国制史

2017年3月17日 (金)

石井紫郎「近世の国制における『武家』と『武士』」1974年

本論文は、比較国制史研究における日本を代表する業績であり、日本における《近世 early modern》の持つ人類史的意味を知るための必読文献でもある。

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2017年3月15日 (水)

比較エリート論

日本における東大文Iエリートは、何だかんだ言っても知的に優秀です。それは、EnglandのOxbridge、米国のIvy league、仏のGrandes Ecoles の連中と同質なものです。

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2016年6月28日 (火)

歴史における事実と意見

中学歴史教科書で最も優れているのは東京書籍だと思うが、今年改訂された版の P.114に、「さまざまな身分と暮らし」という節がある。そこに我々も耳タコの「士農工商」の記述がある。

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2016年5月18日 (水)

D.ヒューム「市民的自由について」1742年 (David Hume, Of Civil Liberty)

日のもとに新しきものなし

つい先日、意気揚々と掲載した記事と同じ内容を、31歳のヒュームが274年前に論じていた。う~ん、悔しいというべきか、悲しいというべきか。そもそも天からの gift が違うのだろうから、仕方がないか。

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2016年5月 2日 (月)

エントロピーと成長経済

 自然界では、物質は必ず劣化し朽ちる。生物種の個体もその例外ではない(したがって、自己複製することで生物はそれを乗り越える)。地球の自転でさえ、潮汐力等の様々の要因による抵抗で少しづつ自転速度が遅くなっていることは、原子時計の登場以降明らかになっている。

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2016年4月10日 (日)

名誉革命=英蘭コンプレックスの出現 (Anglo-Dutch complex)

 そもそもアウクスブルグ戦争のさなか、イングランド銀行が戦費のために国債受け入れおよび発券銀行として設立され、P.ディクスン のいう「財政革命」、 J.ブルーワ のいう「財政軍事国家」の柱石となる。オランダとイングランドの同君連合(1689-1702)にともなう軍事的金融的複合体は、結果的に、 前者から後者への世界覇権のソフト・ランディングをもたらした。
岩波講座 世界歴史16 主権国家と啓蒙16-18世紀(1999年) 、p.60(近藤和彦「近世ヨーロッパ」)

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2015年7月 8日 (水)

国制と名前(name)

2015/06/18付 塩沢由典様のコメントへの応答です。

■徳川期における名字に関して

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2014年11月 9日 (日)

徳川朱子学はどこに消えたか

弊ブログ記事に貴重なコメントを頂いた。せっかくなのでコメント欄での応答とはせず、簡略に新記事とさせて頂くことにする。

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2014年9月30日 (火)

情報化社会としての徳川十九世紀

化政期(一八一〇、二〇年代)から天保期(一八三〇年代)には、実質上、大衆社会状況を呈していた列島社会は、徳川のレジーム(徳川氏一姓支配)と齟齬をきたし始めていた。

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2014年8月18日 (月)

社会秩序の崩壊と個人の救済

故尾藤正英氏の新著にこうある。

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