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2012年6月11日 (月)

スペイン対イタリア (Group C) [EURO 2012]

 生活リズムが崩れるから見るべきではないはずだけど、つい見てしまった。(-_-;

 93分間みた感想のメモ。

①イタリアのフットボールは良かった。攻撃的な守備。出足がことごとくスペイン選手よりよく、前半はセカンドボールはほとんどイタリアが拾っていた。相手ボールをハンターが獲物を狙うように《狩って》いた。チーム全体に監督の目指すコンセプトが浸透していて、機能的でコレクティブなフットボールで気持ちよかった。ピルロが今季ユーベで若返った(?)のも大きい。溌溂として守備にも奔走してガッツを見せていた。今後に期待させるゲーム内容。

②スペインはなかなか調子が上がらなかった。チーム全体が重く、ファイティングスピリットが薄い印象。また、チームとして明確な、今回のイタリアのようなコンセプト、というか今回のユーロで挑戦する課題があるようには見受けられなかった。ゲームの個々の局面で、1人または数人のプレーヤーがきらめくが、それでおしまい。イニエスタなどの一瞬のきらめきにはため息だが、そういう分断された一瞬のみ。それらがシーケンシャルにつながらない。少し残念。

③イタリアは生まれ変わろうという意欲に溢れフレッシュ。スペインは勝ち疲れていて、まるで今季のバルサみたい。見ていて楽しく、プレーヤーも楽しそうな躍動感溢れるフットボールという点では、イタリアに軍配があがる。
 日本代表が目指すなら、今回のイタリアのフットボールか。不可能ではないと思うし、WC最終予選でも少し見えたような気がする。少なくともスペインのフットボールではないだろう。

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コメント

ビジャという信頼できるFWがいなければ止むを得ないでしょう。F=トーレスは外しまくるし。

ついこのあいだ、ボコボコに打たれたメジャーのダルビッシュが言ってた「メカニズムが狂ったままで修正できなかった」、の言葉がピッタリなのが前回ユーロ以降のこの四年間のF=トーレスですね。いったいどうしちゃったんでしょう。

私の予想では、WBCでバーンアウトした松坂同様、復活しないと見てます。

投稿: renqing | 2012年6月13日 (水) 02時15分

ぜろトップを採用したローマの戦術が、スペインで使われるとは。
イタリアで3バック流行ってますね〜

投稿: fearon | 2012年6月13日 (水) 00時40分

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