大震災

2011年6月 6日 (月)

有効需要と価格硬直性

 先日、大震災と経済学、なる記事をポストした。

 その一方で、最近、①、②の二つ記事を眼にした。そこで、先の記事の内容を若干修正してみる。ま、とりあえずアイデアのみ。

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2011年5月15日 (日)

斉藤和義「ずっとウソだった」(2011年)

 爆笑。やはり斉藤和義はCOOLだ。

斉藤和義「ずっとウソだった」

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2011年5月 9日 (月)

東京大停電の可能性は(たぶん)ない

 昨日、以下のニュースに接した。

浜岡原発:停止要請 各電力会社は「余波」を警戒 - 毎日jp(毎日新聞)

 記事中にこういう文言があった。

国内の商業炉の設備容量は計4884.7万キロワットと、発電設備全体の約17%を占めるが、定検中の原発の再稼働が遅れれば、全国の原発の8割超が一時停止しかねない。

 そこで、本当にすべての原発が運転を停止したら、ニューヨーク・カナダ大停電(2003年8月14日、5000万人に影響)のようなことが起きるのか、実際にデータを使って計算してみることにした。

 使用するのは、下記の公表データ。

情報ライブラリー | 電気事業連合会【でんきの情報広場】

にある、

電気事業のデータベース(INFOBASE) ) - 電力データ

の、INFOBASE 2010、という資料(PDFファイル)。

 そこから数字を抽出して計算し、表にしたものが下記。

A=最大出力(10電力計、2010年3月末、kW)
B=原子力発電の最大出力(10電力計、2010年3月末、kW) 
C=原子力発電を除く最大出力(10電力計、2010年3月末、kW)
D=最大電力(10電力計、2009年、kW)  
E=原子力発電を除く発電による夏季最大電力の充足率(%)   

                             
 B A-B=        C            D C÷D×100=            E
203,970,022 48,847,000 155,123,022 155,120,000 100.002

 上記からとりあえず、以下のことは結論できるだろう。

 発電設備能力からすると、原発をすべて停止しても、ぎりぎり夏場の最大電力に間に合う。

 それにしても、これは数字が合いすぎる気がする。電力業界(=電気事業連合会)にどのような意図があるのか。再考する価値はありそうだ。

〔リンク追加〕

原発はなぜ儲かるか?(20110504リンク追加): 本に溺れたい

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2011年5月 8日 (日)

震える日本列島

 下記は、2011年3月11日(金)における14:46以降の、この地震列島を連続的に襲った地震を、列島地図上に動画で再現したものだ。

 すでに他サイトへのリンクを通じて紹介済みではあるが、改めてこのブログでも注目することにした。“あの時”、いかにマシンガンのように列島が地震の攻撃を受けていたのかよくわかる。

日本の地震の地図(Japan Quake Map)

 このサイトに飛んだら、しばらくジッと待っていてもらいたい。2011年3月11日(金)の00:00から始まり、14:46までには3回しか地震がおきてないので、見ていても、画面上何の変化も起きないからだ。しかし“あの時”が始まったら、目を離してはいけない。というか、目が離せなくなってしまうが。

 上の動画をジッとみたあとで、下記を読んで戴ければ、石橋氏の提言の意味を深く了解されるだろう。

「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)

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福島原発20キロ圏内の動物たち

 原発震災で取り残された動物たちがいる。






 彼らを放置しておいていいはずがない。

 そこで、警戒区域内の動物(ペットまたは家畜等)を救護するために特別に組織された専門家チームを派遣すべく、政府へ提出する要望書に署名活動をされているグループがある。下記。

FreePets  緊急提言

 内容を読み、アクションを起こして戴ければ幸甚。

 上のような活動を西欧かぶれと思い込む方もいるかもしれない。しかし、それは明治以降の西欧化とは別の起源を持っている。それは仏教である。下記を参照して欲しい。

生きている殺生戒(せっしょうかい)

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2011年5月 5日 (木)

「歴史学は未来学である」 川北稔

 歴史学者川北稔氏が、2011年4月7日(木)、朝日新聞オピニオン欄に、東日本大震災について「歴史のいま」と題したインタビュー記事を掲載されている。私自身は既に大新聞も小新聞も読まなくなって久しいが、ありがたいことにこの含蓄深い記事全文をスキャンしてブログに貼り付けて下さっている方がいらっしゃる。下記。

★ 江戸時代……それも悪くない: Goeche's Blog

 全文を読まれるべきだと考える。が、重要なポイントだけ我流に箇条書きにしてみる。

①電力不足問題は、東京プロブレムである。したがって、この禍を福と転じるために、「むしろ企業や役所や大学の一部を「地方」に分散して東京の電力需要を減らすことが大事」だといい、これが「バランス回復の早道であり、そうすれば日本の姿もいくらかよくなる」と指摘する。

②近代世界システムは、18世紀ロンドンのように「政治・経済・文化すべて」を「一極に集中」させた。一方で、「当時の世界システムの外にあった日本では、政治=江戸、経済=大坂、文化(権威)=京と中心が三つの都に分かれていて、安定した、いいかたちだった」のに、「開国後、世界システムに巻き込まれるなかで日本も一極集中が進んでいった」。

③日本は、1755年リスボン大震災後のポルトガルのように徐々に没落するのかもしれない。「ただし、それが不幸かというと、話は別」だ。「ある意味で安定し、人々は幸せな人生を送」れるのではないか。「もっとも、それを「安定」と受け止めるためには我々の価値観、メンタルな部分が変わる必要」がある。「中国に追い越されてしま」うだの、「東アジアの盟主の地位が危ない」だのという、No.1症候群=成長パラノイアから脱却しなくては、「被災後」を「うまくやっていくこと」などできないだろう。

