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2012年7月 9日 (月)

J1第17節(7/7)寸評 柿谷(C大阪)ゴール < 永井(名古屋)アシスト

■柿谷曜一朗のファインゴール(80分)

 これは素晴らしかった。スペクタクルなゴールはフットボールの最大の楽しみ。それを満足させるだけの魅力のあるゴール・シーンだった。

 ブランキーニョからの縦パスを、ペナルティアーク付近でゴールを背中にした柿谷が受け、右足トラップが浮いてしまうが、その浮き玉を振り向きざまに左足で振り抜きゴールを射抜いた。競技場へ足を運んだ両軍サポーターたちもそれを見れただけで入場券を買ったかいがあっただろう。

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■永井謙佑の重戦車アシスト(9分)

 敵PA左付近でねばった金崎から永井へ一旦戻す。それを受けた永井が仕掛ける。まず、寄せてきた柏DFとの1対1をかわし、柏の4バックの右SBと右CBの少し距離が開いたところを見逃さず、その中間にボールを通す。柏右SBを外側からスプリントで抜きにかかり、寄せてくる柏右CBとGKよりも一瞬早くボールに追いつき、右足アウトでゴール正面に待つケネディへラストパス。これをケネディが巧みにヒールでGKのいないゴールへ流しこんだ。

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■寸評
 柿谷と永井のプレーをみて、華麗なのは柿谷だが、相手チームに脅威を与えるのは永井、という感を強くした。

 永井の価値は、チームが実力的に劣勢の場合、どうしても自陣営で守備に割く時間が増えるので、一発でゴールを伺えるロングないしミドルのカウンター攻撃時だろう、と私は思っていた。しかしPAという狭いスペースでも一瞬の加速で相手DFを振り切り、ゴールに直結するアシストを出した永井を目撃して、攻撃時の狭いスペースでも十分に使えることがわかった。

 今のオリンピック男子日本代表で、恐らくロンドン大会No.1のスペイン代表に脅威や恐怖心を与えられるのは永井だけだろう。というか、スペイン相手に個人の力で点をもぎ取れる可能性があるのが永井だ、ということ。

 永井はこれまで出た国際大会ですべて得点王になっている。オリンピック男子代表がメダルを取るとしたら、永井がロンドン・オリンピックでも得点王になるほど爆発できた時、そしてその時のみだろうと思う。

■参照
永井謙佑の「価値」について
スポーツナビ | サッカー|コラム|恩師が語る永井謙佑の可能性、ストライカー育成論(1/2)
スポーツナビ | サッカー|コラム|恩師が語る永井謙佑の可能性、ストライカー育成論(2/2)

トゥーロン国際大会での男子オリンピック日本代表の惨敗を1年前に正確に予言していた記事
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