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2021年3月 2日 (火)

感謝状

 塾の一年間は、三月から二月です。従いまして、この前後2週間ほどは年度替わりになります。年度末の授業後、小学生の生徒さんから一通の手紙を頂戴しました。手前味噌の気味もありますが、せっかくの良い文なのでシェアすることにしました。私としても初めての経験でした。感動のお裾分け、みたいなものです。なお、文面には一切手を加えておりません。念のため。

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**先生へ

1年間ありがとうございまいした。

 **先生の授業は、とても分かりやすくて楽しかったです。

 絵を使って説明をしたり、おもしろいことを言ったり、毎週の国語の授業が楽しみでした。

 **先生が教えてくれた知識が、学校や日常生活で出てきて、「あっなるほど!」と色々なことに興味を持つことができました。

 本当にありがとうございまいした。
                         ****より
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 読ませて頂いて、思ったことは二つです。一つは、小学生でも十分に自分を語る力があるということ。二つめは、彼らこどもたちは、自らが生きる「世界」や「社会」を選択することができないし、積極的に働きかけることもできない(当面のあいだ)受動的存在である。だから、大人たちはせめて己の生きる「世界」を少しはましなものにして、彼らに受け渡す責任があるだろう、ということです。

 己にできること考え、実践してみる。日々に埋没するだけにならないようにしたいと思った次第です。

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