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2020年3月30日 (月)

コロナ禍と経済循環 plague and economic circulation

 いま、コロナ騒動で、世界でも、日本でも生産/流通/消費の経済循環の回転速度が通常の数十%ダウンしていると見られます。

 急速に消費者需要が冷え込み、商品の動きが緩慢になるのですから、どちらかと言えば、デッドストックが増加し、店の棚には売れない商品が溢れていそうなものです。しかし、私が時折寄る、スーパーは先週の後半、食品の棚は、櫛の歯が欠けたようにところどころ空っぽになっていました。これは一般消費者のパニック的不安心理による帰結ですが、ダウ平均や日経平均でも「史上最大」の語が何度も踊る値下がりをしているのですから、ビジネスの世界が主婦を笑えません。

 経済の循環は、goods の流れと、money/credit-debt の流れの二つがありますから、短期的に goods でこういうことが起きるなら、中長期的に money/credit-debt の次元でこういうことが起こるかも知れません。とりわけ金融関連、金融派生商品の債権債務の決済日に、defaultがどのレベルで、どれくらいの規模で起きるか、起きた時、中央政府、中央銀行がこれに打つ手があるのか。これが、コロナ騒動の経済動向を左右するの次への局面になりそうです。

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