石井紫郎

2017年8月15日 (火)

東浩紀『観光客の哲学』2017年4月、を巡る雑感(1)

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』2017年4月

 表題の本を読了したのだが、どう言うべきなのか読後感を書きあぐねている。とりあえず、書き綴ってみることにする。

 私にとり最も興味深かったのは、第1章「観光」、第2章「政治とその外部」、第5章「家族」なので、そこらへんからやってみよう。

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2017年3月17日 (金)

石井紫郎「近世の国制における『武家』と『武士』」1974年

本論文は、比較国制史研究における日本を代表する業績であり、日本における《近世 early modern》の持つ人類史的意味を知るための必読文献でもある。

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2013年12月31日 (火)

ひとつの徳川国家思想史(12結)

尾藤正英「尊王攘夷思想」、岩波講座日本歴史13、近世5(1977) 所収
内容目次
一 問題の所在
ニ 尊王攘夷思想の源流
 1 中国思想との関係
 2 前期における二つの類型
三 朝幕関係の推移と中期の思想的動向
四 尊王論による幕府批判と幕府の対応
五 尊王攘夷思想の成立と展開

■《評価》

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2009年12月 3日 (木)

ひとつの徳川国家思想史(4)

■当ブログでの考察①

 尾藤論文のp.57にこうある。

絅斎の主張は徹底しており、ある王朝の王統が継続している限りは、これに対して謀叛を起こす者があれば、これを「賊」(逆賊)とみなすばかりではなく、その王朝の君主が正統の王位を他者に譲ったりした場合にも、その君主は「賊」であるとする。
・・・・、(後漢の献帝が‐引用者注)天下を軽々しく他人に与えたりすれば、「国家を亡ぼすの罪」を犯したことになる、と主張するのである。君主でさえも、自由に処分することを許されない「漢の天下」とは、何であろうか。それは個人の意思を超えた存在としての漢帝国、すなわち制度としての国家であり、臣下も君主もひとしく、それへの絶対の忠誠を義務づけられている。

 この感覚は、現代の我々にもそれほど違和感を持たずに理解可能だろう。しかしながら、異なる地域、時代においては、下記のようなことが当たり前だった。

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2009年6月18日 (木)

19世紀徳川公儀体制の黄昏

 徳川国家は身分制国家であった。これは、1603年に徳川家康が京の後陽成院から征夷大将軍の宣下を受けたときから、1867年、徳川慶喜が京の睦仁帝に大政を奉還し、将軍職を辞するまで変わらない。

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2008年4月 5日 (土)

徳川期における法人化、紀律化を巡って(1)

羊頭狗肉。二つの引用まで。

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2007年12月 3日 (月)

現代思想11月号臨時増刊号「総特集マックス・ウェーバー」青土社(2007年)(ver1.1)

 本屋でたまたま目撃してしまい、買ってしまった。優先順位の高い事が他にあると言うのに・・・。

 まだ、ほんの一部にしか眼を通せてないが、早速「これは」という収穫があったのでアイデアがらみのメモ程度だが記録しておこう。

 小谷汪之 「ウェーバーの比較社会学と歴史研究 アジア=インド認識を通して」pp.46-60

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2007年11月 7日 (水)

理非の判断権分有の原理

 この表題は、西洋法思想史になじみのある方なら、一瞬、「自然法」のことではないか、と思われるだろう。

 ところが、これは鎌倉時代の武士の法意識をあらわしたものなのだ。

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2007年9月14日 (金)

大政委任論から近世国家神学への遡行

 あまり以前のように記事が書けないでいる。他方、書評を試みたいものは結構ある。

1)前田愛、幻景の明治、岩波現代文庫、2006年
2)小島毅、近代日本の陽明学、講談社選書メチエ369、2006年
3)小島毅、朱子学と陽明学 、放送大学教育振興会、2004年

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2006年2月13日 (月)

法について少し

 以前から気になっていて、うまくまとまらないことがある。

 「法」と「相互性 reciprocity」の関係だ。

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