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2016年6月16日 (木)

日本人のミメーシス力としての「ハッチポッチステーション」

日本人の模倣力については、石川淳『文学大概』の「江戸人の発想法について」(1943年)において、江戸人は思想を分析するのではなく、俗化する操作と して「やつし」=「俳諧化」を好む、ということを述べていることが関連する。隋唐文化の「やつし」が奈良朝、欧米近代文化の「やつし」が明治文明開化だ。 日本文明のミメーシス的特性だろう。

2000年代前半の午後5時台、NHK教育チャンネルで、グッチ裕三と人形がからんだ番組「ハッチポッチステーション」が放映されていた。とにかく素晴らしいミメーシス力。個人的には、この番組の爆笑度は、BBCの Monty Python に匹敵する。もちろんエンターテイメントとしての傾向性は全く違うが。

まあ、そんな硬いことを言わなくとも、それ自身で十分楽しめる。

童謡「おはなしゆびさん」
KISS, Detroit Rock City ⇒『指から血がデトロイト』

ハッチポッチステーション スペシャル スペシャル

NHK(教育のスタッフ)が全力をあげて、グッチ裕三の面白さ、そのボードビリアンとしての才能を遺憾なく発揮させた傑作番組だった。笑える。

私の一押しは、KISS。
二押しは、ディープ・パープルか、ミック・ジャガー。三押しは、ABBAの「Dancing Queen」=「単身赴任」か。ま、これら以外どれでも素晴らしいが・・・。
まずはご堪能されたし。ただし、勤務中は気を付けた方がいい。思わず爆笑してしまうからだ。

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