Carl Schmitt

2016年11月16日 (水)

Schmitt, Voegelin & Strauss

関曠野の六月に出た本の、弊ブログでの書評が前編で頓挫して二ヶ月過ぎてしまった。論点は定まっている。関曠野と梅棹忠夫という、思想的に全く異質な二人の論者の、異なるアプローチによる帰結が一致していることだ。

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2011年4月18日 (月)

勝田有恒/山内進編著『近世・近代ヨーロッパの法学者たち ―グラーティアヌスからカール・シュミットまで― 』ミネルヴァ書房(2008年)

 日本における西欧理解の水準を引き上げる優れた書である。

 すなわち、現代世界の思想的・制度的枠組である「近代」は、ほぼ19世紀以降の西欧世界が他世界に提供した(押し付けた?)ものが模範枠組となっている。そしてその西欧世界の骨格を形成しているのが「法 law - recht - droit」という仕組みである。だから、その西欧における「法」理解を深める書籍は、我々の西欧認識を一段と引き上げ、その構造的理解を奥行き深いものとするのである。

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2010年9月11日 (土)

水波朗「指月の譬え」2001年6月『創文』

 以前、自然法と日本の憲法学、という記事を書いた。その元ネタ(の元ネタ)がこのエッセイである。

■故水波氏の日本の学界批判

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2008年12月31日 (水)

CARL SCHMITT, Der Nomos der Erde (1950) 、より

 新しい問題の核心は、無ラウム的に一般的な国際法の代わりに、広域(Grosraum)ごとに相違する多くの国際法が現れたという点であった。それでもって、即座に、大地の新しいラウム秩序という大問題が、西方、すなわちアメリカから告知されたのであった。しかし、このことは、一八九〇年頃のこの発展段階の初頭においては、困難な問題であるとはまったく見えなかった。上述のように、人々は、常に、疑問の余地なく共通のヨーロッパ文明に注目していた。アフリカの土地はヨーロッパの列強にとって共通の陸地取得の対象であったという意味においてのみ、アフリカ国際法というものがあったのである。(上述一九〇頁を参照せよ)。当時においては、アジア国際法については可能性としてもまったく話題にされなかった。なるほど、十九世紀の八、九〇年代以来、アジアの国々もまた、国際法共同体の中に出現してきたが、しかし - ラテン・アメリカ諸国においては、一大陸に特有な広域的な国際法の思考が少なくとも出現し、一九一〇年には上述のアルヴァレスの「アメリカ国際法」へと至ったのに対して - アジア諸国は、一切の問題を意識することなく、外見上依然としてまったくヨーロッパ中心的な国際法の中へ滑り込んでいったということは奇妙なことである。しかし、このヨーロッパ中心的な国際法は、このことによって、無差別に普遍的な国際法へと変化したのである。 ・・・。
 日本は、一八九四年にはシナとの戦争により、一九〇四年にはヨーロッパの強大国たるロシヤとの戦争での赫々たる勝利により、ヨーロッパ的な戦時法規の規則を守ったということを実証した。それによって、日本を受け入れるパーティーが行なわれた

 カール・シュミット『大地のノモス』 、新田邦夫訳、下巻pp.320-321、福村出版(1976年) (引用者注:訳書傍点は斜字体、引用者強調は下線とした)

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2006年3月14日 (火)

ホッブズと自然法

 今、手元に、『リヴァイアサン』が見当たらないので、二次文献でご勘弁。

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