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2022年12月

2022年12月25日 (日)

Proof of Origin for "Modernity"

If we look back on the history of modernity, there is no doubt that the era of modernity in which all mankind is now living was created by Westerners as a platform. Non-Westerners are living a modern life on that platform, using various formats created by Westerners. This is a reality and a fact that we have no choice but to do so, whether we like it or not, good or bad. Universities, institutions of higher education (one of the platforms), and the academic and other resources that are researched and produced there on a daily basis are no exception.

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「Modernity」の原産地証明

  Modernity の歴史を回顧するならば、いま全人類が暮らしている Modernity という時代は、欧米人が、その platform を作ったことは疑いようがありません。非欧米人はその platform の上で、欧米人が創出した様々な format を利用して、modern な生活を営んでいます。これは、好き嫌い or 善い悪い、に関わらず、そうせざるを得ない現実であり事実です。大学という高等教育機関(platformのひとつ)やそこで日々研究され、生産されている学術等の resources もその例外ではありません。

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2022年12月22日 (木)

Two Europe

 The following article is an English translation of our March 31, 2018 blog post, 二つのヨーロッパ: 本に溺れたい, (supported by DeepL). We hope you enjoy it.

 

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2022年12月17日 (土)

価格を決定するものは、「需要」ではなく、「費用」である(2)/ What determines price is not "demand" but "cost" (2)

 前回 の補遺のようなものを書きます。

 前回触れた、塩沢由典の「最小価格定理」に関しては、以下の論文も啓発的で、この定理についての理解を深めてくれます。

1)塩沢由典「生産性、技術変化、実質賃金」『季刊 経済理論』vol.56,no.3, 2019年/10月

上記の論文は、下記、J-STAGEサイトからPDFファイルとしてDLできます。

https://doi.org/10.20667/peq.56.3_7

 SMTの理論的帰結を、かなり簡潔に具体的データを利用して説明したものです。とりわけ「最小価格定理」から実際の経済問題を分析するとどのようなことが言えるかを語っていて、この定理の重要性、切れ味がよくわかります。途中、ベクトルや行列の計算式がありますが、躊躇せず、最後まで読むことをお勧めします。

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2022年12月15日 (木)

What determines price is not "demand" but "cost"

 Relative prices are determined by cost, not demand, is the most important proposition of the Theory of Value, which has been handed down from the classical school to Sraffa. The neoclassical champion, K. J. Arrow, has elaborated on this argument in a negative context, which I will quote from three places.

Kenneth J. Arrow, Frank H. Hahn, General competitive analysis, (Advanced textbooks in economics, v. 12), North-Holland, 1st ed. 1971 5th pri. 1988

 

Evaluation of K. J. Arrow's "Non-Substitution Theorem"

Chapter 1 Historical Introduction, p.14
Samuelson [1951] and Georgescu-Roegen [1951] showed that with one primary factor it is still true that relative prices of produced goods are determined by the tehnology, independent of demand conditions. This is, in a certain sense, a suprising resuscitation of the classical theory in which prices are determined by supply conditions alone. Since competitive production always minimizes costs, it follows that the technique actually chosen for the production for any commodity is also independnt of demand conditions, though it will depend, in general, on technological conditions in other industries. For more extended discussion, see Section 2.11.

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価格を決定するものは、「需要」ではなく、「費用」である/ What determines price is not "demand" but "cost"

 相対価格は、需要ではなく、費用によって決まる、とは、古典派から Sraffaまで連綿として継承されている Theory of Value(相対価格理論)の最も重要な命題です。この議論を、新古典派のチャンピオンである、K. J. Arrow がネガティブな文脈で詳説していますので、3箇所から引用しておきます。

アロー, ハーン [著] ; 福岡正夫, 川又邦雄訳『一般均衡分析』岩波書店, 1976.3

 

K. J. Arrow の「非代替定理」に対する評価

岩波版p.14、第1章序説、第7節、Arrow筆
「サムエルソン[1951]とジョルジェスク=ロェージェン[1951]は、そのような事例でも本源要素がただ一つであれば、生産物の相対価格はやはり需要から独立に技術によって定まるということを証明した。これはある意味では、価格がもっぱら供給の条件のみから定まるという古典派理論の瞠目すべき復活である。競争下での生産の事態がつねに費用を最小化するので、どの財についても事実上採択される生産方法は、(一般に他産業の技術条件には依存するが)需要条件からは独立となるのである。一そう一般化された議論については、さらに第2章の第11節を参照されたい。」

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2022年12月10日 (土)

乙箇吐壹(イコトイ):夷酋列像 (1790年)/蠣崎波響

 どこかで見たことがあるような絵、と思われることもあるでしょう。私もそうです。確か、中学校の歴史教科書、あるいは高校の日本史教科書に掲載されたことがあるはずです。 作者は、蠣崎波響(松前家、現在の北海道)で、大名家の家老です。詳細はまた次の機会に。

Ishuretsuzo_ikotoi_by_kakizaki_hakyo_mba

※ご参照 運命と和解する/中村真一郎: 本に溺れたい

記憶違いでした。私が見たのは、全集 日本の歴史 第12巻 開国への道、平川 新 著、小学館2008年1月刊〔←弊ブログ記事へのリンクです〕、中の冒頭に挿入されている美しい図版からでした。下記。
Ishuretsuzo_tsukinoe_by_kakizaki_hakyo_m 
上記の美しい服は、蝦夷錦と言われるもので、清朝の官服、ロシア風の軍靴、軍服で装われています。アイヌの異国的情緒イメージが故意に強調されている、とのキャプションがあります。(平川著にご関心を持たれた方は、上記の弊記事リンクをたどってみてください)

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2022年12月 9日 (金)

人口縮小社会:一つの帰結

 考えてみますと、人口減少社会である現代日本は、一人の子供が二人の親をみると言うめぐりあわせの方々が、年々増加していることになります。
下図ご参照:マウスポインタをグラフに重ねますと、詳細で大きな画面が出ます

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2022年12月 8日 (木)

運命と和解する/中村真一郎

彼の穏雅な性格は、挫折のなかにも日常の小さな喜びを発見する才能となり、それが最も不遇だった梁川時代の「八景図」」のなかでも、領民の農家の男女の生活ぶりへの暖かい目となって私たちに伝えられ、この人物はいかなる時にも、運命と和解することを知っていた、生に対して肯定的態度を維持しつづけた賢人であったと教えてくれる。
蠣崎波響の生涯』新潮社 1989年、p.662

※ご参照 乙箇吐壹(イコトイ):夷酋列像 (1790年)/蠣崎波響: 本に溺れたい

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