尾藤正英

2018年3月16日 (金)

本居宣長と両墓制

 宣長には、二つお墓があります。先祖伝来の菩提寺、浄土宗樹敬寺に一つ。もう一つは、宣長を実際に土葬した、松坂郊外の山室山の頂上(一応、浄土宗妙楽寺の寺域内)の「本居宣長之奥津紀」です。前者は、世間一般の法事等のためのもの。後者は、いわば「本居宣長」という大学者のファン用のもの、です。

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2018年2月16日 (金)

コンメンタール 尾藤正英「尊王攘夷思想」1977年

本ブログ記事の、

「ひとつの徳川国家思想史」(1)~(12結)

を、PDF化しました。ご利用頂ければ、幸甚です。

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2017年5月 5日 (金)

明治維新批判本の盛況と日本史家の反応

 『週刊エコノミスト』2017年5月9日号の書評欄(P.66)に、中世史家今谷明氏が下記の寄稿をされている。

書評 歴史書の棚 「維新批判の著作ブームに 問われる歴史学者の役割」今谷明

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2016年9月 4日 (日)

尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書〔要約とコメント〕(PDFファイルを添付20180213)〕

以下は、下記の書の全編にわたる章・節毎の要約である。閲覧される方のご参考になれば幸甚。

尾藤正英『日本文化の歴史』(2000年)岩波新書
第1章日本文化の源流
第2章古代国家の形成と日本神話
第3書仏教の受容とその発展
第4章漢風文化から国風文化へ
第5章平安時代の仏教
第6章鎌倉仏教の成立
第7章内乱期の文化
第8章国民的宗教の成立
第9章近世国家の成立と歴史思想
第10章元禄文化
第11章儒学の日本的展開
第12章国学と洋学
第13章明治維新における公論尊重の理念
第14章近代日本における西洋化と伝統文化
参考文献
あとがき

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2016年5月23日 (月)

浄土真宗の《予定説》(201800401参照追記)

願力回向の説
親鸞は、このような心を抱くこと自体が、阿弥陀仏の側から一般衆生に回向されているとし、信ずる心を含めて、浄土往生に必要な条件は、すべて阿弥陀仏の願力によってすでに実現されているのであって、ただその事実を信じさえすればよい、と説いた。
尾藤正英『日本文化の歴史』岩波新書(2000年) 、P.97

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2016年4月25日 (月)

天台本覚論から西田へ、徳川人文主義から和辻へ

・・西田も和辻も、抽象的な意味での「個人」にとらわれた考え方から脱却している点では共通しているが、その中でも、社会的存在として活動している時の、 内面的な心のあり方に焦点を置いたのが、西田の哲学であり、これに対していわば客観的に、人々の社会的な行動の様式の方に関心を向けたとき、和辻の思想となった、といえよう。

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2016年4月14日 (木)

葬式仏教の歴史的意義

・ ・・。檀家制度も本末制度も、通説としては江戸幕府により、鎖国以後の宗教統制のために作られた制度であったと考えられているが、前記の竹田氏の研究によれば、民間寺院の80%が、鎖国直後の寛永20年(1643)までに成立している。
尾藤正英『日本文化の歴史』岩波新書(2000年)、p.129

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2014年8月18日 (月)

社会秩序の崩壊と個人の救済 〔20180122加筆〕

 故尾藤正英氏の新著にこうある。

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2014年1月15日 (水)

享保五年、徂徠哭す

徂徠は次々と家族を失った。

享保五(1720)年、一人残った娘増ますが十七歳で病死する。その深い嘆きを下記の七言絶句に詠っている。時に、徂徠55歳。

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2013年12月31日 (火)

ひとつの徳川国家思想史(12結)

尾藤正英「尊王攘夷思想」、岩波講座日本歴史13、近世5(1977) 所収
内容目次
一 問題の所在
ニ 尊王攘夷思想の源流
 1 中国思想との関係
 2 前期における二つの類型
三 朝幕関係の推移と中期の思想的動向
四 尊王論による幕府批判と幕府の対応
五 尊王攘夷思想の成立と展開

■《評価》

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