政治哲学・政治理論

2020年5月10日 (日)

国語として、あるいは政治としての「文学」/ Literature as a national language or politics

 昔、三島由紀夫が小説とは「理性の酩酊」だと書いていました。

三島由紀夫『文章読本』1959年(中公文庫1995年、p.57)の泉鏡花評。カテゴリー「三島由紀夫: 本に溺れたい」をご参照。

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2020年5月 4日 (月)

「悪」の存在確率/probability of evil

 ひとは、善と悪、ともに選び得る。そこに人間が自由とともにこの「世界」に生まれでる存在的根拠がある。これが人間というものに対する私の基本的考え方です。このことは、すでに弊ブログ記事上でも折に触れて言明しました。

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2020年5月 1日 (金)

種苗法の「改正」に反対します ― アベ売国政権の売国的法改正

 コロナ禍の喧噪の裏で、日本のただでさえ脆弱な「農」と食料安全保障を、危機的な状況に陥れる法案がアベ政権によって国会に提出されています。種苗法改正案です。

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2020年4月 9日 (木)

決定論の起源 The origin of determinism (2結)

(1)からの続き。

 愛と憎しみは、実は同じものです。対象への強い執着という点で。しかし、その表れはまったく逆のベクトルを指し示します。「愛」は、対象との一体化=肯定へと人を導き、「憎」は、対象の拒絶=否定へとひとを駆り立てます。

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2020年3月25日 (水)

歴史の必然 Historical Inevitability (2)

 Isaiah Berlin は、現在のバルト三国の一つ、ラトビアの首都リガ(当時はロシア帝国領)で、裕福なユダヤ系(他にロシア系、ドイツ系も混じる)材木商に長男として生まれました。8歳でロシア革命に遭遇し、母親とともにロンドンに逃れます。おそらくロシア語とドイツ語のバイリンガルで、ヘブライ語が宗教用の第二母語でした。

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2019年11月12日 (火)

新明正道『社会學史槪説』1954年岩波書店

 最近、復刊を知り、amazonに下記のレビューを投じました。御参照頂ければ幸いです。

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2019年5月25日 (土)

神社、demos(凡夫たち)kratia(支配)のためのagora(広場)

 J.C.ヘボン、和英語林集成、1886(明治19)年、にこうあります。

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2019年5月 3日 (金)

ヴァルネラビリティを巡る、パスカル、レヴィナス、吉野源三郎(Pascal, Levinas and Yoshino Genzaburo On Vulnerability)

 以前、vulnerability(人間の傷つきやすさ)について、2編の記事を書きました。

H.L.A.ハートの「自然法の最小限の内容」(H.L.A.Hart "The Minimum Content of Natural Law)

communicability(伝わりうること)と vulnerability(傷つきうること)

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2019年4月10日 (水)

柳田国男の Conservative political theory

 柳田はこの「天然の禁色」(柳田当該書p.7)の社会心理の特質として、二つのことを挙げている。第一に自発的なコントロール、「特に制度を立てて禁止された」(柳田p.8)抑制ではないということ。第二に感覚的なコントロール、「必ずしも計算の結果ではなく」(柳田p.8)ということ。

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2018年11月 1日 (木)

国会議員の法律案の発議権(議員立法権)

 少し気になったので、日本の国会議員の法律案の発議権(いわゆる議員立法権)が憲法上どう規定されいるのか調べました。以下はその簡単なリサーチ結果です。

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