本居宣長

2019年2月16日 (土)

吉田裕著『日本人兵士』2017年、を読んで ― あるいは、歴史的思考法について(1)

 歴史学の名著があるとしたら、下記の本は平成の名著として後世長く伝えられることになると思います。

吉田 裕 著『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』 中公新書2017年12月

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2018年7月14日 (土)

他山の石、あるいは小林秀雄のこと

 「他山の石」とは、石を磨くのに使う、もう一つの石のこと。転じて、他人の善いおこないは見習い、悪いおこないは自分の戒めにすること。「人の振り見て我が振り直せ」の意。

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2018年3月16日 (金)

本居宣長と両墓制

 宣長には、二つお墓があります。先祖伝来の菩提寺、浄土宗樹敬寺に一つ。もう一つは、宣長を実際に土葬した、松坂郊外の山室山の頂上(一応、浄土宗妙楽寺の寺域内)の「本居宣長之奥津紀」です。前者は、世間一般の法事等のためのもの。後者は、いわば「本居宣長」という大学者のファン用のもの、です。

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2018年3月 9日 (金)

借りた本はサッサと読んで貸主に返しなさい(by 本居宣長)

 宣長の、本を借りたら読んで早く返しなさい、のエピソードは下記にあります。

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2017年12月31日 (日)

マスコットと苦難の神義論(Theodizee des Leidens)

マスコット( mascot [en]/mascotte [fr])
英語圏には,フランスの作曲家オードランEdmond Audran(1840-1901)のオペラ《 La Mascotte 》の公演(1880)を機に知られるところとなった語。

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2017年3月27日 (月)

「東京物語」と国学

映画「東京物語」とかけて、国学ととく、その心は、・・・。

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2011年12月15日 (木)

東南アジアにおける《国学》の弱さ

・・・。ただ、わたしが気になったのは、それぞれの国における「国学」のよわさなのである。その点は、日本の場合とひどく事情がちがうのだ。日本の場合は、明治以前にすでに膨大な日本研究の伝統があった。自然科学の面でも、本草学の発達によって、動物相・植物相の研究の下地はできていたのである。人文科学の面では、もちろん歴史研究や古典文学研究はひじょうにさかんであったし、漢学・洋学にならんで、「国学」というジャンルは、はやくから確立していたのである。漢学にあたるものは、タイ、ビルマにもある。仏教の坊さんたちによるバーリ経典の研究はそれであろう。洋学はもちろんある。しかし、国学がよわいのである。     梅棹忠夫「タイからネパールまで―学問・芸術・宗教」(1962年)、梅棹忠夫『文明の生態史観』中公文庫(1998年) 所収、pp.280-281

 日本・中国・韓国における、比較《国学》研究といったものがあるのか寡聞にして知らない。少なくとも東アジア思想史において、かなり重要な分野だろうと思う。ご存知の向きは教示戴ければ幸甚。それにしても、梅棹忠夫という学者の発想力には唸らされる。

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2011年10月30日 (日)

日野龍夫『江戸人とユートピア』岩波現代文庫(2004年)

 “謀叛人”の言葉に惹かれて、サッと目を通した。かつて、もう一つの徂徠像を提出した本だった(原本は、1977年刊)。徳川儒学史を文芸からみたものとして重要な一編。徳川思想史に関心のある向きは、読んでおかれたほうがよいだろう。

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2011年1月11日 (火)

小津富之助とは何者か(2)

 私の本居評がまだ書けないので、参考までに他の方の評を引いてみる。

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2011年1月 4日 (火)

小津富之助とは何者か?

 小津富之助は、裕福な伊勢松坂商人の子として生を享けた。生来商いが肌に合わず、長兄(養嗣子)が江戸表で死んだ21歳のとき、店を畳む。その時整理した資産の残りが400両。

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