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2013年12月12日 (木)

ふたつの思考法:創造と論理 / Two ways of thinking: creativity and logic

 知識とは、「こと」であれ「もの」であれ、膨大な数の多様な対象 objects が、それより少ない数の何らかの範疇 categories の箱に分類されている状態だと考えられる。だから「知る knowing」ということは、どこからかやってきた対象を、どの箱かに入れて整理することだとみなせる。

 すると、「創造する create」とは、何らかのやり方で、これまでの手持ちの箱(categories)の他に、新たな箱(a new category)を作ってしまうことだ、と考えることができる。

 新たな箱が創出される機会、あるいはプロセスは2つある。

①外からやってきた対象を、ある知識の体系の既存の箱に入れようとして失敗するとき。全ての箱(n個)を調べて、この新対象を入れようと試みたところ、どこにも入れることが出来ない。そこで最終的に(「不明」という箱に入れずに)、新しい箱(n+1個目)を作りそこに入れてしまう時。

②ある知識の体系を見渡したとき、例えば箱C(の一部)と箱P(の一部)が実は同じカテゴリーと見なせると考えた時。この時も、既存のカテゴリーの数nのほかに、n+1個目の新しい箱を作成し、箱Cの一部objectと箱Pの一部objectをそこに移動することになる。

以上、二つ。

 さて、上記の思考実験からすると、創造(想像)というのは、新しい箱(a new category))を作成することであり、論理というのは、あるobjectと他のobjectを同定する(identify)ことである、と考えられる。

 この2つの思考は密接に関連はするが、働きとしては全く別のことだと考えられるだろう。論理(同定)には、鋭い感覚と持久力が必要となる。創造には、新しいcategoryを作成する勇気と名づけのセンスが必要となる。

 とまで書いたところで、本日の考える資源が尽きた。いつになるか分からないが、後編へ続くこととする。

※参照 《経済成長》から《知識成長》へ(後編): 本に溺れたい

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