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2014年2月 3日 (月)

梅棹忠夫「比較宗教論への方法論的おぼえがき」(1965年12月)

このエッセイは、アブダクション( Abduction 仮説形成)の見事な模範的実例となっている。

梅棹の発想の大胆さ、構想力の素晴らしさ、そしてそれをアイデアに終わらせず一つのまとまりに纏め上げる学者としてのパワー。脱帽です。私も見習わなくては・・・。

諸子も是非、御一読せられたし。下記の詳細目次を見ただけでも、わくわくするような知的興奮を予感することが出来るはず。

Ⅰ宗教への生態学的アプローチ
 生態史観の延長
 宗教の生態学
 宗教の人類進化史的意味
 シャーマニズムと上天神信仰の場合
Ⅱ疫学アナロジー
 伝染病との対比
 精神の疫学
 エピデミックとエンデミック
 病気と宗教
 疾病史と宗教史
Ⅲベナーレスとイェルサレム
 最初説法の地
 インド仏教の運命
 ヒンドゥー教の聖地
 イェルサレム占領
 ユダヤ教徒とイスラーム教徒
Ⅳ方法と仮説
 宗教の交代と伝播
 段階対応の仮説
 層序学的方法
 免疫現象
 地域対応の仮説
 文明史的比較宗教論

梅棹忠夫『文明の生態史観』中公文庫(1998年) 所収、pp.291-330

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