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2020年4月20日 (月)

List der Geschichte としてのコロナ禍 / COVID-19 as "trick of history"

 歴史に見るカタストロフは、たいていダラダラと100年ぐらいかかっています。西ローマ帝国の消失もゲルマン人に強襲されたわけでもなく、実質的には平和的な移住地域の浸食/拡大でした。

 おそらくこの21世紀は、石油グローバル文明の「カタストロフの世紀」として人類の年代記に記載されることになるのではないでしょうか。

 現在の地球人口は約80億人ですが、これは「石油」という魔法の資源による人口支持力の上げ底によって支えられているに過ぎません。現代の「繁栄」は、石油テクノロジーとグローバリゼーションの《合併症》みたいなものです。

 私、振りかけが好きでよくご飯にかけるのですが、玄米ご飯にフリカケながらふとパッケージ裏の原材料をみると、たらこの原産地に「アイスランド」とあり、「そう言えば、俺も共犯者か」とギョッとしました。

 増えた人口はすぐに減ることはありません。そして、このコロナ禍でいろいろな経路/メカニズムでグローバリゼーションが縮小すると、それに支えられていた人口支持力は急激に縮小します。温暖化をきっかけとする蝗害などもありますので、

  80億人(人口)ー72億人(地球人口支持力10%down想定)=8億人

となったりします。冷徹に言って、餓死者8億人、です。先進国の肥満人が、反省して自分の食べる分を減らす、等と言う美談は妄想でしょうから、餓死者は、最貧国から発展途上国に集中することになります。

 あたかも「歴史の狡智 List der Geschichte / trick of history」のようなコロナ禍が働かなければ、石油グローバル文明は人類規模で破滅でしょうが、それでも、小規模のローカルな破滅は避けられないでしょう。この列島も、グローバリゼーションの逆回転で真っ先に悲惨なことになりそうなのは、ローカル人口支持力が極めて低い、東京地方となる可能性が高い。

 ただ、他国にくらべて、日本に関して言えば、私は長期的には多少楽観的です。徳川公儀権力が開国に奔走してくれていた19世紀半ば、この列島の人口は、約3600万人でした。この3600万人は、150年前のテクノロジー、基礎物資の貿易なし、での列島の人口支持力の天井と言えます。これは現代の人口学の長期人口推計でいう2100年の推計値4771万人(中位推計)とそれほど変わらない数字です。下図参照(一見、不鮮明ですが、マウスポインタを画像の上に乗せると鮮明な別ウィンドウがでます)。

000273900__01

 とすれば、現代のテクノロジー(全幅の信頼はおけませんが)による人口支持力up、土壌劣化/流失によるdownを差し引き計算すれば、4771万人は具体的に構想できそうですよね。ただし、その大前提は、

①「禁裏」様を京都にお戻しする。つまり、二度と「東京」は作らない。
②150年前のような、分権型の現代風「連邦共和国」あるいは「ミニ国家連合」という統治構造を再創出する。

 こうすれば、分権型統治の上部構造と分散型人口4771万人の下部構造がうまく噛み合うと思われます。

 しかし、人はパンのみにて生きるにあらず。近代日本をmisleadしてきたのは、長州靖国史観のillusionです。この仮想現実状態(映画「マトリックス」状態)から列島の住人の目を覚まさせておかないといけません。そうしないと、何度でも、現権力者(PMアベ)たちのような無能イデオローグidéologuesのゾンビ―が、またぞろ再生産されてしまうと思いますので。

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