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2022年2月 5日 (土)

欧米的合理主義のなかに内在する不合理は何に由来するのか(2)

(1)より
 amazonレビューに以下の拙文を投稿しました。同工異曲ですが、ご参考までに。

本書は(この改訂増補新版)「結論」(pp.301-5)が最も重要です。

「…、欧米的合理主義のなかに内在する不合理は何に由来するのか。それは欧米の合理主義が自我中心的合理主義である、という点にある…。…。かかる自我中心的合理主義を要約して言えば、「自我に敵対するものを合理的に倒すこと」という一文に尽きる…。…。東洋古来の合理思想は欧米流の自我中心的合理主義とはちがって、非自我中心的である。…。…これが欧米流の「万人対万人の戦」を超克する唯一の道を暗示するものと筆者は考えている。」

 欧米の対コロナ政策は、まさに著者の指摘する通り、”コロナ”という敵を最も合理的効率的に殲滅する、というものです。そしてこれが如何に”不合理”な帰結を人類にもたらしているか、今では明らかです。欧米当局自身がワクチンの頻回の投与は自然免疫を破壊すると認めているのですから。
 本書は、2022年である今こそ読まれるべき名著です。

末木剛博『東洋の合理思想』2021年11月15日法蔵館文庫

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