自然科学

2019年8月31日 (土)

南米アマゾン熱帯雨林火災〔2〕

 さて、一つ前の記事でも申し上げましたように、アマゾンの熱帯雨林が「地球の肺」とか、「地球の酸素の20%を生産」とかいった表現は、正確ではありません。そこで簡単な謎解きを。

続きを読む "南米アマゾン熱帯雨林火災〔2〕"

| | コメント (0)

南米アマゾン熱帯雨林火災(NASA衛星画像を含む)

 本年、8月下旬、南米アマゾン川流域に広がる熱帯雨林で大規模な火災が発生しており、いまだ燃えています。この混乱に乗じて開拓地を拡大する好機として野焼きする悪質な開発業者もいる模様です。こうなってしまう問題の根幹は、アムネスティ(Amnesty)の記事が指摘するように、ブラジル政府の開発政策です。下記。

ブラジル:アマゾンを襲う大規模火災 政府の責任 : アムネスティ日本 AMNESTY

続きを読む "南米アマゾン熱帯雨林火災(NASA衛星画像を含む)"

| | コメント (0)

2019年6月25日 (火)

自動車は、ガソリンのパワーの60%を大気中へ捨てている

 今月、興味深い産業ニュースが流れました。

ホンダが世界最高水準のエンジン効率47%、20年代目標 | 日経 xTECH(クロステック)

続きを読む "自動車は、ガソリンのパワーの60%を大気中へ捨てている"

| | コメント (0)

2019年6月24日 (月)

十九世紀のエコロジスト(An ecologist in 19th century)

 西欧列強による帝国主義、植民地獲得競争真っ盛りであり、科学と技術による自然の征服の確信に満ちていた十九世紀半ばに、下記のような認識と世界観を子どもたちに慈愛をもって説く自然科学者がいた、というところに感銘深いものがあります。徳川日本で言えば、桜田門外の変の年に連続講義が行われ、翌年に出版されています。

続きを読む "十九世紀のエコロジスト(An ecologist in 19th century)"

| | コメント (0)

2019年4月29日 (月)

洗濯物はなぜ乾く?(2結)

 前回からの続きです。

■水
 次は、問題の液体(liquid)としての水です。

続きを読む "洗濯物はなぜ乾く?(2結)"

| | コメント (0)

2019年4月25日 (木)

洗濯物はなぜ乾く?(1)

 「水(H2O)は、何度で蒸発する?」と質問されたら、「100℃でしょ。」と普通は応答します。しかし、洗濯物を屋外の風通しの良い場所に干すと、晴天で気温が順調に上昇(20℃前後)すれば、日中の数時間で気持ちよく乾燥します。外気温が100℃になることは地球上ではあり得ないので、先の応答では理屈にあいません。これはどう説明したらよいのでしょうか。

続きを読む "洗濯物はなぜ乾く?(1)"

| | コメント (0)

2019年3月25日 (月)

平川 新『戦国日本と大航海時代』中公新書(2018年4月)〔3〕

〔2〕で述べたことは以下のことです。
「戦場が home か away か、陸戦か海戦か、という側面からみると、16世紀から17世紀にかけて、日本列島の全体あるいは一部が、イスパニア王国を含むヨーロッパ勢に占領(あるいは植民地化)されなかったことが、列島の近世統一権力が軍事的に世界最強だったことを必ずしも意味しない。」

続きを読む "平川 新『戦国日本と大航海時代』中公新書(2018年4月)〔3〕"

| | コメント (0)

2018年9月30日 (日)

寺田寅彦からの警告

 この颱風の真っ最中に、身に染みる内容の随筆があります。

寺田寅彦「天災と国防」(昭和九年十一月、経済往来)

 寺田寅彦の科学エッセイなので、原文はすぐ読み切れます。以下のいずれかをお読みください。

続きを読む "寺田寅彦からの警告"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月 1日 (木)

赤い月を見た

 1月31日の水曜日、夜10時半頃。赤い月を見ました。多分、生まれて初めて?

box4

続きを読む "赤い月を見た"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年1月27日 (土)

地球温暖化のメカニズム

 頭の整理のために、今自分が持っている知識で地球温暖化の機構を箇条書きにしてみました。もし、間違い、事実誤認等ありましたら、ご指摘頂けますと非常に助かります。

続きを読む "地球温暖化のメカニズム"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Adam Smith Aristotle Bertrand Russell Carl Schmitt Collingwood David Hume Football Gottfried Wilhelm Leibniz Immanuel Kant Isaiah Berlin John Stuart Mill Jose Ortega y Gasset Jules-Henri Poincare Katherine Mansfield Max Weber PDF Peak oil pops pragmatism René Descartes Shinji Kagawa sports Stephen Toulmin Strange Fruit Thomas Hobbes 「国家の品格」関連 お知らせ ももいろクローバーZ アニメ・コミック イスラム シンギュラリティ(singularity) タミフル(インフルエンザ) ネオコン(Neocon) ハンセン病 パソコン・インターネット フェミニズム・ジェンダー ミメーシス 三島由紀夫 与謝野晶子 中世 中国 中野三敏 仏教 佐藤誠三郎 備忘録 古代 古典(classic) 古書記 和辻哲郎 国制史 坂本多加雄 坂野潤治 夏目漱石 大正 大震災 天皇 学習理論 安丸良夫 宮沢賢治 尾藤正英 山田大記 山県有朋 川北稔 幕末・明治維新 徳川史 思想史 憲法 戦争 折口信夫 政治 政治哲学・政治理論 文化史 文学 斉藤和義 日本 日米安保 日記・コラム・つぶやき 明治 映画・テレビ 昭和 書評・紹介 服部正也 朝鮮 本居宣長 村上淳一 東アジア 柳田国男 梅棹忠夫 森 恵 歴史 歴史と人口 法哲学・法理論 渡辺浩 環境問題 生活史 知識再生堂(Renqing-Reprint) 知識理論 石井紫郎 石川淳 社会契約論 社会科学方法論 福沢諭吉 科学哲学/科学史 米国 経済 統帥権 美空ひばり 羽入辰郎 自然科学 複雑系 西洋 言葉 読書論 資本主義 赤松小三郎 近現代 速水融 進化論 金融 金言 関曠野 靖国神社 鮎川信夫 麻生太郎