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2024年9月 8日 (日)

「自尊感情 self-esteem」の源泉

'I love a Fool', from “Essays of Elia”(1823) by Charles Lamb
'in sober verity I will confess a truth to thee, reader. I love a Fool - as naturally, as if I were of kith and kin to him.'
"Essays of Elia" 8. All Fools' Day
「読者諸君に真実を告白しましょう。私は愚か者を愛しています、 まるで親類縁者であるかのように。」
チャールズ・ラム『エリア随筆集』1823年
これが、「自尊感情 self-esteem」の源泉だと思います。自分の中の「愚かさ」を笑える(愛せる)からこそ、他者の「愚かさ」でさえ、愛せるし、笑うことができる。

現代日本の「お笑い」は、他者を冷酷に「笑う」だけです。だから、己を笑えないし、愛せない。 English は基本的に大嫌いですが、Charles Lamb は例外にしておきます。

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書評・紹介(book review)」カテゴリの記事

コメント

遍照飛龍 さま

コメント、ありがとうございます。ご指示に従い、二つ目の貴コメントを削除いたしました。

前回記事への貴コメントも含め、幾つか応答したい事もあるのですが、目下、問題作についての書評を準備中で、それが片付いて本ブログにup完了できましたら、少しずつ、応答させて頂くこととします。悪しからず。

投稿: renqing | 2024年9月 8日 (日) 13時16分

先のコメント少し変えますので、削除をお願いします。

荘子の中の

「違いをあげて争うよりも、笑って許すのが良い」

てありますが、日本の「他者を「冷酷」に笑う」とは違いますよね・・・

現在の日本の「他者を「冷酷」に笑う」それは「自分の弱さ」を受け入れにくくなると思います。
それは自分の弱さ~自分のすべて強さも含めて~を受け入れ難くなり、それがさらに自己無力感を強靭化させるように思うのです。

その挙句が、、、日本はでは「学校でのいじめ自殺の年中行事化」「新コロワクチンによる大量虐殺」で、西欧社会では「ウクライナ問題&ガザ戦争をとどめにする欧米社会全体の衰亡」だと思います。


弱さを認めることで強さを十全に発揮できる・・・と思うのですが、、、それができないのですし・・弱さを否定するために「現実」も否定する。。なら失敗・敗亡は必至でしょうね。

投稿: 遍照飛龍 | 2024年9月 8日 (日) 11時58分

ちょっと気になる記事を。

https://qrude.hateblo.jp/entry/2024/09/08/033000_3


>自分の人生を支配していると感じている人々が、自分たちの世界をより良くするために投票するのは驚くべきことではない。一方、自分が無力だと感じている人々は、投票を仲間に対する集団的自衛の一形態とみなす。


自分が無力と思う~自尊感情が少ない~人は、ある種の「自分のための行動」をとれない・・てみたいな感じも思えます。

自分の弱さを愛せる人が、強い人なのでしょうね。

投稿: 遍照飛龍 | 2024年9月 8日 (日) 11時31分

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