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2019年6月 2日 (日)

「modernity」の二つの起源

amazon.jp に下記、日本語版にレビューを投稿しました。

Stephen Toulmin “Cosmopolis: The Hidden Agenda of Modernity ”(1992)

 本書、Chicago UP paperbackの裏表紙に、Hard Cover出版時の各識者の短評が掲載されています。ローティ、スキナー、ベラーです。抜粋すると、

R.M.Rorty, "Toulmin helps destroy the illusion that the Cartesian quest for certainty is intrinsic to the nature of science or philosophy."
Q.Skinner, "…, he hopes to show us what intellectual posture we ought to adopt as we confront the coming millennium."
R.N.Bellah, "Toulmin's insights have major implications for our universities and our politics because he changes the way we see our world. In a time of uncertainty, he has given us a wonderfully hopeful book."

とあり、Big names が揃って激賞しています。
 本書は、20世紀末を飾る最も重要な思想史書の一冊であると言うべきです。ちなみに、近代の二つの起源とは、「モンテーニュ的近代」vs.「デカルト的近代」です。この具体的内容については、弊ブログ記事に、故村上淳一氏の明快な評価を引いていますので、下記記事の村上氏記述とともにご参照ください。

※参照記事  コスモポリスの転換 (Transformation of Cosmopolis)

Stephen Toulmin
Cosmopolis: The Hidden Agenda of Modernity
Univ of Chicago Pr
ISBN: 0226808386
Reprint 版 (1992/09)

スティーブン・トゥールミン(藤村龍雄/新井浩子訳)『近代とは何か その隠されたアジェンダ』叢書ウニベルシタス法政大学出版局2001年

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