子奮迅の活躍だった。矢のように降り注ぐインテルのシュートを、ミリートの1点だけにできたのはこの夜、アキンフェエフの鬼神の如き活躍があったればこそだ。

 そうはいっても、CSKAモスクワに一矢報いる機会が無かったかといえばそうでもない。
81分、久しぶりに、インテルのペナルティエリア付近まで攻め上がったCSKA。背番号がよくわからないので誰だか確認できないが、ゴール正面ペナルティエリア外から、浮き球のパス。CSKAのワントップのネチドがよいタイミングで飛び込み、その浮き球パスを後方から受ける形で、トラップ。したのだが、コントロールミス。せっかく、インテルGKジュリオ・セザールと1対1の局面ができたのだが、そのチャンスも費えた。

 ネチドは、UEFA U-17欧州選手権2006での得点王、チェコ・チームの準優勝の立役者となった。UEFA U-19欧州選手権2008では4得点を挙げ、U-17に次ぐ得点王に輝き、チェコのベスト4進出に貢献した。現在、20歳である。タレントも将来も豊かにあるFWだ。しかし、こういう劣勢のゲームの、数少ないゴールチャンスを決めることは、FWの本来の仕事だろう。後方からくるボールをコントロールすることは難しいことだが、彼が今後ビッグ・クラブに移籍するような名手になるには、当然のスキルであると思う。もしこの1点が取れたら、同点ゴールというより、CLにおけるアウェーゴール・ルールから値千金のゴールになっていたはず。あえてこのゲームの戦犯を挙げるとすれば、本田というよりネチドだろう。

*動画なら、下記参照。
【動画】インテル×CSKAモスクワ[CL]:YouTubeサッカー動画!【無料】

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