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2010年9月22日 (水)

穢(けが)れた民主主義か、清らかな司法ファシズムか?

 国会議員は信用できないが、検察官、最高裁判事は信用できる。それは本当か?

 昨日、厚生労働省の村木厚子元局長(54)に無罪が確定した郵便不正事件において、主任検事が証拠隠滅容疑で逮捕された。下記。

郵便不正事件 大阪地検の主任検事逮捕 証拠隠滅容疑 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 最高裁においてさえ、下記のような人事がまかり通っている。

鈴木宗男を裁いた最高裁判所に外務官僚が天下っているという事実

 そして、小沢秘書事件を検察の不起訴にも関わらず何度もこれを差し返す検察審査会。これは起訴の法的根拠が薄弱だから、公判が維持できないため不起訴になるわけだ。下記の元東京地検特捜検事の批判も読まれたし。

「ガダルカナル」化する特捜捜査:「大本営発表」に惑わされてはならない:日経ビジネスオンライン

検察審査会の本来の目的とは:日経ビジネスオンライン

 そして、この、なんとまあ、よいタイミングで、尖閣諸島海域で安全保障に関わる緊張が高まり、その流れに沿って、米国から「思いやり予算」(平成22年度1881億円)の増額要求が、菅政権に降りかかっている。

米政府、思いやり予算大幅増を要求へ 「対中戦略経費」と強気 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

 ようするに、日米安保複合体(米国+霞ヶ関官僚)に反する勢力(これが親中国であったりする)への、誠にタイミングの良い追い落としとも解釈可能なわけだ。

 検察は、捜査権と公訴権を持つ。彼等が捜査して公訴が必要だと判断するのか、公訴のために捜査をしているのかは、私達はよくよく慎重に判断する必要があろう。有権者が選べるのは、特別職公務員(国会議員、等)であって、一般職公務員(検察官、外交官、霞ヶ関官僚)ではないのだから。

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