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2020年9月21日 (月)

近代日本の史家の生没年

 この数日間、ブログ「代替案のための弁証法的空間 Dialectical Space for Alternatives」様のコメント欄で議論して頂き、重要なご示唆を幾つも頂きました。その一つの成果(?)を弊ブログにも投稿することとします。

氏名 生年 1912-1930年齢 没年
重野安繹 1827   1910
福澤諭吉 1835   1901
栗田寛 1835   1899
久米邦武 1839 73歳-91歳 1931
高橋是清 1854 58歳-76歳 1936
田口卯吉 1855   1905
三宅雪嶺 1860 52歳-70歳 1945
徳富蘇峰 1863 49歳-67歳 1957
山路愛山 1864 48歳-53歳 1917
Max Weber 1864 48歳-56歳 1920
津田左右吉 1873 39歳-57歳 1961
植原悦二郎 1877 35歳-53歳 1962
尾佐竹猛 1880 32歳-50歳 1946
J. M. Keynes 1883 29歳-47歳 1946
石橋湛山 1884 28歳-46歳 1973
高橋亀吉 1891 21歳-39歳 1977
三枝博音 1892 20歳-38歳 1963
福本和夫 1894 18歳-36歳 1983
三木清 1897 15歳-33歳 1945
宇野弘蔵 1897 15歳-33歳 1977
野呂栄太郎 1900 12歳-30歳 1934
大久保利謙 1900 12歳-30歳 1995
黒田覚 1900 12歳-30歳 1990
羽仁五郎 1901 11歳-29歳 1983
服部之総 1901 11歳-29歳 1956
大塚久雄 1907 5歳-23歳 1996
清水幾太郎 1907 5歳-23歳 1988
石井孝 1909 3歳-21歳 1996
川島武宜 1909 3歳-21歳 1992
石母田正 1912 0歳-18歳 1986
井上清 1913 0歳-17歳 2001
丸山真男 1914 0歳-16歳 1996
遠山茂樹 1914 0歳-16歳 2011
司馬遼太郎 1923 0歳-7歳 1996

 上記の表は、徳川末期から、昭和後半にかけて活躍された(文明)史家の生没年です。また表中の1912-1930年とは、ほぼ「大正デモクラシー」期と考えて下さい。

 このデータと、弊ブログ記事「徳川文明の消尽の後に(改訂版)/After the exhaustion of Tokugawa civilization (revised)」を組み合わせますと、いろいろ興味深い観察が得られます。その観察はまた別途にポストします。

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