感謝状
塾の一年間は、三月から二月です。従いまして、この前後2週間ほどは年度替わりになります。年度末の授業後、小学生の生徒さんから一通の手紙を頂戴しました。手前味噌の気味もありますが、せっかくの良い文なのでシェアすることにしました。私としても初めての経験でした。感動のお裾分け、みたいなものです。なお、文面には一切手を加えておりません。念のため。
**********************
**先生へ
1年間ありがとうございまいした。
**先生の授業は、とても分かりやすくて楽しかったです。
絵を使って説明をしたり、おもしろいことを言ったり、毎週の国語の授業が楽しみでした。
**先生が教えてくれた知識が、学校や日常生活で出てきて、「あっなるほど!」と色々なことに興味を持つことができました。
本当にありがとうございまいした。
****より
**********************
読ませて頂いて、思ったことは二つです。一つは、小学生でも十分に自分を語る力があるということ。二つめは、彼らこどもたちは、自らが生きる「世界」や「社会」を選択することができないし、積極的に働きかけることもできない(当面のあいだ)受動的存在である。だから、大人たちはせめて己の生きる「世界」を少しはましなものにして、彼らに受け渡す責任があるだろう、ということです。
己にできること考え、実践してみる。日々に埋没するだけにならないようにしたいと思った次第です。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「沈黙」と「待つ」ことの機会費用/ Opportunity cost of "silence" and "waiting"(2024.08.12)
- 有田焼のマグカップ/ Arita porcelain mug(2024.04.25)
- 父と子 father and son (若干、追記)(2024.03.10)
- 虹 rainbow(2024.03.09)
- 河津桜(2024.03.03)
コメント