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2011年12月27日 (火)

阿部 昭『短編小説礼讃』(岩波新書1986)承前

 この1週間、なぜか下記の記事のアクセスが急増した。

阿部 昭『短編小説礼讃』(岩波新書1986)

 恐らく、テレビ番組がらみだろうと思っていたら、図星。下記がそれ。

GUEST 047/脚本家・山田太一:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

 テレビ東京の経済ニュース番組の、ワールドビジネスサテライトの中に、スミスの本棚、というコーナーがあり、そこに12月21日(水)、脚本家の山田太一氏が登場して、阿部昭の『短編小説礼讃』を紹介していた、という次第。

 検索エンジンで、この阿部の本を検索すると、弊ブログの上記記事が大抵は上位三番以内にヒットしているので、三百余のアクセスはすべて検索エンジン経由だった。どうりでリンク経由で1件も無い訳だ。

 そこで自分の記事を読み直したら、本を紹介するときは掲載することにしている目次がないことに今さらながら気付いた。ま、そこで、二番煎じ記事として、このエントリーをすることにした。

 品切れの本だが、古書店店頭の100円均一あたりに大抵はころがっている体のもの。この番組のせいか、amazonの古書価格が急騰しているが、気にしないことだ。面倒くさがらずに、お近くの古書店に足を運ぶことをお薦めする。そのうち何かの拍子に見つかること請合う。

 私のお薦めは、第六章のマンスフィールドの部分。恥ずかしながら、この女流短編作家を私が知ったのはこの阿部の本のおかげだ。私の場合は、マンス フィールドに琴線が共鳴したが、実際に手に取られれば、各々に発見や感じるところがあるはず。味わい深いエッセイだ。折に触れて再読するタイプの本。諸賢、読まれよし。

※関連記事も参照して戴ければ幸甚。
キャサリン・マンスフィールド「パーカーおばあさんの人生」

目次

第一章 彼は昔 ― 森鴎外・モーパッサン
第二章 ああ、人間の心なんて ― ドーデ・国木田独歩
第三章 にんじんはテーブルの下で ― ルナール
第四章 暮れの二十八日 ― 菊池寛・志賀直哉
第五章 ほんの短編の題材 ― チェーホフ
第六章 これが人生というものか ― マンスフィールド
第七章 「あたし、猫がほしい」 ― 梶井基次郎・魯迅・ヘミングウェー
結び
後記

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