ドルトムント、首位攻防戦を制する
FSV Mainz 05 0 - 2 Borussia Dortmund
ブンデスリーガは18チーム総当りで2回戦おこなわれる。つまり、直接対決はシーズン中、2回しかない。シーズン通して同じ2チームが常に1、2位である保証はどこにもないが、それでも現在の1、2位の直接対決の重要性はかなりのもの。
そのゲームをドルトムントは制した。残念ながら香川はこの試合でもゴールを決められなかったが、香川の縦への躍動が、チーム全体の相手ゴールへの圧力をうまく媒介していて、そういうチーム全体のベクトルの中で、26分に18歳のゲッツェが得点し、67分にエース・バリオスがゲームを決定付けるゴー ルを決めた。
【動画】香川真司フル出場!マインツ×ドルトムント[10/11]:YouTubeサッカー動画!
これで10試合を消化した時点で、ドルトムントは勝ち点25。2位マインツに1ポイント差で首位に返り咲いた。これまでのところ、ドルトムントの首位は当然だ。なぜなら、ドルトムントの得失点差16点は、2位にマインツの9点をダントツで突き放して1位。これは総失点7点という抜群の少なさが貢献 している。攻撃力に注目が集まり勝ちだが、その前線からの積極的ディフェンス力が今シーズンのドルトムント躍進の影の主役といえる。
この大事なゲームは、今シーズンのドルトムントをかなりの程度、占うと言ってよい。問題はシーズン終盤になっての首位のときに、追い上げられた際浮き足立たないことだと思う。
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