 ①は、この記事の前にポストした記事の中で、石橋神戸大名誉教授が述べていた、「そもそも日本列島に居る限り、地震と共存する文化(文明)というものを確立しなければならない」という発言と、期せずして符合するものがあるだろう。

 ②は、近代世界システムにおいては、西欧主権国家と植民地、という《中核-周辺》構造が、巨大首都(ロンドン、パリ、ベルリン、東京etc.)と「地方」、という国家内《中核-周辺》構造に、再帰的に投射されることを我々に気付かせてくれる。「江戸」が「東京とうけい」となり、「禁裏様」が「大元帥閣下」となって、高御座(京都御所紫宸殿)が「宮」ならぬ「宮城」(古来、禁裏は城などに起居しない)に移されたこと*は、明治の権力ブローカー達が、自覚せずにこの列島を近代世界システムにプラグ・インした瞬間だったと解釈できる。

*参照 和辻哲郎「日本古来の伝統と明治維新の歪曲について」(2)

 ③この点、下記のブログ記事とその賛同者を見ると、「朝まで(アホ)テレビ」のシンボリック・エリートやマスコミ人種の中に皆無でも、市井の中には膨大な(潜在的)支持者がいるのではないか、と希望が感じられる。

バイバイ原発: かわうそ亭

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警告されていた《原発震災》 ⇒ 平成17年2月23日 (水)午前9時39分:第162回国会衆議院予算委員会公聴会/公述人石橋克彦神戸大学都市安全研究センター教授

■この公聴会における石橋氏の公述内容の全文は、下記のリンクが読みやすい。そこには、浜岡原発のメルトダウン時の放射能拡散分布シミュレーションの図も同時に掲載されていて、ちょっと身震いしてしまう。

「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)


■公述全文、および公聴会における国会議員たちとの質疑の抜粋を知りたい方は下記。

石橋克彦:「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難-技術的防災から国土政策・社会経済システムの根本的変革へ-」


■2011年3月15日に、石橋氏(現神戸大学名誉教授)がご自身のHPに、コメントと関連論文のリンクを掲載されている。

石橋克彦 私の考え -2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について-

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2011年5月 3日 (火)

原発はなぜ儲かるか?(20110504リンク追加)

 下記は東電のサイトにある電気料金決定のフローチャートである。

 実はこの中に、なぜ東電が原子力発電所を作りたがり、そしてその出力(つまり稼働率)を高めたがるかを解明する鍵がある。

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2011年4月25日 (月)

震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を政府に要求する院内集会

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震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を政府に要求する院内集会
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3・11の震災は、地球規模で多くの人々にショックを与えました。

ユニオンの被災者の生の声をもとに有志による「基礎所得保障と生活再建の
ための現物支給を政府に要求する院内集会」を開催します。

要旨は被災者に早急に無条件・個人単位による基礎所得保障を支給し、医療
保障、住宅、被災孤児、児童、高齢者、障がい者、ひとり親、女性、セクシャ
ルマイノリティ、在日外国人等に迅速・適切な支援を求めるものです。
また原発で働く労働者への補償と被災者の雇用政策を要求します。

最終的には日本全域に基礎所得、社会保障の充実を求める集会です。

■日時と会場
●4月27日(水)11:30~13:30
●参議院会館B109(地下1F奥)
  http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
  ※ 会館入口で通行証を配布します。

■プログラム
●11:30~13:30 院内集会
●14:30~16:30 フリートーク&交流会の予定(同じ会場)

■発言者(参加国会議員の紹介は随時、行ないます)
●佐々木淑子(福島県・郡山市被災者、ケアマネジャー・看護師・
  認知症グループホーム建設中に被災)
●岸本聡(全建総連・釧路建設ユニオン書記長)
●山森亮(同志社大学教員)
●佐藤昌子さんからのメッセージ代読(パナソニック派遣切り裁判元原告、
  郡山市被災者…予定)
●白崎一裕(反貧困ネットワーク栃木・共同代表・栃木県北にて被災)
●他、関東の被災者の発言(交渉中)
●鎌仲ひとみさん「ヒバクシャ」(監督)からのメッセージ
●アジア・アフリカ、ヨーロッパからの連帯、応援メッセージ
●司会と発言
  白崎朝子(安全な労働と所得保障を求める女性介護労働者の会)

■主催と連絡先
●震災復興基礎所得保障等を政府に要求する実行委員会
    安全な労働と所得保障を求める女性介護労働者の会
    ベーシックインカム・実現を探る会
    反貧困ネットワーク栃木
    ほか
●連絡先
  tel.090-6177-4013
  astrum-animus.sue@ezweb.ne.jp
●詳細情報
  ベーシックインカム・実現を探る会HP
  http://bijp.net/newsinfo/article/251
  PDF版フライヤー(白黒なのでFAXに便利)
  http://bijp.net/site01/files/pdf/2011/20110327BW.pdf

■USTREAM配信情報
●以下のアドレスにてUSTREAMリアルタイム配信を行う予定です。
  http://www.ustream.tv/channel/basic-income1

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2011年4月11日 (月)

大震災と経済学

 2011年3月11日午後、東日本太平洋岸を巨大地震と巨大津波が襲った。そして一ヶ月が経過した。

 その後の経済の様子を観察していると一つ気付くことがある。それは、モノ(=財)はあり、カネ(お金の裏打ちのある需要)もあるのに、そこにモノが届かないため、経済の循環に変調を来たしたことである。

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