再掲(13年前の惜別)→ アベちん、惜別の辞 (転載:安倍内閣メルマガ)
PMアベは13年前にも同じように無内容なことを言っています。私は一人の日本人として、愚か者を自国のPMとすることに恥辱を感じます。でも一度目はなんらかの事情でそのポストにあることは我慢しましょう。しかし、何の人間的成長もなしに十数年後、再び同じ人物が「大日本国」のPMになっている、という現実に直面してひどく当惑せざるを得ません。そこで閃きました。PMのポストに誰がなっても、仮に「日本国憲法」がamendされても、実は大日本国のconstitutionは微動だにしないのではないかと。だから愚者がPMになっても「安心」なのだと!
では、13年前のPMアベの惜別の辞をどうぞ。
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安倍内閣メールマガジン(第46号 2007/09/13)
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★☆ 安倍総理辞意表明 ☆★
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□ 目次
[こんにちは、安倍晋三です]
● 改革、テロとの闘いを前に進めるために
[大臣室から]
● 現場の視点を忘れずに(総務大臣 増田寛也)
[私の街から]
● 宝の島を結ぶ(鹿児島県薩摩川内市長 森卓朗)
[編集長のひとこと]
(編集長 大野松茂)
[政府インターネットテレビ番組ガイド]
● 総理の動き「内閣総理大臣記者会見」 など
[安倍内閣の動き]
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[こんにちは、安倍晋三です]
● 改革、テロとの闘いを前に進めるために
こんにちは、安倍晋三です。
内閣総理大臣の職を辞することを決意いたしました。
7月29日の参議院選挙の結果は、大変厳しいものでしたが、改革を止め
てはいけない、戦後レジームからの脱却の方向性を変えてはならない、との
思いから続投の決意をし、これまで全力で取り組んできました。
また、先般のAPEC首脳会議が開催されたシドニーにおいて、テロとの
闘い、国際社会から期待されている、高い評価をされている活動を中断する
ことがあってはならない、なんとしても継続していかなければならない、と
申し上げました。
国際社会への貢献、これは私の「主張する外交」の中核であります。この
政策は、なんとしてもやり遂げていく責任が私にはある。こうした思いで、
活動を中断しないために全力を尽くしていく、職を賭していくと申しました。
テロとの闘いを継続するためには、あらゆる努力をする。環境づくりにつ
いても努力しなければならない。一身をなげうつ覚悟で、全力で努力すべき
と考えてまいりました。
そのために、私は何をすべきか。
局面を転換しなければならない。これが私に課せられた責任であると考え
ました。
改革を進めていく、その決意で続投し、内閣改造を行ったわけですが、今
の状況で、国民の支持、信頼の上で、力強く政策を前に進めていくのは困難
である。ここは、けじめをつけることによって、局面を打開しなければなら
ない。そう判断するにいたりました。
新たな総理のもとでテロとの闘いを継続していく。それを目指すべきでは
ないだろうか。今月末の国連総会へも、新しい総理が行くことがむしろ局面
を変えていくためにはよいのではないか、と考えました。
決断が先に延びることで困難が大きくなる、決断はなるべく早く行わなけ
ればならない、と判断いたしました。
無責任と言われるかもしれません。しかし、国家のため、国民のみなさん
のためには、私は、今、身を引くことが最善だと判断しました。
約1年間、メルマガの読者のみなさん、国民のみなさん、ありがとうござ
いました。
この間にいただいた、みなさんの忌憚のないご意見、心温まる激励を、私
は決して忘れません。
私は官邸を去りますが、改革、そしてテロとの闘いは続きます。これから
も、みなさんのご支援をお願いします。(晋)
[中略]
総編集長:内閣総理大臣 安倍晋三
編集長 :内閣官房副長官 大野松茂
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)
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