ぼくはきっとできるとおもう。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから(宮沢賢治)
「・・・。そこへ夜行って歌えば、またそこの風を吸えば、もう元気がついてあしたの仕事中からだいっぱい勢がよくて面白そうな、そういうポラーノの広場をぼくらみんなでこさえよう。」
「ぼくはきっとできるとおもう。なぜならぼくらがそれをいまかんがえているのだから。」
・・・
「・・・。ぼくらはだまってやって行こう。風からも光る雲からも諸君にはあたらしい力が来る。そして諸君はまもなくここへ、ここのこの野原へむかしのお伽噺よりもっと立派なポラーノの広場をつくるだろう。」
宮沢賢治『ポラーノの広場』1934年
※青空文庫版より
宮沢賢治 ポラーノの広場
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